日本にREST(Representational State Transfer)と呼ばれるWebのアーキテクチャスタイルを広めた山本陽平氏から、「本を出版するので送りたい」という連絡をいただいたのが約1カ月前。送られてきたのがこの本「Webを支える技術」でした。 山本氏のブログを拝見すると、約1年ほどはこの本の執筆に取り組んでいたご様子。中味を読んでみればそれも納得です。 本書はWebを支える3つの技術、HTTP、URI、HTMLを中心にWebのアーキテクチャを詳しく解説することから始まり、Webのアーキテクチャに沿ってWebアプリケーションや(広義の)Webサービスをどう適切に設計していくべきなのか、という、Webアプリケーションを開発するときに必ず考慮しなければならない課題を解決する道筋を教えてくれます。 Webアプリケーションをどう設計するべきか、大事なことなのに、これまでこれほど十
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