共和党の大統領候補になることが確実になったドナルド・トランプ氏。5月4日、日本に米軍が駐留し続けるならば、全費用を日本が払うべきだと断言した。トランプ大統領就任が現実味を帯びる中、その発言に世界の注目が集まる。 日本には5万人近くの米軍が駐留する。駐留経費に関して、日本は2016~20年度に総額9465億円を負担することで合意しているが、これは労務費や光熱費など全体の一部に過ぎない。 「日本が支払うべき」共和党の大統領候補となることが確実になった後、トランプ氏はCNNのインタビューに答えた。 司会のウォルフ・ブリッツァー氏は「日本や韓国といったセンシティブな問題についてはどうですか。あなたは2国に核兵器を開発させて、アメリカを撤退させるかもしれないと示唆しました」と質問した。 トランプ氏は「まったくセンシティブな問題ではない」とバッサリ切り捨て、こう続けた。 われわれはドイツ、日本、韓国を