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2023年8月15日のブックマーク (17件)

  • 【岩田温の温々熱々】戦歿学徒を批判した哲学者の醜い変節

    我が国におけるギリシャ哲学研究の泰斗の一人に出隆(いでたかし)を挙げることが出来る。出が翻訳したアリストテレスの『形而上学』はいまなお岩波文庫で版を重ねている。また、出隆自身が著した『哲学以前』は、戦前、戦後を通じて多くの人々に影響を与えた。今読み返してみても、知性とは何かを考える際の参考になる好著である。 だが、出隆の戦前、戦後の著作を丹念に読み解くと恐るべき事実が浮き彫りになってくる。 戦時下の昭和19年に刊行された『詩人哲学者』では、「水の杯を出陣の学徒に献ぐ」が「序に代えて」として付されている。戦時下とはいえ、なかなか勇ましい文言が並んでいる。 「滅私なくして奉公はない。ですから皆さんも、今度入営されるときには、私を殺して皇軍の一兵卒に成りきって戴(いただ)きたい」 「諸君は死の準備を、死の稽古をして来られたのである。諸君にはすでに、美しく貴い死への用意は十分である。偉大なる生にま

    【岩田温の温々熱々】戦歿学徒を批判した哲学者の醜い変節
  • 尹大統領の父死去 一橋大で客員教授

    2022年7月、ソウルの韓国大統領府を訪れた尹起重・延世大名誉教授。右は尹錫悦大統領(大統領府提供・聯合=共同) 韓国の尹錫悦大統領の父で、一橋大の客員教授を務めた尹起重(ユン・ギジュン)延世大名誉教授が15日、死去した。91歳。聯合ニュースによると、ソウル大学病院に入院していた。葬儀は家族葬で行われる。 韓国中部、公州生まれ。韓国統計学会長や韓国経済学会長などを務めた。1980年代前半に一橋大に所属した。大統領府によると、尹大統領は15日、日統治からの解放を記念する「光復節」式典で演説を終えてすぐに病院へ駆けつけ、臨終に立ち会った。(ソウル 桜井紀雄)

    尹大統領の父死去 一橋大で客員教授
  • 焼夷弾に機銃掃射の雨…必死に逃げた 87歳が見た「伊勢崎空襲」 | 毎日新聞

    知人の出征時、国旗にした寄せ書きのコピーを手に戦時中を振り返る中津川賢三さん=群馬県伊勢崎市南千木町で2023年7月31日午後2時26分、大澤孝二撮影 群馬県伊勢崎市の中津川賢三さん(87)には忘れられない記憶がある。1945年8月15日未明にかけて米軍により攻撃された「伊勢崎空襲」で、夕日のように燃えさかる集落を目にした。戦闘機は低空飛行しながら機銃掃射を浴びせかけた。「ダッダッダッダッ」とうなる音におびえながら、命からがら逃げ延びた。「少しでも動いていたら撃ち抜かれていたかも、と今でもぞっとする」と振り返る。15日は終戦の日。【大澤孝二】 突然の出来事だった。当時住んでいた同市内の自宅で空襲警報のサイレンが聞こえ、地響きのような衝撃が走った。9歳だった。父の常平さんが草津の硫黄鉱山の採掘作業から3カ月ぶりに戻り、家族でゆっくり過ごして就寝したばかりだった。

    焼夷弾に機銃掃射の雨…必死に逃げた 87歳が見た「伊勢崎空襲」 | 毎日新聞
    kanoetatsu
    kanoetatsu 2023/08/15
    被戦闘員への攻撃は国際法違反であることを語らない毎日新聞はクソ。
  • 【眠れぬ墓標】戦没者遺骨 新たに35人分収容 7月、活動強化で成果 358人埋葬のパラオ・アンガウル島

