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2022年7月19日のブックマーク (31件)

  • 【羽生選手会見】第一線を退く意向 五輪2連覇でフィギュア男子で一時代築く

    フィギュアスケートの羽生結弦が記者会見で競技からの引退、プロ転向を表明した=東京・赤坂(撮影・尾崎修二) フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌両冬季五輪王者の羽生結弦(27)=ANA=が19日、東京都内で記者会見し、第一線を退く意向を表明した。2月の北京五輪で3連覇を逃して4位に終わり、進退について「(競技会かアイスショーか)フィールドを問わない」などと明言していなかったが、五輪などの競技会に出場しないことを決断した。 仙台市出身。4歳でスケートを始め、11年の東日大震災で被災した逆境を乗り越え、ソチ五輪で同種目の日勢初の金メダル。平昌五輪では同種目で66年ぶりの2連覇を達成し、冬季五輪金メダリストで初めて、個人としては最年少23歳で国民栄誉賞を受賞した。北京五輪では前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の成功も目指したが、フリーで挑んで転倒した。

    【羽生選手会見】第一線を退く意向 五輪2連覇でフィギュア男子で一時代築く
  • 制裁巡り、各国対立してもロシア経済の悪化は不可避

    ウクライナに侵略するロシアに対し、各国が科す経済制裁網の〝ほころび〟が鮮明になりつつある。最大の懸念は、ロシアの輸出総額の45%を占める石油分野で、第三国が大量に輸入したロシア産原油を精製し、原産地が分からない形で再輸出する「原油ロンダリング」とも言える行為が疑われている事実だ。欧米の制裁から距離を置く、インドの関与が指摘されている。 欧米各国が経済制裁としてロシア産原油の輸入を制限しているが、その効果が疑われ始めている( Norbert Achtelik/gettyimages) ただ、精製されたガソリンなどの一部は欧州が購入している可能性がある。日ロシア産エネルギーを購入し続ける方針を固辞しており、ロシア経済の屋台骨であるエネルギー分野で、ロシアを封じ込める困難さが改めて浮き彫りになっている。 原油ロンダリング疑惑 「もしインドのロシア産原油の購入が、ロシアの軍事侵攻への支援につな

    制裁巡り、各国対立してもロシア経済の悪化は不可避
  • 台湾で安倍氏追悼の動き広がる 演奏会や奨学金、像…

    11日、台湾南部の高雄市内には安倍晋三元首相を悼む献花台が設けられ、多くの市民が訪れていた(矢板明夫撮影)【台北=矢板明夫】参院選中に安倍晋三元首相が凶弾に倒れたことは台湾社会に大きな衝撃を与えている。台湾を支持する姿勢を明確に打ち出してきた安倍氏に親しみを感じる台湾民衆が多く、各地で安倍氏を追悼する動きが広がっている。複数の民間団体が中心となり、8月20日に台北市で「追悼コンサート」を開催するほか、6月に成立したばかりの「安倍晋三友の会」は「安倍奨学金」を設立し、日の若者の台湾留学を支援する方針を決めた。また、高雄市にある宗教施設「紅毛港保安堂」では、等身大の安倍氏の像の制作を始めている。 安倍氏の追悼コンサートは「八田與一文化芸術基金会」「台湾伝統基金会」や「台湾好徳公益文化協会」など10以上の民間団体や企業が中心となり企画し、台北市内の音楽ホール台北国際会議センター(約3400席)

    台湾で安倍氏追悼の動き広がる 演奏会や奨学金、像…
  • 【米国解剖】「ケネディ暗殺」にみる後継政治のあり方 黒瀬悦成

    「誰もがケネディ暗殺の一報を聞いたときに何をしていたかを覚えている」 1963年11月22日に米南部テキサス州ダラスで起きた第35代ケネディ大統領の暗殺事件が世界の人々に与えた衝撃の大きさを端的に表す言い回しだ。 半ば慣用句と化したこの言葉は、若いドイツ人記者と、元ナチス武装親衛隊員を支援する組織との暗闘を描いた英作家フレデリック・フォーサイスのサスペンス小説「オデッサ・ファイル」(72年刊行)の書き出しにも使われた。

