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-批評/考察と-映画に関するko_chanのブックマーク (56)

  • [映画] ラ・ラ・ランド: 極東ブログ

    『ラ・ラ・ランド』については昨年秋の米国での話題を知っていたわりに見そびれて今さら感があり、こうなるとDVDが出てから見ようかなと思っていた。が、まだ上映館があるので見に行った。さすがにもう観客は枯れていたがその枯れ具合がこの映画にとって、とてもいい感じだった。楽しく、そして少し泣けた。 評価については、もうとやかく言う必要もないだろう。アカデミー賞での椿事も楽しめる逸話になっている。とにかく、つかみの映像が圧倒的だ。あの意気込みで一気に観客を飲ませた。その音楽とダンスとシーンの美しさも圧倒的である。スクリーンセーバーがあれば是非欲しいところ。 ストリーについては、ミュージカルということもあって基単純である。特段に紹介するまでもないだろうが、売れない若い女優と、ジャズに憧れつつ理解されない若い男性の、偶然がやたらと重なる出会いと恋愛の四季、そして別れの予感……といったところ。ただ、最終シ

    [映画] ラ・ラ・ランド: 極東ブログ
    ko_chan
    ko_chan 2017/06/04
    “私たちの現実の理想や愛は実際にはかなうことはなく、その中で時は過ぎ、人生はムーヴオンしていき、回想に変わる。変えるしかない。それを美しくもの悲しく受けとめるのは、生きて老いる感覚”
  • 女が壊れる時と、癒される時……『シークレット・サンシャイン』(2007年、韓国) - Kaiのネタバレ映画館

    2007年 韓国 監督=イ・チャンドン 出演=チョン・ドヨン ソン・ガンホ ここのところ、自己愛の強い(自意識過剰な)女が壊れて暴走する映画ばかり見ているような気がする。 かつて「自分探し」なんてイヤなキーワードが流行ったけれど、一度きりの自分の人生に意味を見いだし、見いだした意味と外部とのギャップに耐えられない。神なき現代において、そんな人は、日だけではなく、韓国にもいるし、たぶん世界中にいるんだろう。 そういう時代に、映画はいかにあるべきなんだろうか。現実を直視し、シリアスドラマであれコメディ仕立てであれ、現代人特有の病のありようを観客につきつけるべきか。それとも、自己愛の強い現代の観客に「それでいいんだよ」と優しく慰めてあげるべきなのか。今年公開の『堂かたつむり』なんて映画は、積極的に「それでいいんだよ」と言ってあげているような映画だ。ヒロインが感じる「自分と外部とのギャップ」が

    女が壊れる時と、癒される時……『シークレット・サンシャイン』(2007年、韓国) - Kaiのネタバレ映画館
  • 【ネタばれあり】映画「シークレット・サンシャイン」レビュー

    想田和弘 @KazuhiroSoda 遅ればせながら観たイ・チャンドン監督『シークレット・サンシャイン』が凄すぎて興奮が冷めやらない。トリアー監督『アンチクライスト』が所詮はキリストの手のひらで遊ぶママゴトのように思えてしまった。 2010-12-30 11:32:01 想田和弘 @KazuhiroSoda 続き)人間が壊れていく過程をこれほど正確に描写した映画を僕はしらない。同時に、理不尽な不幸に見舞われた人間をキリスト教が救えないどころか、更に苦しみの深みに突き落とすしかないことを、鮮やかに証明してしまった。そういう意味で作は人類史に刻印を残す恐るべき傑作である。 2010-12-30 11:38:41

    【ネタばれあり】映画「シークレット・サンシャイン」レビュー
  • こないだ映画をみた シークレット・サンシャイン  秘密にしておいた陽射

    ネタバレします。 ので、まだ観てない人は気をつけて。 から退出するもよし。 今日はシークレット・サンシャイン(原題:밀양 ミリャン)について書こうと思います。 この作品は2007年の韓国映画で(日では2008年公開)、監督は以前このブログでも取りあげたオアシス(原題:오아시스  過去記事)の監督でもあるイ・チャンドンです。 映画の情報→cinematopics(ネタバレだから編先に観て下さいね) っていうか画像かわいいでしょ?このチョン・ドヨン萌えなんですよ(しつこく言うよ)。年上で、ちょっと暗めで・・・。すいません、もういいですね。 はい、というわけでどんな話なのかというと、なかなか一言で紹介するのは難しいんですが、未亡人であるチョン・ドヨン演じるシネが亡き夫の故郷である密陽(ミリャン)へ引っ越しに息子と向かうというのが映画の冒頭部分です。 その際に、車がトラブってレッカー車を呼ぶん

    ko_chan
    ko_chan 2017/04/30
    “息子が殺され、精神的におかしくなっちゃうんですね。ここからのチョン・ドヨンの演技とそれを映すカメラワークが非常に秀逸”
  • 超映画批評「天空の蜂」95点(100点満点中)