    昭和19年に米軍が上陸したアンガウル島のレッドビーチ。米軍のものとみられる上陸用舟艇が残っていた=7月25日(池田祥子撮影) 先の大戦の玉砕地、パラオ・アンガウル島にある旧日軍将兵の集団埋葬地で、遺骨収集の方針を刷新して初の活動が7月に行われ、少なくとも35人分の遺骨が新たに発見、収容された。358人が眠るとされる同埋葬地では、事業開始後の過去5年計8回の活動で41人分しか収容されておらず、飛躍的に成果を上げた形。事業主体の日戦没者遺骨収集推進協会(推進協)は、3年以内の全遺骨収容を目指す。 15日で終戦から78年。戦没者遺骨収集をめぐっては今年6月、来年度までの9カ年とされていた「集中実施期間」を5年間延長する改正推進法が成立し、同法では早期の遺骨収容と遺族への引き渡しを「国の重要な責務」と位置づけている。

    【眠れぬ墓標】戦没者遺骨 新たに35人分収容 7月、活動強化で成果 358人埋葬のパラオ・アンガウル島
  • 超党派議連メンバーが靖国神社を参拝

    靖国神社を参拝する「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー=15日午前、東京都千代田区(松井英幸撮影)

    超党派議連メンバーが靖国神社を参拝
  • 終戦の日 各党の談話

    与野党各党は15日の終戦の日に合わせて談話を発表した。 □ 【自民党】「ロシアによる核の威嚇などによって、核兵器の脅威が世界に影を落としている。わが国は、唯一の戦争被爆国として、『核兵器のない世界』の実現に向け、国際社会の機運を高め、一歩一歩、現実的かつ実践的な取り組みを進めていく。わが国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増している。日を守り抜き、世界の平和と繁栄に尽力していく」 【立憲民主党】「ロシアによるウクライナ侵攻、近隣国の核戦力強化などわが国を取り巻く安全保障環境が緊迫している。こうした時こそ必要な防衛力を整備しつつ、国際協調と対話外交、多国間連携を深め日周辺の平和を守り、地域の緊張を緩和させる努力を続けねばならない。憲法の平和主義に基づき日と世界の平和のためにたゆまぬ努力を続けていく」 【日維新の会】「憲法は施行から76年を経たが、事実上の丸腰のまま戦争放棄、平和主義

    終戦の日 各党の談話
    kanoetatsu
    kanoetatsu 2023/08/15
    政女と参政がまともな件について。
  • 【アメリカを読む】動き出したバイデン中東戦略 国交正常化仲介で「レガシー」狙う

    バイデン米政権の新たな中東戦略が動き出している。中東地域では近年、中国が影響力を拡大しているほか、ロシアとイランの関係強化も続き、米国の存在感低下が加速している。こうした不利な戦略環境を好転させる一手として、中東における米国の2大同盟国であるサウジアラビアとイスラエルの国交正常化に向けた仲介に取り組んでいるのだ。2024年大統領選で再選を目指すバイデン大統領には、選で再び対峙(たいじ)する可能性が高いトランプ前大統領を上回る業績を残したいとの野心もちらつく。 「米国の戦略のカギ」バイデン氏の懐刀であるサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)と国家安全保障会議(NSC)のマクガーク中東・北アフリカ調整官が7月下旬、サウジ西部の主要都市ジッダに降り立った。

    【アメリカを読む】動き出したバイデン中東戦略 国交正常化仲介で「レガシー」狙う
  • 習政権ひた隠し…中国最大級ファンド信用問題の衝撃

    中国住宅着工の前年比増減率香港メディアは14日、中国の信託大手、中融国際信託の顧客企業の一部が、期限を迎えた信託商品の支払いが滞っていることを明らかにしたと報じた。中融国際信託の親会社、中植企業集団は、中国最大級の投資ファンドである。中国では非銀行系金融機関(ノンバンク)系が総融資量の4割近くを占めているだけに、中植の信用問題を早期に収拾できなければ、中国金融界は根底から揺らぎかねない。 中国の金融は銀行系と中植のようなノンバンク系に分かれる。6月末の総融資残高は銀行系が230兆元(約4600兆円)、ノンバンク系が134兆元(2680兆円)で、先進国に比べてノンバンク系の比重が圧倒的に高い。中国の国内総生産(GDP)は2022年で121兆元(約2420兆円)と日の4・2倍だが、ノンバンク系がGDPの増額分を上回る規模の新規融資を担ってきた。 中植への投資家は約15万人で、利払いが滞って

