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ひきこもりに関するishikawa-kzのブックマーク (10)

  • ビデオ「ひきこもり脱出マニュアル 全3巻」(監修:斎藤環、2003年) - Freezing Point

    制作・著作・販売: 「PEエデュケーション」 【注文フォーム】 ある図書館でお借りして、視聴できました。 ひきこもり状況の再現ドラマのあと、斎藤環さんが細かく解説し、ご家族向けのアドバイスを提示するというもので、お話の内容そのものは、全国の講演会でなさっているのと同じものです。 60分のVHSビデオ1が24,150円と、面らうほど高額です。 事情は何も存じませんが、「上映権・貸出権付き」であることと、職の俳優・スタッフによる再現ドラマなどで、費用がかさんだのではないでしょうか*1。 ビデオの性質上、個人で購入して所有するというより、公共施設や「親の会」有志でお金を持ち寄って購入するのにふさわしいと思います。 内容そのものは、斎藤環氏が80年代以来、2000例におよぶ臨床経験から編み出したアドバイスであり、仮に批判があるとしても、「これを踏まえた上でどうするのか」という、拠点としての意

    ビデオ「ひきこもり脱出マニュアル 全3巻」(監修:斎藤環、2003年) - Freezing Point
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/10/22
    「ひきこもる者を過剰に「いい人」に思おうとするのは、そう思おうとする側の症状だ。 過剰な信頼は、信頼する側のナルシシズム」
  • asahi.com:ひきこもり 支援へ拠点-マイタウン福岡・北九州

    ■県内初 北九州のNPOが運営 学校や仕事に行かず、自宅で過ごす状態が長期間続いている「ひきこもり」の人や家族への支援拠点となる北九州市のひきこもり地域支援センターがウェルとばた(同市戸畑区汐井町)に開所し、8日に開所式があった。運営を委託されたNPO法人STEP北九州の竹内レイ理事長(66)は「ひきこもっている人や家族が生きることが楽しいと思えるよう、力になっていきたい」と抱負を述べた。 (山下知子) センターは国の補助事業で今年度から都道府県と政令指定都市に設立されることになっている。運営形態などは各自治体に任されるが、北九州市は91年から不登校とひきこもりの支援に携わり、電話相談などの活動実績を積んできた同NPOに委託することにした。県内では初の設置だ。 常駐スタッフは3人。北九州市内の人を対象に、ひきこもり支援相談士や産業カウンセラーが相談に応じる。必要に応じて教育

  • 思惑と責任のからみ合い - Freezing Point

    何かの「当事者」として発言する人は、商業主義やイデオロギー、個人的な功名心などに、利用される危険がある。使命感からカミングアウトしたはずが、私的利害や党派的思惑に巻き込まれただけ、という…。 体験談を求められたり、カミングアウトを試みたりするときは、どうか注意してください。そして逆に、ご自分の発言が帯びてしまう政治性にも、注意すべきだと思う。そのつもりがなくても、「代表性」のようなものが出てきてしまう。 こういう分析が「関係当事者」に必要だし、その分析を生きることの臨床性を、絶対に無視するべきではない。

    思惑と責任のからみ合い - Freezing Point
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/06/27
    「そのつもりがなくても、「代表性」のようなものが出てきてしまう。 こういう分析が「関係当事者」に必要だし、その分析を生きることの臨床性を、絶対に無視するべきではない。」
  • 「Hikikomori は、炭鉱のカナリア?」  ミーガン氏の引きこもり論 - Freezing Point

