顔を覆わない新しいマスクが発売されるかもしれません。 米国のノースカロライナ大学(North Carolina State University)で行われた研究によって、吸引するだけで粘膜の防護機能を増強できる粒子「SHEILD」が開発されました。 この粒子は気道や肺などの湿った場所に付着すると10倍に膨らんで粘膜を覆うゲル状の防壁を作り、ウイルスが細胞に到達するのを防ぐことが可能になります。 研究では実際にマウスとサルを用いた動物実験が行われており、吸引された粒子が各種ウイルス感染から動物たちを保護する「見えないマスク」として機能している様子が示されています。 研究内容の詳細は2023年2月9日に『Nature Materials』にて公開されました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く