人気漫画「ハイスコアガール」が著作権侵害だとして、著者や編集者が大阪府警に書類送検された問題で、著作権に詳しい大学の研究者や弁護士ら有識者27人が、刑事手続きに反対する共同声明を12月22日に発表した。 この声明では、「著作権侵害の成否が明らかではない事案について、強制捜査や公訴の提起等の刑事手続が進められることは、今後の漫画・アニメ・ゲーム・小説・映画等あらゆる表現活動に対して重大な委縮効果をもたらし、憲法の保障する表現の自由に抵触し、著作権法の目的である文化の発展を阻害することとなりかねない」と慎重な判断を訴えている。