安倍晋三元首相銃撃事件を受け、記者会見する谷源警備部参事官、中西和弘刑事部長、山村和久捜査第一課長(左から)=8日午後、奈良市の奈良県警本部(永田直也撮影) 安倍晋三元首相が遊説先の奈良市内で8日午前に銃撃され死亡した事件で、奈良県警の中西和弘刑事部長や山村和久捜査1課長らが同日夜に県警本部で記者会見し、捜査状況について説明した。主な一問一答は次の通り。 --山上徹也容疑者の逮捕時の弁解は 「『特定の団体に恨みがあり、安倍元首相がこれとつながりがあると思い込んで犯行に及んだ』と供述している」 --特定の団体とは 「答えを差し控える」 --銃器の種類は 「手製の銃と判断している。現在鑑定しているが、見た目が明らかに手製。容疑者の自宅からも手製の銃のようなものを数丁押収している」 --手製の銃はどのように保管されていたのか 「(容疑者宅の)リビングに置かれていた」 --犯行時の弾は見つかってい