最近、チーターなどがもつ「ふわふわな尻尾」が、動物の俊敏性と安定性を向上させていたと判明。 アメリカ・カーネギーメロン大学機械工学科に所属するジェセフ・ノービー氏ら研究チームは、動物のふわふわな尻尾(空力尻尾)を応用したロボットを開発しました。 ロボットの移動速度に応じたトルクが生み出せるため、高い敏捷性と安定性を獲得できると考えられます。 研究の詳細は、1月6日付けの科学誌『IEEE Transactions on Robotics』に掲載されました。
光合成するウミウシには葉緑体に対して独自の接待法を編み出していました。 基礎生物学研究所で行われた研究によれば、一部の光合成するウミウシは、エサから盗んだ葉緑体を、植物とは異なる方法で細胞に組み込み、光合成を行わせているとのこと。 これまで葉緑体が光合成を行うには光や水、二酸化炭素以外にも、植物本体の光合成遺伝子が必要であることが知られており、ウミウシも植物の光合成遺伝子を何らかの方法で獲得していると考えれていました。 しかし今回の研究では、それが違うと判明します。 葉緑体に光合成させるには、受け入れる動物細胞の遺伝子を調整するだけよかった分かったのです。 研究内容は4月27日付けで『eLife』に掲載されています。
昔ムキムキだったスポーツ選手や、アクション俳優が年老いて衰えていく姿は誰にとってもショックです。 人はどれほど鍛え上げても、加齢とともに筋肉量が減少していきます。 しかし、この問題はもしかしたら近い将来なくなるかもしれません。 米国ソーク研究所(Salk Institute for Biological Studies)の研究チームは、幹細胞研究で使用される分子化合物を組み合わせて、加齢により減少する筋肉組織を再生させる方法を発見したと報告しています。 筋肉の減少するメカニズムや、それを再生する方法が明らかになれば、アスリートや高齢者にとって明るい未来が築けるようになるかもしれません。 この研究の詳細は、5月25日にオープンアクセスジャーナル『Nature Communications』に掲載されています。
心地よく寝ようとしているのに耳元で聞こえる「プ~ン」という蚊の羽音には、即座に殺虫剤を手にしたくなるほどの怒りをかき立てられることがあります。一体なぜ蚊はあんなにも的確に耳元を飛んで邪魔をしてくるのか、アリゾナ大学昆虫学教授のマイケル・リーレ氏がその事情を明かしています。 Why do mosquitoes buzz in our ears? | Live Science https://www.livescience.com/why-mosquitoes-buzz-near-ear.html なぜ蚊が耳元を飛び回るのかということについて、リーレ氏は「蚊の羽音が届く範囲は広くなく、耳元に飛んできた時にだけ気づくのです」と結論を述べています。「耳に届くその羽音は、おそらくメスの蚊によるものです。通常、オスの蚊はぶらぶらと飛んで花の蜜などを飲んでいますが、メスの蚊は交尾後の出産に必要なエネルギ
by Robert Couse-Baker 「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる、魔法界で人気のあるお菓子「カエルチョコレート」のような見た目をした、チョコレート色のアマガエルがニューギニア島のプラリ川流域で見つかりました。 Multiple trans-Torres Strait colonisations by tree frogs in the Litoria caerulea group, with the description of a new species from New Guinea https://www.publish.csiro.au/zo/Fulltext/ZO20071 Look at This Newly Discovered, Utterly Adorable 'Chocolate' Frog Species https://www.scienceale
リトアニア共和国の首都ヴィリニュスとポーランドのルブリンを結ぶ「ポータル」が設置されました。 The Future is Here: Vilnius Invites Residents to Connect with Another City Through a ‘PORTAL’ | LETA https://www.leta.lv/eng/press_releases/8F8551B3-B997-4722-B6C5-96EB498FD60F/ Lithuania And Poland Built A 'Portal' Connecting Two Of Their Cities And People Are Loving It | Bored Panda https://www.boredpanda.com/virtual-door-lublin-vilnius-portal/ Viln
菌は人体に害を及ぼすだけでなく、金を引き寄せたり、エネルギーを生み出したりといったさまざまな方法で利用されています。イタリアでは、ミケランジェロの彫刻を菌の「えさ」とすることで、美術品を復活させるというプロジェクトが行われました。 Send in the Bugs. The Michelangelos Need Cleaning. - The New York Times https://www.nytimes.com/2021/05/30/arts/bacteria-cleaning-michelangelo-medici-restoration.html 西洋美術史のあらゆる分野に大きな影響を及ぼしたといわれるミケランジェロは、彫刻家および建築家として、その生涯で多くの作品を残しました。メディチ家礼拝堂内部にある新聖具室はミケランジェロの最高傑作と呼ばれる作品で、建設から数百年たっても
by NASA/Canadian Space Agency 地球の衛星軌道上にはロケットや人工衛星の破片などの宇宙ゴミ(スペースデブリ)が大量に浮遊しており、国際宇宙ステーション(ISS)や人工衛星に衝突して深刻な影響が出ることが懸念されています。カナダ宇宙庁が2021年5月28日、ISSのロボットアームを定期検査した際に「スペースデブリが衝突した痕跡」を発見したと報告しました。 International Space Station news - Canadian Space Agency https://www.asc-csa.gc.ca/eng/iss/news.asp#20210528 Orbital debris strikes ISS robotic arm, leaves a mark - CNET https://www.cnet.com/news/orbital-debr
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