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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (6)

  • 知はいかにして「再発明」されたか/イアン・F・マクニーリー&ライザ・ウルヴァートン: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 知を保存・蓄積し、他者や別の世代に伝えたり、あるいは知識を利用可能にすることで社会に働きかけることを可能にする「知の装置」。西洋の歴史においては、その知の装置が何度か刷新され、その度ごとに知識の価値に変化か起きているといいます。 今回紹介するイアン・F・マクニーリー&ライザ・ウルヴァートンによる『知はいかにして「再発明」されたか』は、そんな西洋における知の保存や伝達、可用性を可能にするための装置の変遷とそれによる知の再発見の歴史を紐解いた一冊です。 知の生産や保存や伝達が、経済や文化技術の広範な変化を受けて、根から問い直されるのははじめてではない。わたしたちは今、どうすれば文化の再生産を確かなものにできるのだろう。 (中略) 知の総体を組織化して伝達するには、どのような

  • キュレーションが必要になる環境の条件は?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、Etsyというサイトのサービスのかたちに興味をもっています。 Etsyは、職人や作家によるハンドメイドの品を買ったり売ったりのオンライン通販を、購入者と直接コミュニケーションしたりしながらできたりするサイトです。 しかも、ただ単純にオンラインのなかだけで完結しているわけではなくて、Communityでは、Etsyに作品を出品する職人や作家が講師となってワークショップを開いたりして、作品を買ったお客さんや興味をいだいてくれている人と交流もはかる場も設けたりもしています。 キュレーションの時代と言ったりしますが、このEtsyにも日々大量にアップされる商品のなかからユーザーが自分のお気に入りのものを探せるようにするためのキュレーションの機能が提供されています。 Treasu

  • なぜ、KJ法は失敗するのか?:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 フィールドワークなどの調査で集めた質的情報を、俯瞰的視点と細部に踏み込んだ視点の両方を用いて包括的に分析し、分析結果をメンバー間でしっかり共有しておけるかが重要になります。 ある事実を観察したとしても、 事実を特定の視点による特定の角度からしか観察できないすべてを観察することができず一部のみしか観察できない観察者の意思が働いて、観察結果に事実そのままではない強弱ができてしまう観察者それぞれで異なる見方をしてしまうので、おなじ事実をみても観察者によって解釈が異なる ということが起こるので、観察した結果を、調査後、再度メンバー全員での分析作業により、上記の問題を補う必要があります。 多くの調査がこの分析作業を重視しないので、多くの事実が抜け落ちてしまったり、ゆがめられて解釈され

  • ユニバーサル・デザイン批判: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエなどに代表される「機能の合理性を求め、無駄な装飾を排除していった建築」に関して、arclampのyusukeさんがこんなことを書いています。 ここに至って、僕としては機能とは単独の存在として切り出して形を有するようなものではないと考えます。すべては関係によって成り立っている。それが凸的とか凹的であるとか、そういうことではなくて総体そのものが関係によって構成されている。 機能と関係性。 ここでの関係性は普遍的なものというよりも、アフォーダンスについて書かれていることからも、環境と生物がその都度織り成すコンテキスチュアルなものと考えてよいのではないかと思います。 一方の機能のほうはといえば、そのコンテキストを無視した形で普遍化を目指

    klov
    klov 2008/02/28
  • Web2.0で変わるマーケティングと情報社会(後編): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さて、先ほどの「Web2.0で変わるマーケティングと情報社会(前編)」の続きです。 Web2.0を懐疑する視点が意味するもの先に引用した箇所の続きにこんなやりとりがありました。 編集部 Wikipediaなんかそれの最たるものですよね。 武田 そう、でも、最も見たい項目、みんなが物申したい項目なんかは、議論が巻き起こっちゃって結局「編集中」ってなっちゃうじゃないですか。それくらい、ウェブに載せるデータっていうのはナイーブなものなんですね。実は。ホイホイ載せていいものではないんです。 オンラインマーケティングのMarkeZine:第1回 現場プログラマが見る、Web2.0:Page 3より1つ前のやりとりが共感をひくものだとすると、こちらの発言はちょっと「はてな?」です。 W

  • Web2.0で変わるマーケティングと情報社会(前編): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 僕自身、記事(「Web2.0以降、オンラインマーケティングはどう変わるのか?」)を書かせていただいたMarkeZineに「第1回 現場プログラマが見る、Web2.0」という記事が上がってました。 Web2.0というか、現在のWebベースのシステム開発の現場感が伝わるおもしろい内容だったので、読んでみてはいかがかと思います。 その中でのこんなやりとりがちょっと僕の目にとまりました。 編集部 Web2.0を礼讃する人たちが沢山いるけれど、それを「どうなの?」って思っているのが、実際にシステムやツールを作っているプログラマーさんだっていうのは、すごい重いことだと思うんですよ。 武田 そうですね、そうだと思います。実際にオンライン・マーケティングをやる人々にもっと気づいて欲しいです

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