    「天空の蜂」95点(100点満点中) 監督:堤幸彦 脚:楠野一郎 出演:江口洋介 仲間由紀恵 木雅弘 社会派テーマとエンタメをハイレベルに両立 私が東野圭吾の同名原作小説を読み衝撃を受けたのは、もう20年近く前になるだろうか。 先日堤幸彦監督に話を聞いた時、彼は「あの小説映画化不可能と言われた理由は、内容があまりに原発業界のタブーに触れていたから」というような事をいった。私が20年前に読了したときに感じたことと全く同じ見解であった。 1995年の夏。福井県の高速増殖炉上空に突如現れた自衛隊の大型無人ヘリがホバリングを開始する。残燃料は8時間分。爆弾を満載したヘリが落ちれば原発は破壊され、日列島は壊滅する。ほどなく犯人は「全原発の即時廃棄」を村山改造内閣へと要求。ヘリに息子が取り残されていることを知った開発者の湯原(江口洋介)は、原発設計士で旧知の三島(木雅弘)らとともに、対策を検

  • 黒沢清『クリーピー 偽りの隣人』 - 青春ゾンビ

    黒沢清の待望のサイコスリラー『クリーピー 偽りの隣人』が凄まじい。尋常ならざる建物の画力。線路沿いにしがみつくようにして建っていた『トウキョウソナタ』(2008)の佐々木家のルックも強烈であったが、今作に登場する建物の気配、立地や空間の歪みは、この映画の主役と言っていい。思わずカメラが上昇し(ドローンによる撮影らしい)、その全容を俯瞰で捉えてしまうほどである。中でも最も不穏な質感を放つのが西野家だ。その前に広がる空き地は砂利が敷かれ、用途不明の給水塔がそびえ立っている。「安全第一」のフェンスで囲われ、そこには「立入禁止」のボードも貼られている。ご丁寧に「立ち入るべからず」と警告されているのにも関わらず、その不思議に歪んだ空間が放つ魅力に抗えない人間達が集まってくる。 黒沢清と言えば「揺れるカーテン」というほどに象徴的なその”風”は今作においてもあらゆる空間に吹いている。高倉夫の済む新居の

    黒沢清『クリーピー 偽りの隣人』 - 青春ゾンビ
  • デミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』 - 青春ゾンビ

    映画館でスクリーンの前に立って客席を見渡すミア(エマ・ストーン)のモラル(ひいてはチャゼルの映画愛)を責めたてるのは簡単なわけだけども、それよりも映画の光を文字通り身体に浴びたミアが、上映が中断された『理由なき反抗』のシーンを引き継ぎ、天文台に登っていくという演出のひらめきを支持したい気持ちが強い。ミュージカル映画、もしくはアメリカ映画の復興と未来を俺が引き受ける、というのを最高にロマンチックにやってのけたチャゼルの映画愛は当然ほんものだ。 期待値が上がりきってしまっていた分、その稚拙なあらすじ運びには驚いてしまったのも事実(ミュージカルシーンも、もっと良くてもいいはず、と思う)。しかし、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの組み合わせがとびきり好きだからか何なのか、とにかく今作の肩を持ちたい気持ちに駆られてしまう。物語は確かに整合さに欠く。しかし、そういった”律”からの解放が故に、この映

    デミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』 - 青春ゾンビ
    ko_chan
    ko_chan 2017/03/04
    ラスト、ありえたかもしれない別のルート…切ない。
  • 【追記あり】『君の名は。』を見て感じた気持ち悪さについて

