太陽系の果てに未発見の惑星が存在するかもしれません。 近畿大学と国立天文台の研究者たちが行った新たなシミュレーションにより、太陽系の外縁部には、まだ確認されていない地球よりも大きな惑星が存在する可能性が浮上しています。 研究者たちは今回、海王星軌道よりさらに外側の遠方にあるカイパーベルトという領域の天体の特性を初めて再現しました。この成果から、まだ未発見の新しい惑星が存在し、その惑星がカイパーベルトを形成する上で重要な役割を果たしている可能性が高いと示唆されました。 この未知の惑星は一体どのようなものなのでしょうか。 研究の詳細は、2023年8月25日付で『The Astronomical Journal』に掲載されています。