    神戸大学・海事科学部の特任准教授(参照)、George Meegan(ジョージ・ミーガン)氏*1による引きこもり論。(以下、強調はすべて引用者) 「Hikkikomori – Canary in the mineshaft? Part 1」 「Hikikomori Part 2」 「Hikikomori Part 3」 「Hikikomori Conclusion」 論考中で言及されている、「2006 年国際ワークショップ・公開講演会報告」(PDF、日発達心理学会企画委員長・安藤孝敏氏)より: 2006 年の国際ワークショップは,米国ユタ大学のアラン・フォーゲル(Alan Fogel)教授を講師とし,河合優年武庫川女子大学教授をホストとして,8 月16 日から19 日までの4 日間,「対人関係における変化の過程−ダイナミック・システムズ・アプローチからの検討−」というテーマで,早稲田大学

    「Hikikomori は、炭鉱のカナリア?」  ミーガン氏の引きこもり論 - Freezing Point
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/06/19
    「《問題》は、子どもの《中に》あるのではなく、コミュニケーションのシステムにある」ひととおり読んだがさらに熟読したい内容。
  • 渡辺位(わたなべ・たかし)氏 逝去 - Freezing Point

    不登校問題に尽力された渡辺位氏が、5月25日に亡くなられたとのこと。 http://foro.blog.shinobi.jp/Entry/116/ (山下耕平氏のエントリー) 私は面識はありませんでしたが、この問題に取り組んでこられた先行世代が「亡くなりつつある」という現実を、あらためて突きつけられました。 「医師や親世代が、子どものために尽力する」という構図から、「悩む人が、自分たちで切り盛りする」という状況に、否が応でも変わらざるを得ません。

    渡辺位(わたなべ・たかし)氏 逝去 - Freezing Point
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/06/18
    渡辺位さんは知らなかったが、次の言葉やリンク先の文章には心動かされる。「「悩む本人が、自分たちで切り盛りする」という状況に、否が応でも変わらざるを得ません。」
  • 目指すべき包摂性のスタイル - Freezing Point

    の難点 (幻冬舎新書) 作者: 宮台真司出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04/01メディア: 新書購入: 28人 クリック: 233回この商品を含むブログ (227件) を見る「母親のおかげで、ヤクザから恩恵を受けてきた」というエントリーに、多くのコメントをいただきました(ありがとうございます)。 以下では、反論というより、議論趣旨の先鋭化を目指します。 エスノグラフィーの手法としては普通だと思うけど。 http://b.hatena.ne.jp/bokudakenosunaba/20090504#bookmark-13270012 「社会学者なら、調査のためにヤクザと付き合っていても当然」というご意見だと思います。しかしそれだけなら、「研究者とヤクザの特殊な関係」を説明すればよいことです。 私が取り上げた箇所で宮台氏は、単に知的事業の説明をしたのではなく、「善意と信頼に

    目指すべき包摂性のスタイル - Freezing Point
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/05/09
    「「親分が黒といえば、白のものも黒になる」といわれる任侠的な関係性には、耐えがたいものが」この部分全く同感です。宮台氏は試行錯誤を強調しながらスタートやゴールを強く固定化してると感じるときがあります。
  • 《動かす》こと - Freezing Point

    「組立」に取り組まれてきた画家・永瀬恭一氏が、先日終了した展覧会のフリーペーパーに掲載いただいた拙文(参照)について、説明をくださっています。 私の力不足もあって、美術の展覧会のフリーペーパーに「ひきこもり」の話が掲載されていることが腑に落ちない人は一定数いただろう。しかし、何度も繰り返すが、上山さんの問題意識は、何かしら自分の活動や生活の中に「動かない」ものを抱えているひとにとっては、等しく参照可能な筈なのだ。 永瀬さんからいただいた原稿依頼は、私がこのブログに 止まっているものを《動かす》ことが、芸術と臨床の仕事ではないのか と書いた、まさにその点についてだったのでした。 しかし、今の私にはそれを直接論じる力がないと感じた。 そこで、まずは「ひきこもり」そのものの事情を説明し、そこで必要となる臨床上の趣旨が、今回の展覧会と内在的にかかわるのではないか、と論じたのでした。 ですので、ひき