    習政権ひた隠し…中国最大級ファンド信用問題の衝撃
  • 東条英機の実像知る1次史料収集、防研が探る先の大戦史

    防衛研究所戦史研究センター史料室に保存されている史料を閲覧する山口昌也研究員=東京都新宿区防衛省のシンクタンク「防衛研究所」戦史研究センター(東京)には、先の大戦終結から78年を経た現在も、陣中日誌などを中心に年平均500点に上る史料が寄せられている。元将兵の生存者が減少する中、遺族や関係者から託されたものは、客観性のある戦争の継承に欠かせない一次史料の「宝庫」だ。いまだ表出していない史料は多数あるとみられるだけに、史料収集の重要性が増している。 同センターの史料室は、戊辰戦争(1868~69年)から先の大戦に至る旧陸海軍公文書など、日が関わった戦争を網羅する約16万7千点を所蔵し、永久保存する国内最大のアーカイブ施設だ。 先の大戦については、戦史の調査研究や編纂(へんさん)を行う目的で、旧陸海軍に関わる史料を収集。センターの前身である戦史室は過去の教訓を生かし、自衛隊教育などに役立て

    東条英機の実像知る1次史料収集、防研が探る先の大戦史
  • 【正論】この夏に思う 新たな戦前に処する覚悟と訓練 文芸批評家・新保祐司

    新保祐司氏終戦78年、世界激変の中で終戦から78年の現在、新たな戦前に生きていると感じている日人は少なくないのではないか。次の「戦」は起きるのか、起きるとしたら何時(いつ)なのかを予測することは難しいだろうが、切迫感のある予感の中にいることは確かである。 今年5月、海上自衛隊の練習艦「かしま」に体験乗船する機会を得た。横須賀基地から晴海埠頭(ふとう)までの航行であった。17年前の平成18年10月に、相模湾沖の太平洋上で行われた自衛隊の観艦式では、護衛艦「くらま」に乗船した。そのときの動機は、国防の危機が高まる中、海上自衛隊の主力艦艇を洋上で見渡してみたかったからであるが、今回、乗船したのは、ロシアによるウクライナ侵攻以降の世界の激変の中で、一段と深まった日の安全保障上の緊張感を肌で実感したいと思ったからだ。

    【正論】この夏に思う 新たな戦前に処する覚悟と訓練 文芸批評家・新保祐司
  • 【産経抄】8月15日 日本人にとって縁の深いハワイを救え

    米ハワイ・マウイ島ライハナの山火事で焼け落ちたビルや家屋=11日(ハワイ州当局提供、ロイター=共同)終戦から70年を迎えた2015年8月15日、米ハワイ州ホノルル市の真珠湾で「長岡花火」が打ち上げられた。日軍に奇襲された真珠湾は日米開戦の地である。新潟県長岡市も米軍の空襲を受けており、ともに戦争で大きく傷ついた。 ▼長岡市出身の連合艦隊司令長官・山五十六は真珠湾攻撃を指揮する一方で、もともと対米戦争に反対していたという因縁もある。花火には、両国の戦没者の慰霊と平和への祈りが込められていた。 ▼ハワイには明治以来、多くの日人が移り住んでいた。日米開戦時には、人口の3割以上を日系人が占めるまでになる。「敵国人」の汚名をそそぐために若者たちが志願して結成されたのが「442連隊」だった。欧州戦線で多くの犠牲を出しながら挙げためざましい戦果は広く知られる。日系人は戦後になっても続く差別と闘いな

