ゴジラ制作に挑む、準備は整った!『ゴジラ-1.0』(ゴジラ マイナスワン)は、ゴジラの実写邦画としては30作目であり、『シン・ゴジラ』(2016)以来、7年ぶりの新作だ。節目となるこの作品で監督を務めたのは、VFXを得意とし、大のゴジラファンを公言する山崎貴。ゴジラ愛が溢れる山崎監督は、新時代のゴジラとどのように向き合い、そして何を描こうとしたのか?
ゴジラ制作に挑む、準備は整った!『ゴジラ-1.0』(ゴジラ マイナスワン)は、ゴジラの実写邦画としては30作目であり、『シン・ゴジラ』(2016)以来、7年ぶりの新作だ。節目となるこの作品で監督を務めたのは、VFXを得意とし、大のゴジラファンを公言する山崎貴。ゴジラ愛が溢れる山崎監督は、新時代のゴジラとどのように向き合い、そして何を描こうとしたのか?
日本が誇る怪獣王・ゴジラが令和の世によみがえった。映画『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』は生誕70周年記念作品にして、シリーズ第30作という節目。終戦直後、焦土から復興しつつある東京をゴジラが蹂躙(じゅうりん)する物語だ。監督・脚本の山崎貴による「戦後日本」と「ゴジラ」の新解釈に迫る。 『シン・ゴジラ』から『ゴジラ-1.0』へ 映画『ゴジラ-1.0』の監督・脚本・VFXを務めた山崎貴は、シリーズの前作『シン・ゴジラ』(2016)の総監督である庵野秀明とのトークでこう口にした。 「『シン・ゴジラ』、素晴らしかったですよ。東宝さんに『次のゴジラ映画、やりませんか?』と言われたとき、『シン・ゴジラ』の後かよ、と思いましたから」 1954年12月に公開された記念すべき第1作『ゴジラ』は、太平洋戦争の終結からわずか9年後、まだ災禍の記憶も新しい時期に、早くも戦争と核のイメージを怪獣映画として表現した
9月に行われた映画『ゴジラ-1.0』の完成報告会見で神木隆之介が主演、浜辺美波がヒロインと発表された際、当時放送中だった連続テレビ小説「らんまん」のコンビということもあり大きな反響が巻き起こった。当時、神木は「『ゴジラ』の撮影が先」と明かしていたが、2023年を通して、神木と浜辺はエンターテインメント界に多くの話題を提供したのは確かだ。そんな二人が『ゴジラ-1.0』に参加した思いと共に、変化したお互いの関係性について語った。(取材・文:磯部正和) 浜辺美波「ゴジラに出演できる女優に」 1954年に公開された第1作目から来年で70周年となる『ゴジラ』記念作品であり、日本で製作された実写版『ゴジラ』の30作品目となる節目の映画。神木は「どのぐらい自分が背負えるのか」と大きなプレッシャーに向き合う覚悟が必要だと感じていたことを明かすと、「いろいろと責任があるなか、公開時に30歳という年齢になる僕
『シン・ゴジラ』は上向き、『ゴジラ-1.0』は横向き! - 山崎貴監督 映画『ゴジラ-1.0』の監督・脚本・VFXを担当した山崎貴が3日、都内で行われた初日舞台あいさつに出席し、作品に込めたこだわりや、異例の規模での北米公開への思いを語った。この日は主演の神木隆之介をはじめ、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介も参加した。 【画像】手は横向き!『ゴジラ-1.0』に登場するゴジラ 以前から「ゴジラの大ファン」を公言してきた山崎監督。初日を迎えて「ずっと長い間ゴジラを撮りたい人から、ゴジラを撮った人になりました」としみじみ語ると、「撮りたい、撮れる、作っているという段階が楽しくて、いまは超ドナドナ気分。寂しくてたまらないんです。嫁に出した気分」と正直な胸の内を吐露。「もう一本ぐらい撮りたいです」と発言し、会場を沸かせた。 ADVERTISEMENT 作品の内容は、公
GODZILLA MINUS ONE Official Trailer 2 » 動画の詳細 3日に日本公開を迎えたゴジラシリーズ最新作『ゴジラ-1.0』(英題:GODZILLA MINUS ONE)の海外版予告編が、ゴジラシリーズの米公式YouTubeチャンネルで公開された。 【動画】ゴジラの新カット満載!『ゴジラ-1.0』海外版予告編 『ALWAYS 三丁目の夕日』などの山崎貴が監督、脚本、VFXを担当した本作は、戦後日本を舞台にした東宝のゴジラシリーズ第30弾。突如日本に上陸したゴジラが、戦争で何もかも失った日本を負(マイナス)にたたき落とす。 ADVERTISEMENT 予告編には、銀座や戦艦を容赦なく破壊するゴジラや、主人公・敷島浩一(神木隆之介)やヒロイン・大石典子(浜辺美波)らゴジラに立ち向かう人々の姿が収められている。海外版で初公開となったカットも満載で、ラストカットでは人々