    《動かす》こと - Freezing Point
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    ishikawa-kz 2009/04/28
    「何をもって「動いている」ことにするかは、ひどく先鋭的に立場を分けるのではないでしょうか。」内在的な領域と外在的な領域を、なんども往復する大変さがありそうに思います。変化してゆく先に何があるか等も。
  • 展覧会 「組立」 上田和彦×永瀬恭一 展 開催中 - Freezing Point

    会期: 2009年3月26日(木)〜4月8日(水) 会期中無休 会場: 「photographers' gallery」 【地図】 時間: 12:00〜20:00 参照:「今期「組立」搬入ドキュメント」 「組立」対話企画 「上田和彦×林 道郎 〈筆触・イメージ・身体〉」 2009年4月4日(土) 18:00より(当日は17:30以降作品を撤去します) コーディネート:永瀬恭一 料金: 1,000円 (要予約) 美術の展覧会フリーペーパーに、はじめて寄稿させていただきました(参照1)(参照2)。 「コスプレへの監禁ではなく、素材化の自由を」というタイトルです。 美術を知らない私が引き受けてよいものか悩みましたが、 社会参加をめぐる臨床は、《制作過程》を中心化するべき。 その点で、今回の展覧会とモチーフを共有するのではないか。――というかたちで論じています。

    展覧会 「組立」 上田和彦×永瀬恭一 展 開催中 - Freezing Point
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/03/26
    関西在住なので見にいけませんが関心あります。フリーペーパーがどこかで見られたらいいのだけど。
  • 破綻と制度 - Freezing Point

    治『いま私たちが考えるべきこと (新潮文庫)』Pp.210-216 「個性を伸ばす教育」と言う人の多くは、「個性」というものを誤解している。 「個性」とは、そもそも「哀しいもの」で、そんなにいいものではないのである。 (略) そこそこに平均的で特徴がない――そのような形で一般性に覆われてしまった人間が個性を目指したって、無理である。 「ここまで出来たんだから、その先にある“個性”も」と思ったって、個性は、「その先」に崖から転落して、そうして負った傷からしか生まれないのである。 個性の門口は、「破綻」という形でしか訪れてくれない。 その破綻によってできた傷の痛みに堪える力のない者は、「個性」なんか目指さない方がいいのである。 一般的な達成を得てしまった人間は、一ぺんその達成をぶち壊さなければ、「個性」への道を辿れない。 そんなことはムチャだから、やめた方がいいのである。 ぶち壊しのあとに

    破綻と制度 - Freezing Point
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/03/10
    ガタリ: 制度の中で働く、働かないなんて選択できませんよ。 制度の中で働かない? それはどんなことを意味するのですか?
  • なかったことにできない - Freezing Point

    私は、社会参加も、人の集まりも、セクシュアリティも、訪問支援も、耐えがたいものとして主題化している*1。 ところが “支援者” たちは、「つらいけれども、順応できる何か」だという。 彼らは、飼い馴らせることを前提にしか論じない。 私自身が、「社会参加するには、そうしなければならないのか?」と繰り返し譲歩する*2。 廃棄できない政治性を考えることは*3、それを飼いならせると思い込む人たちに忌避される(「こいつさえいなければ…」)。 彼らが抑圧し、なかったことにするのが社会性だと誤って思い込んだものに固執し抜くことが私にとって最善の良心であり、この作業を持続させない人と私は関係を維持できない。 その時点で、私の社会参加はほとんど破綻している。 優等生的な支援論にこれほどひどい怒りがわくこと。 メタ談義のインテリごっこや、共同体を前提にする支援イデオロギーのナルシシズムにも耐えられない。 それで

    なかったことにできない - Freezing Point
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/03/03
    「この耐え難さは、飼い馴らせるものではない」多く精神障害として囲い込まれてしまっているいわゆる医学的な「症状」の実体はこの叫びかなと思った。支援の論理は叫びを消去し、あるいは別名を与える。
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