    【米国解剖】「ケネディ暗殺」にみる後継政治のあり方 黒瀬悦成
  • 「若い世代は3回目、希望者は4回目を」 BA・5にもワクチン有効

    新型コロナウイルスの感染者数急増は、オミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりが原因の一つだ。BA・5は、これまで主流だった「BA・2」よりも感染力が高く、過去の感染やワクチン接種による免疫をすり抜ける特徴があると指摘されている。 厚生労働省の専門家組織の会合に提出された資料によると、国内での感染が広がる速さは、BA・5はBA・2の1・4倍。国立感染症研究所は、8月上旬までにBA・2からBA・5にほぼ置き換わると試算している。 BA・5は、BA・2と多くの遺伝子変異が共通しているが、ウイルス表面の突起状のスパイクタンパク質に新たな変異が加わった。

    「若い世代は3回目、希望者は4回目を」 BA・5にもワクチン有効
  • 台湾が官民挙げて安倍氏追悼 野党国民党本部も半旗

    安倍晋三元首相が7月8日、参議院議員選挙の選挙演説中、銃撃され死去する事件が起きた後、台湾の蔡英文政権の動きは早かった。 台湾メディアの風伝媒によると、蔡政権は8日の事件発生直後に国家安全会議を開き、「元首相に対し、台湾人民の最高の敬意を示す」との基方針を確認。わずか3日後の10日、台湾代表として、頼清徳副総統を葬儀に出席させることを決め、翌11日にはもう派遣した。 スピーディーだが、拙速ではない。8日に基方針を確認後、代表派遣に伴って起こり得る数通りの事態を、情報機関がシミュレーションした。政府が外交ルートで日側へ連絡する一方、頼副総統は、かねて親交がある安倍家と接触して、葬儀出席の可能性を探った。頼氏は、事件翌日の9日に早くも、12日に葬儀が行われることを告げられ、出席を許されたという。 蔡政権は、日側の立場に配慮し、国際社会の摩擦を避けるため、頼副総統を私人の身分で派遣するこ

    台湾が官民挙げて安倍氏追悼 野党国民党本部も半旗
  • 反GM団体に偽りの理論的根拠を提供する科学者

  • 安倍元首相の「死」 SNS時代の憎悪と分断の果て

    いまだ続くコロナ禍で、私たちは嫌というほど社会、そして言論空間の歪みを目撃してきた。その歪みが増幅される中で、安倍晋三元首相は7月8日、参議院選挙の遊説中に凶弾に倒れ、突然命を奪われてしまった。 岸田文雄首相は「卑劣な蛮行は断じて許せるものではない」と語り、非業の「死」を伝える新聞各紙には「民主主義の破壊許さぬ」(朝日)、「民主主義への愚劣な挑戦」(毎日)、「卑劣な言論封殺 許されぬ」(読売)、「許されざる蛮行」(日経)との見出しが並んだ。もちろんその通りではあるのだが、「民主主義に対する」という言葉に違和感を覚えるのも事実だ。その「解」について考えてみたい。 国論を二分する政治課題に挑んだ安倍元首相に「反対と怒号」 筆者が読売新聞の記者として初めて安倍氏を取材したのは、2004年12月であった。その年は自衛隊の創設50年という節目であり、自衛隊のイラク派遣にはじまり、北朝鮮の核とミサイル

    安倍元首相の「死」 SNS時代の憎悪と分断の果て
  • 【医心伝診】ヒトはなぜ、がんになるのか

    男性の6割、女性の5割が一生に一度はがんを経験します。高齢化とともに、がんは着実に増加しています。 がん患者さんを診察するとよく聞かれます。「なぜ、がんになったんでしょうか?」「何が悪かったのでしょう?」 がんは遺伝子の変化(変異)で起きる病気です。がんを引き起こす遺伝子(がん遺伝子)に、それを活性化する変異が生じたり、がんになりにくくしている遺伝子(がん抑制遺伝子)が変異で、その機能を失ったりすると、がんが発生すると考えられています。