    金魚屋は羽ばたき飛行機械かよ @Goldfish_Shop 「君の名は。」ようやく観れた。自分は嫌いでした。ネットで「感動した」という声が非常に多かったから期待したけど自分向けでは無かった。「アニメバクマン観てて3話に一回泣く」って言ったら「え、どこで?」って思うでしょ?普段そんぐらい泣き上戸なのに「君の名は。」には全くピンとこなかった 2016-09-25 23:35:03 金魚屋は羽ばたき飛行機械かよ @Goldfish_Shop 興業収入100億円突破する前に観に行けば良かった。「おれも感動しなきゃ」って変なプレッシャーがあった。観終わったあと、みんなが感動する話で感動できない事にちょっと拗ねた。だっておれも「すげえ泣いた」ってtwitterに書きたかったんだ。でも、その望みは叶わなかった。 2016-09-25 23:36:10 金魚屋は羽ばたき飛行機械かよ @Goldfish_S

    【追記あり】『君の名は。』を見て感じた気持ち悪さについて
  • 「新海誠はど変態」 Nababa氏による『君の名は。』批評。

    NaBaBa @NaBaBa 君の名は。鑑賞。全然入り込めなかった。テーマそのものは理解できる部分もあるが、兎に角クリスチャン・ラッセン的としか言い様がない、佗寂皆無の全てにおいて過剰な作風が肌に合わなかったのか。でも秒速5センチメートルは作風は合わなくても感動出来たし、この心のつっかえが自分にも良くわからん 2016-09-11 13:06:48 NaBaBa @NaBaBa コンセプトの根底には、みちびき地蔵に代表される東北大震災における心霊体験談があると思う。亡くなってしまった人達が残響の様に見えてしまう、でももう彼らを助けられないという悲痛。そこに男女の身体の入れ替わりというポップでフィクショナルな設定を加えて、娯楽作品化した狙いは凄く良い。 2016-09-11 13:13:59 NaBaBa @NaBaBa ただこの身体の入れ替わりが現実なのか夢なのかが分からない。どっちとも取

    「新海誠はど変態」 Nababa氏による『君の名は。』批評。
  • 震災の経験を昇華する「君の名は。」 - エキサイトニュース

    ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんの対談。前編記事に続いて「君の名は。」について語り合います。 整合性とディティールの問題 飯田 『君の名は。』では、なんでこの相手とチェンジしたのか、なんでお互いの名前の記憶が薄れていくかの必然性が弱い。ふたりが好きになる理由もよくわからない。このあたりは新海誠らしいと思う。作劇によって、あるいはキャラクターの魅力を描いていくことによって、じゃなくて「シチュエーションしかない」のが新海脚の特徴だからです。シチュエーションしかない、というのは『ほしのこえ』の「地球と宇宙に引き裂かれた恋人」だったら別にミカコとノボルじゃなくてもどこのカップルであっても悲しいわけです。これはドラマを書く才能でもなければキャラクターづくりのうまさでもない。 シチュエーション設定の妙です。新海さんは、そこはすごくうまい。 ただシチュエーションで泣かすの

    震災の経験を昇華する「君の名は。」 - エキサイトニュース
  • 新海誠「君の名は。」に抱く違和感 過去作の価値観を全否定している - エキサイトニュース

    ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんの対談。アニメ映画「君の名は。」について語り合います。 多くの人が大絶賛する中で抱く違和感 飯田 新海誠監督の最新作『君の名は。』はめっちゃ人が入っていて、僕のまわりでも絶賛している人がいっぱいです。しかし僕は非常にアンビバレントな気持ちになりました。ああ、きっと新海誠観をこじらせすぎているんだろうな、と。僕は『秒速5センチメートル』が新海さんの最高傑作だと思っているので、それ以降の作品にはずっとモヤモヤするところがあるんだけど。 あと、プロデュースを担当している川村元気氏が苦手であることを再認識した。川村さんが関わった作品で好きな作品が一個もない。 細田守監督の『バケモノの子』も川村プロデュースじゃなくて細田さんが脚を自分で書かなかったらもっと傑作になったと思っているんですね。いや、もちろん、好きな人がいるのはわかりますよ。

    新海誠「君の名は。」に抱く違和感 過去作の価値観を全否定している - エキサイトニュース
  • 【ネタバレ感想】映画「君の名は。」で感動できなかった理由を考えた【考察】 - サブカブログ

