NASA、火星への有人飛行に向け「人工冬眠」、「星間移動」や「磁気フィールド」など8つの構想に資金援助 記事の本文にスキップ 2030年代に火星への有人飛行を予定するNASAであるが、おそらくは普通とは少々違った発想が必要となるだろう。そうしたアイデアを募るため、NASAイノベーティブ・アドバンスト・コンセプツ(NASA Innovative Advanced Concepts = NIAC)というプログラムの一環として、8つの奇抜なアイデアに対して2回目の資金助成が実施される運びとなった。 このフェーズIIでの助成額はそれぞれにつき50万ドル(約5,400万円)で、対象はNIACのフェーズI期間において実証された実現性と効果に基づいて選び出された。こうしたコンセプトはいずれも開発初期段階にあり、実現まで今後10年以上が見込まれ、また失敗する可能性も高い。だが資金を獲得できたのはいずれも驚