    【医心伝診】ヒトはなぜ、がんになるのか
  • 【わたつみの国語り 第3部】(1)家財道具を載せた船で暮らす 漂流漁民の記憶

    海にかかわる日人の精神史を探る「わたつみの国語り」第3部は、土地に縛られない人々「海民」を取り上げる。土地位の統治や慣習が強いこの国で、海を生業とする人たちはどう生きてきたのか。漂流、移動や海外出稼ぎなど、海民たちの足跡をたどる。 広島県尾道市の吉和(よしわ)漁港に大粒の雨が降るなか、松幸人(ゆきと)さん(82)が漁から帰ってきた。「朝から網を仕掛けよったけ、あげてきた」。桜色をしたきれいなタイをつかみあげた。 港のすぐそばをJR山陽線が通り、貨物列車が長い轟音(ごうおん)を立てて通り過ぎる。松さんはかつて船で暮らす家船(えぶね)漁師だった。漂うように生きてきた海民の末裔(まつえい)だ。 「生まれ落ちて2カ月もすれば船に乗っとったろう」 漁を終えて吉和漁港に帰ってきた松幸人さん。海上で生活する家船漁師だった=広島県尾道市 (坂英彰撮影)鍋釜やふとん、生活道具一切が船にあった。昼

    【わたつみの国語り 第3部】(1)家財道具を載せた船で暮らす 漂流漁民の記憶
  • 【正論】秋篠宮家を擁護しても叩かれる エッセイスト、動物行動学研究家・竹内久美子

    動物行動学研究家でエッセイストの竹内久美子さん安定した皇位継承の願い今年4月末、秋篠宮ご夫が伊勢神宮、神武天皇陵、孝明天皇陵、そして明治天皇陵へと参拝され、立皇嗣(りっこうし)の礼を終えたことを報告された。新型コロナ禍で延期となっていたこの行事をもって一連の御代替わりの儀式は終了した。秋篠宮皇嗣殿下が皇位継承第1位、悠仁親王殿下が第2位であることは正式に内外に示され、安定した皇位継承のための有識者会議でもその順位は変えないことが確認された。 にもかかわらず、秋篠宮家から将来の皇位を簒奪(さんだつ)せんとするバッシングは勢いを増し、熾烈(しれつ)を極めている。ネット上では最近では、秋篠宮家の方々を犯罪者であるかのように思わせるデマまで流すという有様(ありさま)である。

    【正論】秋篠宮家を擁護しても叩かれる エッセイスト、動物行動学研究家・竹内久美子
  • 【衝撃事件の核心】ドバイ拠点、暗号資産…脱税指南会社の「詐欺的手法」

  • 安倍氏の覚悟とポスト「アベノミクス」の行方

    「新たな資主義を創る議員連盟」の設立総会に臨む発起人代表の自民党の岸田文雄前政調会長と安倍晋三前首相(肩書は当時)=令和3年6月11日、国会内(春名中撮影)「皆さん『早死にだった』と言うけれど、おやじは安倍の家系の中では長生きだったんですよ」 今から22年前の平成12年9月。森喜朗首相(当時)の訪米取材のため政治部記者として訪れたニューヨークで、官房副長官として首相に同行していた安倍晋三氏と話をする機会があった。いろいろな話をさせていただいたと思うが、特に印象に残っているのが冒頭のやり取りだ。 外相などを歴任し首相候補といわれた安倍氏の父、晋太郎氏は67歳で病魔に倒れ、政権を手にすることができなかった。ライバルの竹下登氏が70代、宮沢喜一氏が80代まで生き、首相を務めたことを考えると、政治家としては〝早死に〟だったといえる。

    安倍氏の覚悟とポスト「アベノミクス」の行方
  • 【学芸万華鏡】史上初の全候補女性 激戦必至の芥川賞の行方を予想

    第167回芥川賞候補になった5作。すでに単行が出そろっている20日に選考会が迫った第167回芥川賞(日文学振興会主催)が意外な形で注目されている。同賞の90年近い歴史で初めて候補者全員が女性で占められたからだ。エンターテインメント小説を対象とする直木賞でも令和元年に初めて候補者全員が女性となり話題を呼んだ。女性作家の躍進の背景を探りつつ、新顔が多く、接戦も予想される今回の芥川賞選考の行方を予想する。 「令和」では逆転「あくまで作品位で選んだ結果。そもそも文芸誌の掲載作に、女性作家の小説が多い印象は受けますが…」と、今回の芥川賞候補を決める予備選考に携わった関係者は語る。