    記事は移転しました。 約3秒後にリダイレクトします。 リダイレクトしない場合はここをクリックしてください。 美しすぎる世界で描かれる甘酸っぱくてくすぐったいSF系青春ラブストーリー!果たして今作は出会えるのか!? 君の名は。を観てきました。結論から言うと、ぼくはそこまで感情移入できず、乗りきれないままに物語が終わってしまったような印象です。新海誠さんの作品は「秒速5センチメートル」しか見ていないけど、それも「そんなに賞賛されるほどなのかな?」という感想だったので、新海誠さんの世界はぼくにはちょっと合わないのかもなー、、、とぼんやり思いました。 ぼくは比較的周囲が賞賛しているものには思考停止して”最高!””良かった””神”という評価をしがちで、今作も例に漏れずそうなるんだろうなぁと思っていたのですが…。「いやいや泣かないよ、さすがにねぇ。言うほどだろー???」と斜に構えながら実際は号泣させ

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  • ライプニッツ可能世界解釈によるシン・エヴァンゲリヲン劇場版:∥完全予測その3多世界論: シンジの“ほにゃらら”賛歌

    ライプニッツ可能世界解釈によるシン・エヴァンゲリヲン劇場版:∥完全予測その3多世界論 その1「自由意志と決定論」 その2「量子力学」 シュレーディンガーののパラドックスのもうひとつの解決法がライプニッツの可能世界論だ。可能世界論では現実化した世界だけではなく、現実化しなかった無数の可能世界がモナドの中に存在する。箱の中のは50%生きていて50%死んでいるような状態で存在しているのではなく、が死んだ状態の世界とが生きている状態の世界とに分岐するのである。シュレーディンガーののパラドックスはモナドの無数に存在する可能世界が実はすべて現実化しているのだと考えればよいのだ。 ヒュー・エヴェレット三世(多世界解釈を最初にとなえた物理学者)はが生きていると同時に死んでいるという状態がふたつの別個の宇宙でなら可能かもしれないと論じた。-ミチオ・カク「パラレルワールド」 生きたが観測された世

  • エヴァンゲリヲンQと自由意志問題: シンジの“ほにゃらら”賛歌

    映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を見た。面白くてびっくりした。Qとくらべたら序も破も凡作と言って差し支えないのではないか。オープニングからしていったい画面上で何が起きているのかさっぱりわからないにもかかわらず、こんなにワクワクドキドキする自分にびっくりする。いや、ちょっと待て自分。意味がわからないのに面白いって子供じゃないんだからと、一応解釈らしきものがぼんやりと浮かんできたので書いてみる。 エヴァQの主人公シンジはその選択という選択、行動という行動がすべて裏目にでる。よかれと思ってしたことが、ことごとく悲惨な状況を生み出してしまう。このような主人公は他の映画でも見たことあるな~と思い出したのがフランク・ダラボンの映画「ミスト」だ。 ミストを観た人はわかると思うが、ミストの主人公であるお父さんは子供を守るために行動するまさに正統派ヒーローだ。モンスターが闊歩する異常な世界にいながら果断

  • ギリアン・フリン「ゴーン・ガール」書評: シンジの“ほにゃらら”賛歌

    ギリアン・フリン「ゴーン・ガール」を読む。 理想的な夫婦と周囲から見られていたエイミーとニック。だが結婚記念日の当日エイミーが消息を絶ち、その失踪には夫が関わっているのではないかと疑いを向けられ・・・ 上巻では夫婦のすれ違いを微に入り細に入る、こと細かな描写で描きそのリアリズムに驚嘆する。夫であるニックはハンサムで人当たりのいい男として描かれるが、の日記であらわになっていく欠点、また欠点。ひとつひとつの欠点はどんな人間だってもつ欠点で決して夫は悪人ではないのにもかかわらず、そのひとつひとつが積み重なると、世にも嫌な男として現前しはじめるのだ。この執拗なまでの男下げの描写に感嘆と賞賛と寒気を禁じえない。 作者が女性だからなのか、男性の嫌な部分を見つけるのが抜群にうまい。最初は夫にあやしい感じすらなかったのに、徐々にこの男がを殺したんじゃないか?とじわじわと読者を誘導していく手並みがあざや

  • 今夜金曜ロードSHOW「火垂るの墓」節子を殺した真犯人は誰なのか - ライブドアニュース

    2015年8月14日 10時50分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「」の節子を死亡させた真犯人について解説している 初見では叔母に疑惑がかかるが、真犯人は清太の家族愛だと筆者 清太が妹のために下した決断の一つ一つが、死へと追いやっていくため 『』は節子を死なせた犯人を探す倒叙ミステリーだ! 夏の恒例行事、『』の日テレビ系列での放送が今年もやってきました。今回は終戦記念日前日に当たる8月14日。野坂昭如氏が自らの戦争体験を元にした小説が原作だけに、これ以上ふさわしい日にちはないでしょう。 公開当時は、監督の『となりのトトロ』と同時上映になったため、トラウマ力も跳ね上がりました。トトロやバスに夢中になった後、全身ヤケドで包帯ぐるぐる巻き、ウジの湧いた母親を遺体の山に放り込む光景を見せられたお子様は、心に素敵なサムシングが残ったかもしれません。 そういう

