例えば社会、例えば組織や会社、例えば上司や同僚や部下…そういった自分ではない他のものに対して、「こうなるべきだ」と変化すべし論を展開するのは意外と楽なものです。その指摘はたいてい正確だったりします。 一方で、自分自身を考えた場合に「このままではいけない。変わらなければ」と思うことも度々あります。これもまた指摘自体は正確です。ですからあとはちゃんと変わるように行動すればいいだけです。 ところがその「変わるように行動する」というのが何とも難しい。少しやってみてはなかなか手応えが得られないとつい放置してしまいます。ついつい今まで通りのことをやってしまいます。自分でわかっていても変えられないのですから、自覚がないことを他人に変化すべしと強要されても変化できるわけないよな、というのが最近とみに感じることだったりします。 何かを読んだりしてかくあるべしを「知る」のは簡単です。ですがそれだけでは何も変わ