    【学芸万華鏡】史上初の全候補女性 激戦必至の芥川賞の行方を予想
  • 尹政権は岸田首相に過度に期待 日韓外相会談

    岸田文雄首相、韓国の尹錫悦大統領韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領ら韓国政府側は、いわゆる徴用工訴訟問題など日韓の懸案解決に向けた日政府の協力と岸田文雄首相のリーダーシップに強い期待を表明してきた。解決策をまとめ上げる主体であるはずの尹政権が、国内では訴訟の原告側の反発や支持率の急落に足を取られ、主導力を発揮し切れないという事情が背景にあるようだ。 「尹大統領が韓日関係改善へ強い意思を持っていると(日側に)伝える」。韓国の朴振(パク・チン)外相は18日、訪日前に記者団に強調した。 尹大統領は就任前から、文在寅(ムン・ジェイン)前政権下で悪化した日韓関係の改善に向けた意欲を繰り返し示してきた。先月末に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開かれたスペインで初対面した岸田首相について「懸案を解決し、両国関係を発展できるパートナーになれると確信した」と好印象を受けたことも語っている。

    尹政権は岸田首相に過度に期待 日韓外相会談
  • 英国史上、最も多様性に富んだ党首選

    辞意を表明したジョンソン英首相(58)の後任を決める与党・保守党の党首選で、人種的マイノリティーの候補者が多数名乗りを上げている。多様性に富んだ党首選となったのは、白人以外の登用を積極的に行ったキャメロン政権期(2010~16年)からの保守党の戦略が実を結んだためだ。ただ、保守党は移民への寛容な政策を実施しておらず、党内で進む人種構成の多様化は「票集めのためのパフォーマンス」(英市民)との見方もある。 8人中4人がマイノリティ党首選では立候補した8人のうち、インド系のスナク前財務相(42)▽ナイジェリア系のベーデノック前住宅担当閣外相(42)▽インド系のブレーバーマン法務長官(42)▽イラク出身のザハウィ財務相(55)-の4人が非白人のマイノリティーだ。

    英国史上、最も多様性に富んだ党首選
  • デジカメ復調、スマホに反撃 動画はミラーレスで

    ニコンの「Z30」(同社提供)スマートフォンに押されて縮小傾向が続いていたデジタルカメラ市場に、底打ちの兆しが出てきた。スマホのカメラ機能では満足しきれなくなった撮影者が、性能が向上したミラーレスカメラの高級機種を求め始めているようだ。令和3年のデジカメの世界出荷額は前年を上回り、今年も同様の傾向が続く。カメラメーカー各社は、SNSなどで盛り上がりを続ける動画発信ニーズに焦点を合わせ、新機種を続々と投入している。 カメラ映像機器工業会の統計によると、3年の世界出荷台数は前年比5・9%減の約836万台と縮小したものの、出荷額では同16・4%増の約4889億円を記録した。4年1~5月も前年同期比で出荷台数は減ったが、出荷額は8・8%増加。近年は出荷額ともに減少傾向だっただけにメーカー関係者は「底打ち感がある」と手応えを語る。

    デジカメ復調、スマホに反撃 動画はミラーレスで
  • 【世界の論点】参院選 改憲勢力3分の2以上

    開票センターで当確者の名前に花を付ける自民党総裁の岸田文雄首相 =10日、東京・永田町の党部10日に投開票された参院選で、自民党は単独で改選過半数の63議席を確保し大勝。憲法改正に前向きな「改憲勢力」は国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持した。改憲を宿願としていた安倍晋三元首相が凶弾に倒れた事件とからめ、韓国メディアは改憲議論の加速に警戒感を強める。中国の官製メディアは、「安倍路線」が推進されるのか、岸田文雄首相が独自カラーを出すのか、今後の動きに注目する論評を掲載した。 ポイント・「軍備増強の道に進む動力が大きく」

    【世界の論点】参院選 改憲勢力3分の2以上
  • 安倍氏死去 自民本部献花台に1万8千人 記帳などの外国大使ら100人超

    自民党部に設置された献花台には雨の中、多くの人たちが訪れた=15日午後、東京・永田町(矢島康弘撮影) 自民党の茂木敏充幹事長は19日の記者会見で、安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件を受け、東京・永田町の自民党部に設けられた献花台に、11日から15日までの5日間で約1万8000人が訪れたことを明らかにした。また、米国のエマニュエル駐日大使ら100を超える国・地域の要人の献花や記帳があったと説明した。 一方、安倍氏の国葬をめぐり、立憲民主党が国会で閉会中審査を求める考えを示していることついて、茂木氏は「国民から国葬について『いかがなものか』という声が起こっているという認識を私はしていない。野党の主張は国民の声や認識とかなりずれている」と指摘。「(安倍氏の)成果は国際社会から極めて高い評価を受け、国内外から幅広い哀悼の意が寄せられた。国葬は極めてふさわしい」と述べた。

