トヨタ自動車12月14日、バッテリーEV戦略を発表した。2030年までに30車種のバッテリーEVを展開、グローバルに乗用・商用各セグメントにおいてフルラインで用意し、グローバル販売台数を年間350万台とする。 カーボンニュートラルの実現に向けたトヨタの戦略のうち、有力な選択肢がバッテリーEVだ。 その中で、レクサスは航続700kmのスポーツEVを市場に導入する。全固体の搭載も検討しているという。レクサスは2030年までにフルラインアップをパッテリーEVにし、グローバルで100万台を販売する。2035年にはグローバル販売でバッテリーEV100%とする。 航続700km、レクサスのスポーツBEV《高木啓》
『ベストカー』12月26日号 発行:講談社ビーシー / 講談社 定価:450円(本体409円+税) 衝撃SCOOP!! というアオリ通りの内容だ。『ベストカー』12月26日号が、リッタークラスのミドシップスポーツカーの情報をスクープしている。なんとトヨタ、ダイハツ、スズキの共同開発がスタートしたという。 実はダイハツには古くからスポーツカーを生み出す文化があるそうで、東京モーターショー1991にはコンセプトカー『X-02』を出展している。スズキは90年代にFRオープン2シーターの『カプチーノ』を商品化していた。いっぽうトヨタは、東京モーターショー2015に『S-FR』というコンパクトFRコンセプトカーを展示していた。 記事では開発のいきさつ、3社の役割、エンジン、シャシー、そしてデビュー時期と価格まで解説する。 スズキ・カプチーノ人気カテゴリー、コンパクトSUVでは「頂上決戦!!」を企画し
フォルクワーゲンは11月3日、『ID.5』をオンライン発表。そのなかで、もうひとつのニュースがあった。『ID.BUZZ(アイ・ディー・バズ)』のプロトタイプが画面に登場し、販売/マーケティング担当役員のクラウス・ツェルマー氏が「来年早々に発表する」と明らかにしたのだ。 VWのバッテリーEV、ID.シリーズは『ゴルフ』級ハッチバックの『ID.3』に始まり、クロスオーバーSUVの『ID.4』、それよりワンサイズ大きな中国向けSUVの『ID.6』と続き、そしてスタイリッシュなクーペSUVであるID.5がデビューした。シリーズの第5弾となるID.BUZZは2列シート・ミニバン。その外観に往年の『タイプ2』(いわゆるワーゲンバス)のイメージが宿ることは、カモフラージュのラッピングが施されたプロトタイプでも容易に想像できるだろう。 タイプ2を現代に蘇らせる。その道程は20年前に遡る。ID.BUZZのデ
ブガッティは11月2日、リマックとの合弁会社の「ブガッティ・リマック」(Bugatti Rimac)が発足した、と発表した。 ポルシェとリマックは2021年7月、ブガッティとともに新しい合弁会社を設立することで合意した。合弁会社のブガッティ・リマックは、新しいハイパーカーメーカーとして、クロアチアのザグレブに本社を置く。リマックはブガッティ・リマックの55%の株式を保有し、ポルシェは45%の株式を保有する。 ブガッティは現在、フォルクスワーゲングループの傘下にある。合弁会社のブガッティ・リマックの設立後、フォルクスワーゲングループが持つブガッティの株式は、ポルシェに譲渡される予定だ。 新しい合弁会社の下で、ブガッティとリマックの両ブランドは当初、ブガッティ『シロン』とEVのリマック『ネヴェラ』の2つのハイパーカーを生産する。ブガッティは合弁会社の設立後も、引き続きフランス・モルスハイムのブ
ホンダは9月30日、宇宙など新たな事業領域への取り組みを発表し、再使用が可能な小型ロケットの開発に着手していると明らかにした。 このロケットは、低軌道向けの小型人工衛星の打ち上げでの活用を念頭に置いている。開発プロジェクトは、エンジンの燃焼技術、航空機や自動車での空気力学など流体技術、さらには自動運転などの制御技術といった「ホンダのコア技術を生かせばロケットができる」という若手技術者の発案がきっかけとなって、2019年末に立ち上げた。 宇宙利用では、温暖化や異常気象など地球環境の観測、自動車のコネクテッド技術のための広域通信などを用途とする人工衛星のニーズが年々高まっているものの、打ち上げのためのロケットは不足しているのが実情という。このため、開発するロケットは打ち上げ後に一部を着陸・回収しての再使用も想定し、コスト面の優位性も追求していく。回収では自動運転の開発で培った制御や誘導の技術を
