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イスラームとアフガニスタンに関するkanoetatsuのブックマーク (12)

  • 【宮家邦彦のWorld Watch】音楽禁止のイスラム諸国で今…

    サウジアラビアに2021年11月、開校したヤマハ音楽教室リヤド校(ヤマハ提供)アフガニスタンのタリバン政権が7月、西部ヘラート州で住民から没収した大量の楽器を焼却したという。「音楽は若者を誤導し、社会を破壊する」と断じ、楽器演奏者も処罰されるそうだ。おいおい、筆者だってサックスとベースを嗜(たしな)む音楽家の端くれ。実に驚くべきニュースである。 宮家邦彦氏確かにイスラムを厳格解釈する宗派は「歌舞音曲」をタブー視してきた。タンバリンをたたきながら歌う少女に近付かないよう預言者ムハンマドが信者に命じたなどとする伝承が残っているからだ。実際サウジアラビアでは過去半世紀、公共の場で音楽の演奏・再生が禁止されてきた。 筆者が1980年に初めて訪れた首都リヤドには映画館も劇場もなく、唯一、音楽らしい響きは1日5回モスクから流れるコーラン朗誦だけだった。ところが今この石油大国は大きく変わりつつある。

    【宮家邦彦のWorld Watch】音楽禁止のイスラム諸国で今…
  • 【主張】タリバン復権2年 恐怖政治は未来を閉ざす

    アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンが、首都カブールを制圧し、権力を掌握してから2年が経過した。この間タリバンは、女性の教育や就労を大幅に制限したり、公開処刑を復活させたりするなど、国民への抑圧を強めた。 タリバンを正当な政権として承認した国はなく、歳入の多くを占めていた国際社会からの援助が滞ったことで、貧困は急速に進んだ。国連は糧不足なども含め「世界最悪の人道危機の一つ」と指摘する。 タリバンは恐怖政治が国の未来を閉ざしている現実を直視すべきだ。国際社会に制裁解除を求めているが、抑圧的な政策を改めるのが先である。 タリバンはカブール制圧直後、「イスラム法の範囲内で女性の人権を尊重する」とアピールしたが、言葉だけに終わった。日の中学・高校に当たる中等学校や大学への女子生徒の登校を禁止し、国連と非政府組織(NGO)で女性の出勤停止を通告した。 国連のグローバル教育担当特使を務める

    【主張】タリバン復権2年 恐怖政治は未来を閉ざす
  • アフガニスタン 日本人記者が「地下学校」に潜入取材 タリバンの女子教育禁止に広がる抵抗(全文) | デイリー新潮

    12月20日、アフガニスタンのタリバン暫定政権は、全国の公立と私立の大学で女子教育を停止するよう命じる通知を出し即日実施された。女子教育に関するタリバンの政策は、国際社会が注視する重要問題で、今回の決定にもアメリカや国連が相次いで非難声明を出している。タリバンは去年8月、米軍が撤退するなか政権を奪取し、その1カ月後、日の中学高校にあたる7年生から12年生までの6学年の女子の学校教育を禁止した。今回の措置で、女子は小学校までしか学校に通えないことになる。 【写真】「地下学校」の様子 タリバンによる政権奪取以降、アフガニスタン国内でも市民たちによる抵抗が広がっているが、その一つの形が学校に通えない少女たちがひそかに勉強を教わる「地下学校」だ。厳しい取材規制のなか、首都カブールで女子教育をめぐる最新事情を追った。 この日、向かったのは市内の住宅街の一画、1階が商店、2階以上がアパートの小さなビ

    アフガニスタン 日本人記者が「地下学校」に潜入取材 タリバンの女子教育禁止に広がる抵抗(全文) | デイリー新潮
  • タリバン政権 統治の失敗が人道危機深めた

    【読売新聞】 国際社会から孤立し、独善的な統治を続けるようでは、人道危機は深まるばかりだ。国家を運営する体制を整えることが先決である。 アフガニスタンでイスラム主義勢力タリバンが実権を握り、暫定政権を発足させてから約1年が過ぎた。正

    タリバン政権 統治の失敗が人道危機深めた
  • 【米軍アフガン撤収1年】顔出し禁止「女性守るため」 タリバン勧善懲悪省幹部が主張

    インタビューに応じるアフガニスタン「勧善懲悪省」のモハマド・サディク・アキフ幹部(森浩撮影)アフガニスタンの実権を握ったイスラム原理主義勢力タリバンが設置した「勧善懲悪省」の報道担当幹部が産経新聞の単独インタビューに応じた。同省は旧タリバン政権期(1996~2001年)に弾圧を主導した宗教警察。幹部はイスラム法(シャリーア)の徹底が任務だと主張し、顔をベールで被う命令などの女性の権利侵害を「女性を守るためだ」と正当化した。(カブール 森浩) 取材に応じたのは同省のモハマド・サディク・アキフ幹部=写真。タリバンは昨年9月、従来の女性問題省を廃止し、勧善懲悪省を復活させた。アキフ幹部は役目について、「イスラム的に非合法なものすべてを防ぎ、イスラム法が命じたものを確立することにある」と説明した。 アキフ幹部によると、これまで女性が顔をスカーフなどで覆うことの徹底など8つの命令を出している。アキフ

    【米軍アフガン撤収1年】顔出し禁止「女性守るため」 タリバン勧善懲悪省幹部が主張
  • 【新聞に喝!】「ザワヒリ容疑者」殺害報道の怪 イスラム思想研究者・飯山陽

