公式サイト:http://www.soreboku.jp/index.html 『Shall We ダンス?』の周防正行監督が、11年ぶりにメガホンを取った本格的な社会派ドラマ。電車で痴漢に間違えられた青年が、“裁判”で自分の無実を訴える姿を、日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにしつつ描く。ハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に出演し、世界的に注目を集めた加瀬亮が、本作で初主演を果たす。主人公を弁護する弁護士には、瀬戸朝香、役所広司らがふんする。3年もの歳月をかけて“裁判”について取材した監督が、現代の日本における“裁判”の現実を突きつける。(シネマトゥデイ) ああ、これは本当に凄い映画です。ぜひ一人でも多くの人に観ていただきたい。2時間半近い長尺なのですが、かなり寝不足の状態で観にいったにもかかわらず、最後まで全然目が離せませんでした。過剰な演出が無いかわりに、ムダなシーンも全然ありません。
2007年03月15日 「それでもボクはやってない」感想各論(もろにネタバレです) (8) カテゴリ:事件・裁判から法制度を考える 一、弁護人の接見 最初に接見した弁護士について、本来は最初に逮捕された時点で弁護人依頼権があるのを通知するのは法律上当然(刑事訴訟法216条、203条)ながら、当番弁護士制度を警察のほうから通知するという実務の慣行があったと思うんだけどなあ…。依頼権はともかく、明らかに当番弁護制度はあの変態っぽいおじさんが教えて知った風であった。 さて、その弁護士が示談を勧めたのは、作中ではびしっと批判されていたし、その批判はそのとおりだと思ったが、他方で正直言って仕方のない「面がある」ものだと思った。 例え無実でも、たきつけて大裁判になって会社がクビになってということになればたまったものではないと考える人たちは実際には少なくない。今の司法に問題があるのは事実でも、司法問題と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く