ホンダは9月30日、ロボティクスや宇宙など新たな事業領域への取り組みを発表し、「アバターロボット」(分身ロボット)の開発を進めていると明らかにした。 このロボットは遠隔操作によって人の分身となり、リモートでありながら、あたかもその場にいるようにして対象物を扱うことなどを可能にするものだ。バーチャルの環境での医師による遠隔診断と治療、さまざまな作業や学習などでの活用が想定されている。 ホンダはこれまでの「ASIMO」をはじめとするロボティクス研究の蓄積を基に、人を模した「多指ハンド」と「AI(人工知能)サポート遠隔操縦機能」を組み合わせ、高度なアバターロボットの実現を目指している。ASIMOにも採用していた多指ハンドは、さまざまなものを握って保持したり、ドライバーなどの道具を操るといった人間並みの機能を追求している。 同時に、軽いものから重たいものまでを扱える繊細さと力強さの両立も必要で、重
ランボルギーニは8月13日、『カウンタックLPI 800-4』(Lamborghini Countach LPI 800-4)を発表した。『カウンタック』の生誕50周年を記念して、世界限定112台を生産する。車名を本来のイタリア語ピエモンテ方言に近い仮名書きにすると「クンタッチ」だ。 オリジナルのカウンタックは1971年に「LP500」が先行発表され、市販モデルの「LP400」が1974年に発表された。ランボルギーニ・スタイルセンターのミチャ・ボルケルト所長は「初代カウンタックは、ランボルギーニのデザインDNAを形作った。そして新型も、他の車には決して見られないエッジーなキャラクターを再現している」という。 初代カウンタックのデザインは、カロッツェリア・ベルトーネのデザイン部門を率いていたマルチェロ・ガンディーニだ。ボルケルトはガンディーニその人のことを、ランボルギーニのデザインDNAの創
ランボルギーニ『アヴェンタドール』(Lamborghini Aventador)が、V型12気筒エンジンを搭載する歴代全モデルの販売台数の合計を上回った。8月5日、ランボルギーニが発表している。 アヴェンタドールは、『ムルシエラゴ』の後継車として2011年3月、ジュネーブモーターショー2011で発表された。自然吸気の6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンを、ミッドシップに搭載する。まずは、クーペモデルの『アヴェンタドールLP700-4』が発表された。以来、改良を施しながら生産され、1万台の販売台数を達成した。 最新モデルの『アヴェンタドール LP780-4 Ultimae』には、ランボルギーニの市販車向けとしては、史上最強かつ最後となるV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。チタン製インテークバルブの採用や、VVT(可変バルブタイミング)やVIS(可変吸気システム)の最適化によ
コロナ禍によるライフスタイルの変化にも、否応なしに順応してきた私たち。行動が制限され息苦しさを感じることも少なくないが、新しい価値観に目覚めたり、これまでにあったものの魅力を再認識したりすることもしばしばだ。 特にクルマ好きからは、大好きな愛車で走る喜びを改めて感じたという声も聞く。これまで自動車にあまり触れてこなかった人々の中にも、公共の交通機関を避け、自動車移動を選択する機会が増えるにつれて、新たにクルマで走る喜びを感じ始めたという人もいることだろう。 そこで、“クルマ”という共通項を持つ、プロダクトデザイナーの奥山清行氏とモータージャーナリストの島下泰久氏に、それぞれの愛車アルファロメオ4CとホンダS2000を前に、ニューノーマルの中の変化や、取り戻したい日常について、さらにはクルマの今、そしてポスト・コロナの時代とその先の未来について、今だからこそ感じることを大いに語っていただいた
経済産業省、国土交通省は5月21日、官民関係者による空飛ぶクルマの実現に向けた「空の移動革命に向けた官民協議会」を開催し「大阪・関西万博×空飛ぶクルマ実装タスクフォース」を立ち上げることを決定した。 今回の官民協議会での会合では、新たな構成員が加わることや、2025年大阪・関西万博で空飛ぶクルマでの移動の実現に向け「大阪・関西万博×空飛ぶクルマ実装タスクフォース」を設置することを決めた。タスクフォースは2025年大阪・関西万博での空飛ぶクルマ飛行実現に向けて、離着陸場の整備や運航などについてより具体的な議論を進める。 また、官民協議会の新たなメンバーとしてトヨタ自動車、ジョディアビエーション、ボロコプター、GMOインターネット、東京海上日動火災など、10社が加わった。 《レスポンス編集部》
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