    安倍氏死去 自民本部献花台に1万8千人 記帳などの外国大使ら100人超
  • 【正論】総合的「海洋の安全保障」実践を 東海大学教授・山田吉彦

    東シナ海上空から望む尖閣諸島安倍元首相が遺した宣言平成30(2018)年7月、内閣総理大臣であった故安倍晋三氏は「海の日」にあたり「新たな海洋立国への挑戦」を宣言した。しかし、わが国の海域は、難問が多く危機的な状態にある。隣国は、対抗意識をむき出しにわが国の海域に侵入している。迫りくる軍事的脅威、解決の糸口さえ見失っている領土問題、長引く国内経済の低迷、安全保障法制の不備などが足枷(あしかせ)となり、日は大国としての輝きを失いつつある。 安倍氏がリードした第3期海洋基計画は、海洋立国の根幹に総合的な海洋安全保障を掲げ、領海警備、治安の確保、災害対策、海洋状況把握(MDA)能力強化、国境離島の保全・管理を政府一体で取り組むことを目指した。

    【正論】総合的「海洋の安全保障」実践を 東海大学教授・山田吉彦
  • 山上容疑者のツイッターアカウント凍結か

    安倍晋三元首相を銃撃して殺害したとして、殺人容疑で捜査中の山上徹也容疑者のツイッターアカウントが閲覧できなくなっていることが19日分かった。ツイッター社が凍結したためとみられる。 山上容疑者のものとされるツイッターアカウントは「silent hill 333」。3連休中に読売新聞(18日朝刊)などの大手メディアが報道してその存在が注目された。山上容疑者が事件前、松江市在住のルポライターに安倍元首相の殺害を示唆する手紙を送付し、その中にアカウント名が記載されていたことが判明するきっかけだった。 凍結後もネット上に残るアーカイブによると、最後のツイートは4月29日付で、別の匿名アカウントによる「人生、マイナスからのスタートをどうにか0に戻すのに必死になってるだけという感覚がある」という投稿をリツイートしていた。 また、これも別のアカウントのツイートで、その2日前に投稿されたものでは、 結婚式

    山上容疑者のツイッターアカウント凍結か
  • 【政界徒然草】立民泉氏「国葬」容認から一転反対へ

    国葬への対応を一変させた立憲民主党の泉健太代表(春名中撮影)立憲民主党の泉健太代表が、安倍晋三元首相の葬儀を「国葬」として行うことに一転して慎重姿勢を示した。岸田文雄首相が国葬の実施を発表した14日には、事実上容認する内容の談話を発表したが、16日になって「慎重に議論すべきだった」と態度を一変させた。この間のいきさつは、立民が抱える課題を改めて浮き彫りにしている。 第1の問題はガバナンス(党内統治)の欠如だ。 「国葬については、その性質から厳粛に行うものであり、元総理のご冥福を祈りつつ、静かに見守りたい」

    【政界徒然草】立民泉氏「国葬」容認から一転反対へ
  • 【主張】南シナ海裁定6年 比政権と対中連携進めよ

    南シナ海の大半に主権が及ぶとする中国の主張を否定した仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の裁定から6年が過ぎた。いまだに中国は「紙くずだ」と裁定を無視し、現状変更の既成事実化を進めている。国際社会は改めて中国を厳しく非難しなければならない。 中国の脅威を前に提訴に踏み切ったのはフィリピンである。同国のマナロ外相は裁定から丸6年たった12日に声明を発表、「議論の余地のない最終的なものだ」と裁定の意義を指摘し、中国を念頭に「法律や歴史から消去しようとする試みを断固拒否する」と強調した。フィリピンでは6月末にマルコス政権が発足したばかりで、マナロ氏の声明は、新政権が裁定を重視し中国に履行を求める方針を明らかにしたものだ。 前政権のドゥテルテ時代とは異なる。裁定直前2016年6月に大統領に就任したドゥテルテ氏は中国からの経済支援を期待し、裁定を「ただの紙切れに過ぎない」と中国と足並みをそろえた。曲折はあ