    今夜金曜ロードSHOW「火垂るの墓」節子を殺した真犯人は誰なのか - ライブドアニュース
  • 「寄生獣 完結編」終盤の問題について — TwitLonger

    「寄生獣 完結編」終盤の問題について ※この文章は「寄生獣 完結編」終盤の重大なネタバレを含みます。もしまだご覧になっていない方がこれを読んでいる場合は、この先を読む前に映画編をご覧になることを強くお勧めします(上映終了後ならせめて原作だけでも)。 お時間を割いていただきどうもありがとうございます。この文章は、私が「寄生獣 完結編」を拝見して、「これは何としてでも製作スタッフにお伝えしなくてはいけない」と思い、文章にしたためたものです。お見苦しい点もあるかもしれませんが、何卒ご容赦下さい。 はじめに 私は原作「寄生獣」にリアルタイムで接してファンになり、待ちに待った映像化の実現を心から喜んだ者の1人です。決して大作をしたり顔で評する評論家崩れや、原作との細かい差違をあげつらう原作至上主義者のようなことをする気はありません。実際、作も今回問題にしている一点さえなかったら、映画向けに改変さ

  • 「アナ雪」のクリストフはなぜ業者扱い? 夏野剛×黒瀬陽平×東浩紀の3氏が新解釈

    「アナと雪の女王」のクリストフはなぜ業者扱いなのか? 夏野剛×黒瀬陽平×東浩紀の3氏が男性視点で新解釈 映画「アナと雪の女王」は美しい映像や楽曲に加え、女性たちの共感を得て大ヒットとなっているが、果たして、男性視点で見たらどうなるのか? 慶應大学大学院特別招聘教授の夏野剛さん、美術評論家の黒瀬陽平さん、そして作家で批評家の東浩紀さんが熱く議論。

    「アナ雪」のクリストフはなぜ業者扱い? 夏野剛×黒瀬陽平×東浩紀の3氏が新解釈
  • 水野敬也『昨日、TSUTAYAで号泣しました。』

    昨日、TSUTAYAで号泣しました。 | 水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba 昨日、TSUTAYAで号泣しました。 ただ、その理由を書いてしまうと一行で終わってしまい 感動の理由も全然伝わらないと思うので 涙までの経緯をお伝えしたいと思うのですが、 そもそものきっかけは、2002年に映画館でピクサーのアニメ「モンスターズインク」を見たことに遡ります。 僕は当時25歳で学生時代から所属していたプロダクションを辞め、無職の状態でした。 ただ、「を出したい」と思っていたので、最低限の生活するためのアルバイトを週2日だけして、あとは一日中を書いていました。 当時、僕は門前仲町で友人とルームシェアをしていたのですが(友人に無理を言って家賃もかなりの部分、彼に負担してもらっていました) 門前仲町の近くにある、日で一番大きなイトーヨーカドーにシネマコンプレック

    水野敬也『昨日、TSUTAYAで号泣しました。』
  • ネタバレ解説!『アナと雪の女王』に関する7つの疑問を検証してみた - ひたすら映画を観まくるブログ

    3月の日公開以来、破竹の勢いで快進撃を続けている『アナと雪の女王』が、国内で上映された映画としては12年ぶりに200億円を突破し、とうとう『ハリー・ポッターと賢者の石』(203億円)を抜いて歴代興行収入第3位に躍り出ました。 しかも、わずか77日間という異例の速さで観客動員数1601万人、興行収入203億7743万円を記録したのですから凄すぎます。あとはもう、第2位の『タイタニック』(262億円)を抜けるかどうか…という段階まできているわけで、まさに”史上空前のメガヒット”と言わざるを得ません。 さらに、日語版ヴォイスキャストが歌う、「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」「雪だるまつくろう」「生まれてはじめて」など日版劇中歌9曲を収録した『オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション-』が累計売上枚数48万枚という猛烈なセールスを達成し、アニメ映画のサントラとしてはこれ

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