    【産経抄】8月15日 日本人にとって縁の深いハワイを救え
  • 終戦の日 ウクライナが示す平和の尊さ

    【読売新聞】 ◆抑止力強化が侵略を未然に防ぐ◆ ロシアウクライナ侵略が長期化する中、今ほど平和の大切さが痛切に感じられる時はない。平和を守るために何をすべきか、国民一人ひとりが改めて考えたい。 78回目の終戦の日を迎えた。東京・日

    終戦の日 ウクライナが示す平和の尊さ
  • 露朝首脳が祝電交換 日本の統治解放78年で

    北朝鮮メディアは15日、金正恩朝鮮労働党総書記とロシアのプーチン大統領が、日による朝鮮半島の植民地支配解放から78年を記念し同日付で祝電を交換したと報じた。 金正恩氏は「両国間で結ばれた戦闘的友好と団結は、帝国主義者の横暴な覇権を粉砕する闘いでその威力を誇示している」とし、両国関係の一層の強化を確信していると伝えた。プーチン氏も、両国が「朝鮮半島と北東アジアの安定と安全を強固にするため協力を強化していくと確信する」と表明した。(共同)

    露朝首脳が祝電交換 日本の統治解放78年で
  • 知られざる戦争トラウマ 「ないもの」にされた元日本兵たちの心の傷:朝日新聞デジタル

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    知られざる戦争トラウマ 「ないもの」にされた元日本兵たちの心の傷:朝日新聞デジタル
  • 維新の会、衆院選の公認候補予定者らに「ブートキャンプ」…公約402項目を8時間勉強

    【読売新聞】 日維新の会は14日、地方議員や次期衆院選の公認候補予定者となる選挙区支部長らを対象にした初めての政策勉強会を開いた。野党第1党の奪取に向け、政策を十分に理解し、発信力を高めてもらう狙いがある。 講師役の音喜多政調会長

    維新の会、衆院選の公認候補予定者らに「ブートキャンプ」…公約402項目を8時間勉強
  • 「日米開戦回避」天皇宛ての米大統領親書草案 起草した歴史学者 | 毎日新聞

    終戦から78年。現在の福島県二松市で生まれ、米エール大教授となった歴史学者、朝河貫一(1873~1948年)は、大陸への侵略を進める祖国を憂い、日米開戦を回避するために警鐘を鳴らし続けた。今年は朝河の生誕150年。朝河の言葉と行動は、争いの絶えない現代に平和を引き寄せる手がかりを与えてくれる。【岩間理紀】 英字がタイプされた7枚の紙片のところどころに赤線が引かれている。福島市森合の県立図書館に保管されている紙片。朝河が書いた昭和天皇宛ての「米国大統領親書」草案の控えだ。

    「日米開戦回避」天皇宛ての米大統領親書草案 起草した歴史学者 | 毎日新聞
  • 【終戦の日に】首相は核抑止の重要性語れ 悲劇を繰り返さぬために 論説委員長・榊原智

    78回目の終戦の日を迎えた。日は先の大戦で、軍人、民間人合わせて310万人の同胞を喪(うしな)った。すべての御霊(みたま)安らかなれと鎮魂の祈りを捧(ささ)げたい。 岸田文雄首相や閣僚には靖国神社を参拝してもらいたい。英霊を追悼、顕彰し、もし日が侵略されれば今の世代も立ち上がると誓うことが大切だ。 あの悲劇を繰り返してはならないと日人は願っている。だが、今の日が悲劇を防ぐために抜かりなく取り組んでいるかといえば疑問である。それを痛感させられたのが、広島と長崎の原爆忌だった。 原爆忌の2つの宣言広島平和宣言は、「核による威嚇を行う為政者がいる」として、「世界中の指導者は核抑止論は破綻」している点を直視するよう訴えた。「為政者に核抑止論から脱却を促すことがますます重要」と唱えた。ウクライナを侵略するロシアのプーチン大統領による核威嚇が背景にある。 長崎平和宣言は「核保有国と核の傘の下に

    【終戦の日に】首相は核抑止の重要性語れ 悲劇を繰り返さぬために 論説委員長・榊原智