ゴジラの花道にそぼ降るブラック・レイン今度のゴジラは戦後間もない、ようやく復興が始まった頃の東京を蹂躙するらしいと聞いて、それは紛らわしいのではないか、初代ゴジラは昭和29年に出現したのだから、いっそ同じ年のパラレルワールド的な話でもいいのではないかと思ったのだが、実際に本作を観てみると、映画を面白くするためにはゴジラはどうしても戦後ほどなくして現れなくてはならず、厳密に言えば昭和26年にサンフランシスコ平和条約が批准され、同時に日米安保条約が発効する以前に出現してもらいたい、おそらくそんな作り手の意図になるほどと思った。 なぜそうなのかはあまり詳しく記さないが、要はでかい軍隊が出てきて抽象的な戦争の画が始まるよりも、それこそ『白鯨』や『ジョーズ』のようなレベルでの具体的な戦闘のディテールが描かれたほうが映画はだんぜん面白くなるだろう。事ほどさように前作『シン・ゴジラ』のゴジラはどこか生物
ゴジラ生誕70周年記念作品となる最新作「ゴジラ-1.0」(読み:ゴジラマイナスワン)が11月3日、全国522スクリーンで封切り。東宝によると、同日15時の時点で「シン・ゴジラ」(2016年7月29日公開/興行収入82.5億円)対比265%を記録する大ヒットスタートを切った。 【大ヒットスタート】神木隆之介、浜辺美波らの初日挨拶の様子 日本で製作された実写版ゴジラの30作目にあたる本作では、焦土と化した戦後日本を舞台に、突如姿を現したゴジラが、すべてを失った人々を負(マイナス)に叩き落す。東京・TOHOシネマズ日比谷では初日舞台挨拶が行われ、主演の神木隆之介、共演する浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、監督・脚本・VFXを担った山崎貴が登壇した。 主人公・敷島浩一役を務めた神木は「個人的には、この日が来るのが楽しみである以上に、不安で不安で」と率直な思いを告白し
山崎貴&ギャレス・エドワーズ、日米『ゴジラ』監督が日本で対談! - 写真:高野広美 ゴジラ生誕70周年を記念して製作された映画『ゴジラ-1.0』の監督・脚本・VFXを担当した山崎貴と、新作SFアクション『ザ・クリエイター/創造者』を引っ提げ来日したギャレス・エドワーズの対談が実現。ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』を手がけたことでも知られるエドワーズ監督が、日本で『ゴジラ-1.0』をいち早く鑑賞し、山崎監督とゴジラ映画やシリーズの未来について語り合った。 【動画】エドワーズ監督が嫉妬するほどの完成度!『ゴジラ-1.0』予告編 東宝製作の実写『ゴジラ』シリーズ30作目となる『ゴジラ-1.0』は、すべてを失い無(ゼロ)になった戦後日本を舞台に、ゴジラが日本を負(マイナス)にたたき落とすさまを描く作品。主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロインの大石典子を浜辺美波が演じるほか、山田裕貴(水島四
ゴジラ70周年記念作品「ゴジラ-1.0(ゴジラマイナスワン)」(11月3日公開)で監督、脚本、VFXを務めている山崎貴さん(59)。これまで「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」など観る者を驚かせる映像を作り続けてきましたが、誰もが簡単に動画制作ができる時代で抱く矜持とは。 技術の普遍化 自分は昭和とか、戦争の風景とセットでゴジラを見てきたものですから、今回もその時代じゃないとしっくりこないという感覚があって、戦後の日本という設定にしました。 戦争で何もかも失った人間がどうやってゴジラと戦うのか。そこにある知恵と勇気。それを見せたかったという思いもあります。 そのためには当時の空気を感じてもらう。そこにゴジラが出てきた絶望感も体感してもらう。そんな力のある映像を作る。それをもちろん心がけたんですけど、今は技術の進歩で、誰でも簡単に映像制作ができる時代にもなっています。 かつて、絵の具は
