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2008年7月20日のブックマーク (12件)

  • 重松清の秋葉原事件と『舞姫通信』 - 銀色のホットカルピス

    重松清「若者よ、殺人犯を英雄にするな」(文藝春秋2008.8)。秋葉原無差別殺傷事件についての寄稿を読みました。記事で特に強く訴えかけられていることが、重松清の『舞姫通信』と通じるなぁ、と感じたのでメモします。「若者よ、殺人犯を英雄にするな」(文藝春秋2008.8)重松氏は、フリーライターとしての自身の経験を織り交ぜながら、加害者の物語に寄り添う形での分析、報道に懸念を抱いています。 加害者の物語を克明に描けば描くほど、「もう一人の被害者」が浮かび上がって、「事件の加害者もまた被害者なのである」という逆説が成立してしまう――。子どもの頃のトラウマでもいし、加害者を孤独へと追い込んだ社会でもいい。学校教育、親の虐待、身体的・精神的なコンプレックス、貧困、過去の挫折経験……。(中略) 最大公約数的な物語をきれいにつくりすぎると、言い換えれば「だからこうなった」の因果の糸をまっすぐに通しすぎると

    klov
    klov 2008/07/20
    果たして重松の言葉は誰に届いているのだろう。
  • 同人誌の制作決定・募集のおしらせ - 萌え理論ブログ

    概要 日時 2008年11月9日・第7回文学フリマ会場にて販売(予定) 文学フリマ公式サイト 仕様 A5版・表紙カラー/文モノクロ・96ページ・定価500円・500部印刷 内容 批評同人誌。天野年朗(しろうと)と、共同制作者の二人が中心になり制作。他執筆者の寄稿・対談なども予定。 「文学フリマ」で販売する、批評中心の同人誌を制作することに決めました。それに伴い、共同制作者・協力者を募集させて頂きます。基的に原稿料が出せず非常に恐縮なのですが、それでもよろしければ、ぜひご協力お願いします。 なお、同時に参加する別のイベント企画の要項で決まっていて、仕様は変更できません。500部刷るのは「正直、無謀」かもしれませんが、とうぜん赤字は覚悟の上ですし、余った在庫はまた別のイベントで売るつもりです。 共同制作者・募集 講談社BOX:東浩紀のゼロアカ道場 (注・共同制作者は、現在すでに決まりました

    同人誌の制作決定・募集のおしらせ - 萌え理論ブログ
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    klov 2008/07/20
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • 【魚拓】asahi.com(朝日新聞社):小中学生の携帯電話禁止 自民有志、議員立法めざす - 携帯電話 - デジタル

  • ニンテンドーDSは情報端末に化けるか

    任天堂が5月27日から、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の無線通信機能を使って、駅や飲店で各種情報を配信する実験を始めた。はたしてDSは情報端末になり得るか。 エンタープライズのテーマとなる話題「ニンテンドースポット」 今回は、国内での普及台数が2200万台を超える「ニンテンドーDS」が、ビジネスを含めた幅広い形での情報端末になり得るか、について探ってみたい。エンタープライズ分野外の話題、と思うなかれ。このDSや据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」を、ゲームだけにとどまらず教育や健康・スポーツなど幅広い分野に利用できるようにした任天堂的発想を参考にすれば、新たなビジネスチャンスが見つかるかもしれない。 そう感じさせる実験サービスが5月27日から、東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」の全駅と列車内、および東京の世田谷・杉並両区のマクドナルド21店舗で始まった。 実験

    ニンテンドーDSは情報端末に化けるか
    klov
    klov 2008/07/20
  • エクストリーム・犯罪予告*1 - 最終防衛ライン3

    エクストリーム・犯罪予告とは、公共の場で犯罪予告を行い警察に威力業務妨害などで逮捕されないギリギリのラインを探るチキンレースのような社会的エクストリームスポーツの一つである。優勝者には大変な名誉が与えられるとされる*1。昨今ではインターネットの普及により爆発的に競技人口が増加し、白熱した激戦が繰り広げられている。それに伴い、観戦者もうなぎのぼりである*2。 概要 誰でも参加できるエクストリーム・スポーツです。24時間開催されています。 チーム分け 予告側 誰でも参加可能。 公共の場で犯罪予告を行う。 通報側 誰でも参加可能。 公共の場で見つけた犯罪予告を逮捕権限を持つ行政機関へ通報する。 予告者は創意工夫を凝らし逮捕されないであろう予告文を作成し公開する。公開する場所はできるだけ目立つ場所が好ましい。インターネットが普及する前は新聞社などに送付するしかなかったが、昨今はインターネットを用い

    エクストリーム・犯罪予告*1 - 最終防衛ライン3
    klov
    klov 2008/07/20
    こういう余裕が世の中足りないよ…!
  • 「承認」問題を巡って - Living, Loving, Thinking, Again

    「非承認型社会「日」へようこそ」http://d.hatena.ne.jp/thir/20080627/p1 先ず、「承認」に関しては、「存在していないもの(存在が承認されていないもの)を否定することはできない」という意味での源的な「承認」*1を先ず区別すべきだろう。この準位での「承認」が揺らいでしまうと、多分生きること自体が殆ど不可能に近くなるのではないか*2。それを前提とした上で、「承認」に関しては、絶対的(非限定的)なものと相対的(限定的)なものに区分できるだろう。曰く、 ここでいう「承認」とは、自らが他の誰とも代替不可能な存在として認められることを指す。自らの物語・生き様が他者のものとして回収・吸収されることなく他者のそれと連結され、社会において一つの存在として認められることと同義である。どうやら、この方は「承認」ということで、絶対的なものを指しているらしい。しかしながら、その

