年1ミリ以上「集団疎開を」=広島被爆の医師ら、政府に提言−東京 年1ミリ以上「集団疎開を」=広島被爆の医師ら、政府に提言−東京 東京電力福島第1原発事故を受け、学者や医師らが設立した「市民と科学者の内部被曝(ひばく)問題研究会」が27日、東京都内で記者会見し、政府に対し、年間1ミリシーベルト以上の被ばくが見込まれる地域の子どもを集団疎開させたり、妊産婦や病人を安全な地域に移したりすることを求める提言を発表した。 提言は、原発を推進してきた学者ら「原子力ムラ」以外のメンバーで委員会をつくり、事故原因を究明することなども求めている。 研究会のメンバーで、広島への原爆投下で被爆した肥田舜太郎医師は「日本人は放射線の被害を教わっていない。もっと勉強し、放射線と縁を切らなければいけない」と訴えた。米国の水爆実験で被ばくした「第五福竜丸」元乗組員の大石又七さんは「(日本は)全然進歩していない。原発
まきストーブの灰からセシウム=4万ベクレル超−福島県二本松市 まきストーブの灰からセシウム=4万ベクレル超−福島県二本松市 環境省は19日、福島県二本松市内の民家で使用されたまきストーブの灰から、1キロ当たり4万3780ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。まきは東京電力福島第1原子力発電所事故以前から屋外保管されていたものだという。まきそのものからも最大4395ベクレルが検出されており、同省は「原発事故の影響以外に考えられない」としている。 同省は同日付で、除染の重点調査地域に指定された102市町村がある東北・関東の8県を対象に、まきストーブを使用した際に出る灰の取り扱いについて通知。灰は庭や畑にまいたりせず、市町村が一般廃棄物として収集、処分を行うよう求めた。(2012/01/19-15:54)
8割が「自分たちが日本変える」=国の将来は悲観−年金受給、9割不安視・新成人 8割が「自分たちが日本変える」=国の将来は悲観−年金受給、9割不安視・新成人 日本の未来について、新成人の約8割が暗いと思う一方で、自分たちの世代が日本を変えていきたいと考える人もほぼ同数に上ることが、インターネット調査会社マクロミル(東京)の調べで分かった。 同社広報は「年金などの社会制度がうまく機能していないことへの危機意識が表れているのではないか」としている。 調査は昨年12月、今年成人式を迎える新成人を対象に実施。男女半数ずつの計500人が回答した。 日本の未来について16.6%が「暗い」、63.2%が「どちらかといえば暗い」と回答。理由として「政治家に期待できない」を挙げる声が目立った。一方、自分の未来に関しては「明るい」「どちらかといえば明るい」と答えた人が65%に上った。 「自分たちの世代が
福島エクソダス〜原発事故は何をもたらしたのか〜 【第3回】親と国の論理の違い 出典:NPOセイピースプロジェクトのリーフレット「放射線被ばくから子どもを守るために」 市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」など親たちの切望する避難要請と、政府・県の見解の差は埋めようがないかのように見える。少し双方の言い分を整理してみたい。(時事通信社国際室・山本俊明) 政府が「安全」という根拠は、国際放射線防護委員会(ICRP)の緊急時の「公衆の防護のための助言」にある(注1)。ICRPは「事故継続等の緊急時の状況における基準である20〜100ミリSv/年を適用する地域と、事故収束後の基準である1〜20ミリSv/年を適用する地域の併存を認めている」ので、文科省は「暫定的考え方」(第2回「夏休みだけでも避難の願い」参照)の通達を出したのだ。 一方、微量でも放射能の影響があるというのは欧州放射線
ボランティア参加の除染始まる=全国から100人−福島市 ボランティア参加の除染始まる=全国から100人−福島市 福島市東部の大波地区で29日、全国から集まったボランティアの除染作業が始まる。同地区は毎時2マイクロシーベルト程度の放射線量が測定されており、周辺に比べ数値が高い。市は18日から同地区で本格的な除染を開始。屋根の洗浄など危険度の高い作業は業者に委託し、住民やボランティアの協力を得ながら、市内のほぼ全世帯で線量の低減を目指す。(2011/10/29-05:26) 一覧に戻る
「王様」がサッカーボール贈呈=ペレ氏が小学校訪問−宮城 「王様」がサッカーボール贈呈=ペレ氏が小学校訪問−宮城 「サッカーの王様」ことペレ氏(70)が17日、宮城県名取市の被災地や小学校を訪れ、被災した児童らにサッカーボールなどをプレゼントした。 ペレ氏は、津波被害を受けた同市閖上地区で献花、黙とうした後、同地区の閖上小が間借りしている不二が丘小学校を訪問。「ブラジル大統領の命を受け、皆さんを励ましに来た」と、同国の企業が大使館を通じて寄付した電気毛布やサッカーボールをプレゼントした。 ペレ氏が現役を退いたのは34年前だが、人気は健在。児童らは「『王様』に会えた!」と歓声を上げ、「大事に使いたい」とプレゼントを喜んだ。閖上小5年の工藤丈武くん(10)は「サッカーをするのが大好きだからうれしい」ともらったサインを大事そうに抱えた。(2011/10/17-16:08)
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