東京・九段の靖国神社への卑劣な犯罪が再び起きた。 神社名を記す社号標という大きな石柱への落書きが19日未明に見つかった。 中国語でトイレを指す「厠所」や簡体字で「狗(いぬ)」「軍国主義」と読める落書きだ。中国のSNSに中国人とみられる男が落書きの画像をアップし関与をほのめかす投稿があった。 今年5月にも中国人3人組が社号標に落書きする犯罪があったばかりだ。 靖国神社に祀(まつ)られている戦没者(英霊)を侮辱し、平安な眠りを妨げようというのか。極めて下品な犯行が再び起きたことに強い憤りを覚える。許される話ではない。警視庁は全力で捜査を進めてもらいたい。 靖国神社にどのような見方を持つとしても、神聖さを冒瀆(ぼうとく)し、ほくそ笑むような犯罪をしていいわけがない。自らの品性を貶(おとし)め、自国のイメージを損なうことさえわからないのか。 5月の事件は犯行の様子が中国のSNSに投稿された。中国人