    バイデン米大統領は1日、イスラム過激派テロ組織アルカーイダの2代目指導者、アイマン・ザワヒリ容疑者をアフガニスタンで殺害したと発表した。 エジプトの首都カイロに生まれたザワヒリ容疑者は、初めてイスラム過激派として逮捕されたのが15歳という筋金入りのテロリストだが、父はカイロ大学教授、祖父はエジプトのイスラム教最高権威者であるアズハル総長、大おじの一人はアラブ連盟初代事務局長という名門一家の出である。人も医師で、は裕福な政治家の娘だ。貧困や差別がテロリストを生むというメディアの「常識」を覆す。 実はザワヒリ容疑者は1997年のルクソール事件の首謀者でもある。エジプト南部にあるナイル川沿いの観光地ルクソールの古代遺跡のひとつ、ハトシェプスト女王葬祭殿で11月17日、日人10人を含む62人が惨殺されるテロ事件が発生した。自動小銃やナイフなどによる攻撃は30分以上に及び、周囲が血の海となる極

    【新聞に喝!】「ザワヒリ容疑者」殺害報道の怪 イスラム思想研究者・飯山陽
  • アフガン首都爆発8人死亡 少数派地区、ISが声明

    アフガニスタンの首都カブールで5日、爆発があり、イスラム主義組織タリバン暫定政権の内務省によると、少なくとも8人が死亡、18人がけがを負った。ロイター通信によると、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。 現場は国内少数派のシーア派が多く住む地区。治安当局者はロイターの取材に「野菜を積むカートに爆発物が仕掛けられていた」と語った。 シーア派最大の宗教行事「アシュラ」を8日に控え、テロの危険性が高まっていた。アフガンでは、ISがシーア派を狙ったテロを繰り返している。(共同)

    アフガン首都爆発8人死亡 少数派地区、ISが声明
  • カブールのモスクで爆発、金曜礼拝の50人超死亡か

    【読売新聞】 【テヘラン=西田道成】アフガニスタンの首都カブール西部にあるイスラム教スンニ派のモスク(礼拝所)で29日、爆発があった。ロイター通信は、モスク指導者の話として、死者が50人以上に上ると報じた。この日は金曜礼拝で多くの信

    カブールのモスクで爆発、金曜礼拝の50人超死亡か
  • SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

    サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ

  • アフガン自爆テロ IS―K、米タリバンの〝信頼なき協力〟標的

    【ワシントン=大内清】アフガニスタンの首都カブールでの自爆テロは、仇敵である米国とイスラム原理主義勢力タリバンが、在留米国人らの退避プロセスで実質的な協力関係を結ぶ中で発生した。実行したとみられるイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」傘下の「ホラサン州」(IS―K)には、対米ジハード(聖戦)の成果を誇示することで競合するタリバンの正統性をおとしめて混乱を助長するとともに、米国とタリバンの不信を増幅させる狙いがある。 アフガンでは、今月15日にタリバンがカブールを制圧して以降、米国人をはじめとする在留外国人や、タリバン支配を恐れるアフガン人らの退避が格化。撤収期限の8月末が迫るなかで米国は、タリバンとの間で、外交団や軍のレベルで「日常的な連絡態勢」(国務省)を構築した。 背景には、「脱アフガン」を円滑に進めたい米国側と、外国勢力を国内から排除して早期に支配を確立したいタリバンとの利害の一

    アフガン自爆テロ IS―K、米タリバンの〝信頼なき協力〟標的
  • 報道されないアフガン「不都合な真実」 飯山陽

    イスラム研究者の飯山陽氏イスラム過激派組織タリバンが8月15日、アフガニスタンの首都カブールをほぼ制圧し、アフガン全土を支配下においた。 これについての日メディア報道には一定の奇妙な傾向が見られた。一斉に「アメリカのせい」だと報じたのである。 日経新聞(インターネット版)は8月16日の「米介入20年『力の支配』限界 タリバン、終戦を宣言」という記事で、米国の「力による支配」と「国家建設の試み」が失敗に終わった原因は、「テロとの戦いに明け暮れ、一般のアフガン国民が成長の果実を実感できなかったことにある」と分析した。

    報道されないアフガン「不都合な真実」 飯山陽
  • タリバン10日で全土制圧 周到戦略、恐怖支配に懸念

    【シンガポール=森浩】アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンは、今月6日に南西部で最初の州都を制圧してわずか10日で首都カブールを支配下に収めた。水面下の懐柔工作で各州都の降伏を促していた周到な戦略に加え、政府軍の想像以上の脆弱(ぜいじゃく)さが電撃的な全土制圧につながった。「新タリバン政権」の見通しは不明だが、恐怖支配が復活する懸念はぬぐえない。 水面下の「開城交渉」タリバンの兵力は6万人程度とされるが、政府の後ろ盾だった駐留米軍が格的に撤収を初めて以降、軍閥や武装勢力が次々と合流した。実際には15万人以上に膨らんだもようだ。タリバンはかつて国内多数派パシュトゥン人が構成員の中心だったが、政権崩壊後の20年間で少数派の民族にも支持者を広げたことも組織拡大につながった。 同時に進めたのが水面下の交渉だ。「各地で地域の宗教指導者がタリバンを受け入れた。調略によるものだ」。タリバンが1

    タリバン10日で全土制圧 周到戦略、恐怖支配に懸念
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