    「承認」問題を巡って - Living, Loving, Thinking, Again
  • 動物化論再考 - the deconstruKction of right

    東浩紀スレッドに書き込んだものですが、ちょっと僕の考え自体がモロでてるのでこっちにも書いておきます。 そのラカン理論の「享楽」がやっぱポイントだと思います。それが無限にたどり着かない消失点として機能するのは理解しているのですが、そしてしろうとさんもそれと資主義のつながりを示唆していますが、僕のデビュー論文はまさにその「消失点」と資主義について考える論文でした。 そこで「無限」について考察したのですが、非ユークリッド幾何学では、平行線の果ての点は交わるし、空間内に存在する。平行線と言うものを想定できる時点で、それはユークリッド的な世界観じゃないですか。それは近代ですよね。つまり、非ユークリッド的世界観ですと、「享楽」は消失点、つまり存在しない点ではないんです。それに、「無限」がそもそも存在するのか、という点なども、集合論とかを参照して考えたのですが、「無限は存在しないよ派」とか「直観論理

  • ゼロ年代の「内向の世代」 - 仮想算術の世界

    …というわけで、ネット断ちしてました。最近はトーマス・マンの『魔の山』とかアウグスティヌスの『告白』とか李漁の『十二楼』とか読んで、それぞれに面白かった。凡庸きわまりない言い方ですが、やはり古典とはすごいものです。たとえば、『魔の山』は第一次世界大戦でヨーロッパ世界が根的に変わってしまう、その手前を描いたおとぎ話です。もし同じようなことを、いまの日でやるとしたらどんな文学になるだろうと考えてしまう。 実際、ゼロ年代は、戦後日が蓄えてきた社会的遺産がぼろぼろに潰えていく10年でした。「オタク・イズ・デッド」(岡田斗司夫)というのは、その象徴みたいなものです。僕は自分のことを明確に「ポスト戦後」の文芸批評家だと思っていますが、それはポスト戦後的な状態になる「前」がどんな社会だったのか、もうほとんどわからなくなっているということでもあります。純文学がどういうものだったのか、オタクがどうい

    klov
    klov 2008/07/20
  • ルサンチマンって新中流層辺りから出てるのかねぇ: muse-A-muse 2nd

    そこで展開されている問題意識というか、対象が似てるなぁ、と。 「公共性」論のほうはロールズやらノージック、アレント、アガンベン辺りの公共性関連の話が簡易にまとめられてるということで重宝しそうだなと思って読み始めたんだけどけっこうめんどくさい文体でなかなか読み進まず最近の糞詰まり的フラストレーションの原因になってたように思うんだけどそんなこといってても仕方ないのでちょこちょこ読み進めるようにしてる。…かたつむりの歩み んで、まだ途中なんだけどそこで出てきた「他律的リベラリズム」という概念が最近の関心にフィットしてるな、と。東浩紀が「動物化」として指摘してる層とほぼ同じということなんだけど。曰く、「他律的リベラリズム(ひ弱なリベラリズム)は自らを支えるリベラルな法と秩序を構築、維持して自己統治することはできず、統治を他者にゆだねる」、と。社会的枠組みを超えることには興味を示さない。たとえばso

    klov
    klov 2008/07/20
    希望は内戦。
  • 宮台真司、鈴木弘輝、堀内進之介『幸福論――〈共生〉の不可能と不可避について』 - らいたーずのーと

    幸福論―〈共生〉の不可能と不可避について (NHKブックス 1081)作者: 宮台真司, 鈴木弘輝, 堀内進之介出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2007/03メディア: 単行 ■ 社会学者の宮台真司が、二人の弟子とともに、「幸福はいかにして可能か?」を問うた鼎談。宮台のエリート主義がどのようなものかを知るための一冊としても使える。 だが、書で最も興味深く面白いのは、大胆不敵な宮台のエリート主義主張に真っ向から対抗して論陣を張る、三人の中では最も若い政治社会学者・批判的社会理論家の堀内進之介の主張である。ハーバーマスやアクセル・ホネットらをふまえて「批判の可能性を開く批判」を重要視する堀内は、情報の非対称性を前提とする社会設計を是とする宮台の主張に否を唱える。 ■ 宮台のエリート主義の基は、「面倒なことは知りたくない、うまく運転してくれ*1」と多くの民衆が希望していること

  • 文芸空間 ゼロアカ道場第四関門――道場破りしようぜっ!

    2008年11月14日、ゼロアカ道場第四関門の課題が発表された http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/zeroaka/kanmon_04.html 以下のものがお題 「2008年11月9日に行われる第7回文学フリマにおいて、2人1組となり、 《A5版・表紙4Cカラー・文1C96ページ・定価500円》の評論同人誌を制作し、自ら売り子となって販売せよ。 刷部数は500部とし、「東浩紀点+太田克史点+販売部数」の合計点上位3組(6人)を関門通過者とする。」 文学フリマに出て、評論の同人誌を出せということ んで、この関門においては唯一、「道場破り」が認められているとのこと つまり敗者復活戦も可能らしい これはもう、ぼくも参加せざるをえないっ! ただ、二人一組じゃないとエントリできないとのこと お願いだっ 誰か、松平と組んで、ゼロアカ道場に参加してもらえな

    klov
    klov 2008/07/20