10月27日(金)に実施された第4回山崎貴セレクションゴジラ上映会トークショーの模様を期間限定で公開! なんとMCは庵野秀明氏!『ゴジラ-1.0』、『シン・ゴジラ:オルソ』の話を中心に笑いに包まれた対談となりました。 生きて、抗え。 焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。 残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。 ゴジラ70周年記念作品となる本作『ゴジラ −1.0』で監督・脚本・VFXを務めるのは、山崎貴。 絶望の象徴が、いま令和に甦る。 出演:神木隆之介 浜辺美波 山田裕貴 青木崇高 吉岡秀隆 安藤サクラ 佐々木蔵之介 #ゴジラマイナスワン #ゴジラ #godzilla ■作品HP:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/ ■監督・脚本・VFX:山崎貴 ■製作:東宝(株) ■配給:東宝(株) ■制作プ
「ゴジラ-1.0」丸の内で一般向け初上映、山崎貴監督「運命的なものを感じる」 2023年11月1日 21:20 あと2日で全国公開!第36回東京国際映画祭のクロージング作品として「ゴジラ-1.0」が11月1日、丸の内ピカデリー2で上映され、山崎貴監督と出演の神木隆之介、浜辺美波が舞台挨拶に登壇した。 一般向けの最速で唯一の上映。山崎監督は、「体感する映画、劇場に観客を取り戻す映画を目指したので、全身で浴びてほしい。かなりの倍率で選ばれ熱量の強い人が多いだろうから怖いところもあるが、僕らのゴジラもぜひ“推し”に入れてほしい」と訴えた。 ゴジラが上陸する丸の内での上映に、「運命的なものを感じるし、皆さんここにいたら確実に死にます。(神木と浜辺の)2人も大変な目に遭うので、まばたきせずに見て」と意味深にアピール。浜辺も、「関係者で見た方から、『銀座が凄かった』という話をよく聞くので、見どころだと
11月3日に公開されるTOHOスタジオ・ROBOT制作による映画『ゴジラ-1.0』の公開に先駆けて、有楽町 micro FOOD&IDEA MARKETにて取材会が行われ、山崎貴監督と音響効果担当の井上奈津子が登壇した。今回の取材会では、映画館から家庭でのシアターシステムまで幅広く採用されている立体音響技術の一つである「Dolby Atmos」が、『ゴジラ-1.0』でどのように効果的に活用されているのかについて語られた。 (左から)山崎貴監督、音響効果担当の井上奈津子 ゴジラ生誕70周年を記念した『ゴジラ-1.0』は、日本の映画で初めてIMAX、MX4D、4DX、ScreenX、4DXScreen、Dolby Cinemaという6つのラージフォーマットで上映される。迫力のある映像はもちろん、最高のスピーカーや特別なシアター設計により、観客は圧倒的なゴジラの恐怖を体感することが可能だ。環境音
俳優の神木隆之介、浜辺美波、映画監督の山崎貴氏が1日、都内で開催された映画『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)の舞台あいさつに登壇した。同イベントは『第36回東京国際映画祭(TIFF)』(10月23日~11月1日)のクロージング上映前に実施。同作にとっては、本上映会が公開前唯一の一般向け世界最速上映となった。 【写真】その他の写真を見る シックにまとめたワンピース姿で登場した浜辺は、はじめに「とても倍率の高い抽選をくぐり抜けたみなさんに、これから楽しんでいただけることをすごくうれしく思います」とあいさつ。映画祭のオープニングで歩いたレッドカーペットを振り返り、当時緊張の面持ちだった神木に対して「神木さんって緊張しないイメージだったんですけど、レッドカーペットだけすごく緊張するんですよね。それがとても珍しくて…愉快でした(笑)」とイジるなど、会場を盛り上げる。
「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のクロージング作品『ゴジラ-1.0』の舞台挨拶が1日、都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、山崎貴監督が登壇した。 左から浜辺美波、神木隆之介 『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じた。 同映画祭において本作では初めてとなる一般の観客向けの最速上映を実施。上映前の舞台挨拶で、神木は「今日という日は待ち望んでいたのでうれしいです」と喜びを語った。 23日に行われた同映画祭のレッドカーペットにも3人で参加したが、神木は「レッドカーペットは緊張しましたね。舞台に立って一言挨拶をさせてもらったんですけど、そのときも緊張していました」と告白。「ほかの作品の監督さん、キャストの皆様もいらっしゃったので、