    【主張】南シナ海裁定6年 比政権と対中連携進めよ
  • 【主張】スシローの広告 体質改善し再発防止図れ

    またか、と客からそっぽを向かれかねない。 回転ずし大手「スシロー」の一部店舗が「生ビール半額」の広告を実施前から掲示し、客とトラブルになった。 スシローをめぐってはウニやカニの在庫が足りずに客に提供できないと知りながら広告を流したとして、消費者庁が6月、景品表示法違反(おとり広告)で再発防止を求める措置命令を出したばかりだ。 客に誤解を与えるおとり広告のような宣伝は、消費者を裏切る背信行為である。業界1位の人気店に「集客ありき」の体質はなかったか。徹底した社内調査で経緯や原因を究明し、再発防止に努めなければならない。 スシローによると、今月13日から28日まで、生ビールジョッキを対象に何杯飲んでも通常価格528円の半額で販売するキャンペーンを実施する予定だった。だが、キャンペーン開始日が告知物に明記されていなかった。 のぼり旗などの告知物を開始前の8日から12日までに掲示した店舗が各地にあ

    【主張】スシローの広告 体質改善し再発防止図れ
  • 投票率の低迷 政治への関心をどう高めるか

    【読売新聞】 多少、改善したとはいえ、半数近くの人が投票しなかった状況を軽視してはならない。政治参加をどう促すか、社会全体で考える必要がある。 参院選の投票率は52・05%で、3年前より3・25ポイント上昇した。 来春は統一地方選が

    投票率の低迷 政治への関心をどう高めるか
  • 中国経済失速 「ゼロコロナ」の代償は大きい

    【読売新聞】 中国経済の失速が鮮明となった。中国の今年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は、前年同期比0・4%増となり、1~3月期の4・8%増から大幅に伸びが縮小した。 コロナ禍が深刻化した2020年1~3月期に6・9%減となって

    中国経済失速 「ゼロコロナ」の代償は大きい
  • [シングルスタイル・聞く]独身偉人 人生のヒントに

    【読売新聞】

    [シングルスタイル・聞く]独身偉人 人生のヒントに
  • 信用「真っ黒」リスト、実在しなくても一度の傷が一生の大事に

    【読売新聞】 [New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「ブラックリスト」。 ◇ 4月に成人年齢が引き下げられ、18歳から親の同意なくクレジットカードやローンの契約ができるようになった。支払いが滞ると

    信用「真っ黒」リスト、実在しなくても一度の傷が一生の大事に
  • 最後のトキを看取った飼育員、今も心に「なぜ」…2003年10月[あれから]<26>

    【読売新聞】 小さな解剖台に遺骸が置かれていた。体長69センチ、くちばしは長く湾曲し、目の周囲の皮膚は赤い。学名ニッポニア・ニッポン、和名トキ(朱鷺)。かつて日の空を飛んでいた最後の1羽で、「キン」(雌、36歳)と呼ばれていた。

    最後のトキを看取った飼育員、今も心に「なぜ」…2003年10月[あれから]<26>
  • 山上容疑者、ツイッターに「母を信じたかった」…宗教団体批判の投稿も

    【読売新聞】 安倍晋三・元首相(67)に対する銃撃事件で、逮捕された山上徹也容疑者(41)が、ツイッターで宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を批判する投稿をしていたことがわかった。初投稿は約3年前で、以前から同連合に恨み

    山上容疑者、ツイッターに「母を信じたかった」…宗教団体批判の投稿も
  • 隣で核保有国が侵略戦争を行っている状況で「軍事抜きの外交」など論外/倉山満 | 日刊SPA!

    我が国の岸田文雄首相は、サミットの後にNATO(北大西洋条約機構)の首脳会議に参加した。選挙中だったにもかかわらず、余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)だ。 トルコのエルドアン大統領(写真中央)は、NATO首脳会議で安全保障体制を強化したい欧米の思惑を利用し、北欧2国のNATO加盟承認の見返りにテロ対策への協力を取り付けた 写真/AFP=時事 それはさておき、ウクライナ事変において英米の側に立ちロシアを敵に回した以上、同盟国かつ事実上の参戦国としてNATOの側に立つ姿勢を鮮明にするのは意味があると考える。ただし、隣国の核保有国が侵略戦争を行っている状況で「軍事抜きの外交」を行うなど論外だ。当然、ロシアの報復による電気不足ガス不足にも備えをしているのだろう。岸田外交の中身には、厳重な監視と適切な批判が必要だろう。 ウクライナ事変は、一進一退の膠着状態だ。ウクライナに肩入れして事実上の当事者と化して

    隣で核保有国が侵略戦争を行っている状況で「軍事抜きの外交」など論外/倉山満 | 日刊SPA!