小沢一郎民主党代表が同党議員らの大代表団を率いて訪中していた七日、衆院外務委員会で質疑に立った同党の松原仁議員が、南京大虐殺の事実を否定し、侵略戦争の歴史をわい曲する発言をくりかえしました。 松原氏は、当時南京に進軍した元日本兵の「フランクな話」として、一度逃げ去った中国人らが戻ってきて「安全区」に大量に集まり、「ラーメン屋」や「散髪屋」を開いたと説明。これらを根拠に、「虐殺は事実上なかった」「日本の兵隊の方々の生の声で、私は実感した」とのべ、当時の生存者や元日本兵らの証言でもすでに明白な大虐殺の事実を根本から否定しました。 つづけて松原氏は、「少なくとも先人の誇りを傷つけるようなことをやってはいけない。慰安婦(問題で)もそうであります」「日本の国益を守る活動をしてほしい」とも発言。歴史の事実をみないで、侵略戦争を美化することが「先人の誇り」や「国益」を守ることなのか、と思わせました。 し
生活保護引き下げ 受給者、悲鳴と不安 12/9毎日 なぜ食費や燃料費が高騰している今になって、生活保護削減かと思う。 そもそも社会保障費の削減は小泉政権時代の2004年の骨太の方針で打ち出されたものだ。小泉元総理は「聖域なき構造改革」をスローガンに改革に邁進している最中で、これまで自民党政権ではタブーとされた「特殊法人」や「特別会計」にメスを入れようとしていた。 それまで「社会保障費」を聖域と考えていいた元々左寄りの人の中にも、小泉の改革に対する熱意に負けて、「我々も社会保障を聖域とは言ってられない」と社会保障費の削減に理解を示す人も現れたのである。このような現象は郵政選挙の少し後まで見られた。 選挙後に小泉改革の矛盾点が色々と指摘されるようになる。俗に言う「小泉改革の影の部分」だが、それより今の政府の対応をより問題視したい。構造改革のうち、特殊法人改革や特別会計改革は完全に後退し、社会保
拉致問題での議員外交の発展――衆議院委員会で対米要求の異例の決議採択-ステージ風発:イザ! http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/414707 先月の訪米時以来、古森氏は拉致議連とすっかり親しくなったようで、このエントリでもやたら平沼赳夫議員らを持ち上げています。政治家というのは会う人を魅了するスペシャリストなので、ジャーナリストを名乗るならばそこそこの距離感で押さえておく方がいいと思うんですけどね。 さて、以前のピンぼけ写真*1の埋め合わせということなのか、平沼氏と松原仁議員の紹介に、公式サイトのプロフィールページから写真を流用している、どころか、またもや直リンクです*2 *3。1枚写真の松原氏はともかく、わざわざテーブルで区切って構成されている平沼氏の写真をご丁寧にテーブルごと流用というのはどうやったのかと思ったのですが、これはたぶん、サイトの画像をワ
時代遅れの原子力 1 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20071203/1196674922 の続きです。 原子力が依って立つ体制は、前近代的な支配体制であると指摘した。では技術的にはどうだろうか。 核反応からエネルギーが取り出される可能性が指摘されたのは、オットー・ハーンとリーゼ・マイトナーが「ウランの核分裂反応」に思い至った時からである。時は1938年。既にファシズムの跫音が響く中での事だった。U235が核分裂時に複数の中性子を放出し、「連鎖反応」が可能で散乱断面積の調整により臨界状態を保てるとされたことから、「原子炉」による「核エネルギー」の取り出し方の青写真が描かれた。 当時のパルプマガジンには既に原子力を取り込んだSFが数多く載せられている。そのいずれもが「核分裂」が何であるかを理解してはいなかったが*1、「少量で莫大なエネルギーを取り出せる」「未来
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