追手門学院大(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子学生=当時(20)=が平成19年、大学でいじめを受けたとする遺書を残し自殺した問題で、男子学生の友人らが、「自殺事件原因追及の会」を結成した。近く大学側に書面で真相究明を求める。 結成したのは男子学生と同じゼミに所属していた友人ら4人。大阪市内で30日、会合を開き「いじめの加害者などの全容解明や遺族への謝罪、再発防止を含めた説明」を大学側に求めていく方針を決めた。 大学側は10月、弁護士ら5人でつくる第三者委員会を設置。大学と同委員会で自殺の原因などを調査するとしている。