ニクス……テーロスを語る上では重要なものである。 ニクスとは星々の世界。闇の中に星がきらめく、夜空のことであり、この次元の神は皆、このニクスから生まれたとされる。神がこの故郷より出でて定命の者の前に現す姿にはこのニクスが沁み込んでおり、ゆえに神の身体に影ができる際には、そこには星が光り輝くニクスが広がっている。 クリーチャー・エンチャントとして表現される「ニクス生まれ」と呼ばれる者たちも、同じくその身体に星のきらめきが現れ、彼らがニクスより神の使いとしてやってきたことが見て取れる。 この神々が住まう星々の世界を表現した1枚こそ《ニクスの星原》だ。 毎ターン、墓地からエンチャントを戦場へと戻す。それだけでもカードとしては十分に強く、これでヘビー級のエンチャントをコストを踏み倒すのはなかなかロマンがある。 さらにコントロールしているエンチャントの数が5個以上になれば、エンチャントはいずれもクリ