老いはワクチンで予防する時代が来そうです。 日本の順天堂大学で行われた研究によれば、老化した細胞を攻撃するように免疫細胞を教育する「抗老化ワクチン」の開発に成功した、とのこと。 抗老化ワクチンを接種されたマウスは老化細胞が除去され、老化にともなう症状に改善がみられたほか、実際の年齢よりも早く老化が進む早老症のマウスの寿命も延長されました。 老化をワクチンで予防することが可能になれば、幅広い人々に末永い健康を提供できるようになるでしょう。 研究内容の詳細は12月10日に『Nature Aging』に掲載されました。