「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のクロージングセレモニーが1日、都内で開催され、クロージング作品『ゴジラ-1.0』に出演する神木隆之介、浜辺美波、山崎貴監督が登壇した。 神木隆之介 『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じた。 主演の神木は、本作出演が決まったときの心境を聞かれると「プレッシャーが大きかったです」と告白。「日本を代表し、世界でも愛されているゴジラというコンテンツ、ゴジラという存在に関われるという、そしてその作品の主役をやらせていただくというのはとても大きなものを背負わなければいけないのかというプレッシャーは大きかったです」と打ち明けた。 続けて、「もうすぐ11月3日に公開ですが、今はそのプレッシャーはなくて
神木隆之介、浜辺美波、山崎貴監督が登壇した『ゴジラ-1.0』東京国際映画祭クロージング上映舞台あいさつの模様をトークノーカットでお届け 〜見どころ〜 『ゴジラ』シリーズの70周年記念作品で、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなどの山崎貴が監督、脚本、VFXを担当するパニックムービー。戦後、焼け野原となった日本にゴジラが現れ、戦争の惨禍を生き抜いた主人公らに襲い掛かる。NHKの連続テレビ小説「らんまん」などの神木隆之介と浜辺美波が主人公とヒロインを演じ、山田裕貴や安藤サクラ、佐々木蔵之介などが共演する。 劇場公開:2023年11月3日 作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T0028947 公式サイト:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/ (C) 2023 TOHO C
『ゴジラ-1.0』Dolby Cinema 版の魅力とは? 映画『ゴジラ-1.0』トークセッション「Dolby Cinema/Dolby Atmos 版の制作について」と題した特別取材会が31日、第36回東京国際映画祭内にて行われ、山崎貴(監督・脚本・VFX)と井上奈津子(音響効果)が出席。Dolby Cinema 版の製作を初めて体験した山崎監督が、その裏話を語った。 【動画】戦後日本を破壊するゴジラ…『ゴジラ-1.0』予告編 ゴジラ70周年を記念して製作された『ゴジラ-1.0』は、戦後日本に出現したゴジラが戦争の惨禍を生き抜いた主人公・敷島浩一(神木隆之介)らに襲い掛かる東宝ゴジラシリーズ第30弾。 ADVERTISEMENT Dolby Cinema 版の製作は「本当に念願だった」と興奮気味に語る山崎監督。IMAXをはじめとしたプレミアムシアターに対応するフォーマットはすべて対応させ
庵野秀明氏「ゴジラ-1.0」に好意的な意見 「いろいろツッコミどころは満載」とも 2023年10月27日 21:11 山崎貴監督(左)と庵野秀明監督ゴジラ生誕70周年記念作品となる最新作「ゴジラ-1.0」(読み:ゴジラマイナスワン)の公開記念トークイベントが10月27日、都内で行われ、同作のメガホンをとった山崎貴監督と、2016年公開の「シン・ゴジラ」で脚本・総監督を務めた庵野秀明氏が出席。ゴジラ愛にあふれた対談を繰り広げた。 日本で製作された実写版ゴジラの30作目にあたる本作では、焦土と化した戦後日本を舞台に、突如姿を現したゴジラが、すべてを失った人々を負(マイナス)に叩き落す。 山崎監督は、東宝から「ゴジラ」新作のオファーを受けた際の心境を「正直『シン・ゴジラ』の後かよって(笑)。ぺんぺん草も生えていないのに、普通は誰もやらないですよ」と率直に告白。これに対し、庵野氏は「いや、本当によ
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