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トルコに関するkurokuragawaのブックマーク (21)

  • トルコで僕は考えなかった(トルコ旅行記 最終回) - 紺色のひと

    この春トルコへ旅行に行ってから、僕はずっと考えていた。非日常の旅行の中で感じたはずの自分の変化について考えていた。日常の生活の中で折に触れて思い出すあの一週間のことについて、僕の中でどう消化しどう昇華できたのか考えていた。そして、結局僕はあの旅行中、なにも考えていなかったのではないかと結論付けるに至ったのだ。トルコの最後の一日を振り返りながら、なにも考えていなかった自分のことを考えてみようと思う。 この記事は、以下の4エントリより続く、僕とのトルコ旅行記の最終回となります。 「トルコで僕はなにを考えようとしていたか(トルコ旅行記その1)」 「カッパドキアの地と空と(トルコ旅行記その2)」 「サフランボルのドアをあけたよ(トルコ旅行記その3)」 「飛んで跳んでとんで!イスタンブール(トルコ旅行記その4)」 4月9日 金曜日(7日目) 簡単に、これまでの経路を振り返っておこう。 ドバイ経由で

    トルコで僕は考えなかった(トルコ旅行記 最終回) - 紺色のひと
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/08/02
    トルコ式朝食はうまい(白チーズ・オリーブ・バラのジャム・ヨーグルト)
  • トルコが脱世俗国家へと変貌しつつあるようだ: 極東ブログ

    国内報道がまったくないわけでもないが、多数の死者が出たり政変が起きたりということでもないため、それほど注目されないにも関わらず、現代世界を考える上で意外と重要な事件として、このブログで書き落としていたのが、2月のトルコの出来事だった。このブログでは折に触れてトルコ情勢に言及してきたが、やや予想外とも言える今回の帰結については言及しておこうと思いつつ失念していた。 事件は2月22日、トルコ警察が、2003年のクーデター計画に関与したとして元司令官を含む軍幹部を50人以上突然拘束したことだ。背景には、イスラム政党「公正発展党(AKP)」と世俗派との対立激化がある。トルコは建国の父アタチュルクによって政教分離の世俗国家として成立し、軍は彼の伝統を引く世俗改革の筆頭となってきた。 今回の拘束にまつわるクーデター計画だが、2003年のことでもあり、AKPが仕掛けた政争と見る向きもある。2月25日には

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/03/30
    物価もすごく上がってるしどこでも酒が飲めるような「ゆるさ」がなくなったら魅力半減だな(観光的に)
  • アタテュルク像の串本移設報道に対するトルコ人の反応(9) - 歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 

    「チャイハナ」=中央ユーラシアの町や村の情報交換の場でもある茶店。それらの地域を含む旧ソ連圏各地の掲示板を翻訳。 →(8)からの続き さて、詐欺師やデマゴーグの話はこれぐらいにして、“アタテュルク像の串移設”(というか、実質的には“アタテュルク像の串建立”ですが、)を報じたあちらの新聞記事への一般トルコ人の反応を見てみましょう。 ヒュリエット紙のサイトに載っていた短い版の記事(「アタテュルク像、串へ」)には、結構たくさんコメントがつけられていました。 ------------------------------------- <ハルクのコメント> 論評ハルク1号 残念なことだ!我が国の救い主たる偉大な領袖のことを、日人ほどに気遣えないとは。日人たちがアタ※の銅像を建てようとしている時に、こっちじゃそれを倒そうと頑張ってる奴らがいるわけで。 ※“アタテュルク”の愛称。 論評ハルク2

    アタテュルク像の串本移設報道に対するトルコ人の反応(9) - 歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/03/06
    アタテュルク像の人口は世界でもベスト10に入るのではないか
  • asahi.com(朝日新聞社):東大、創立以来初の博士号取り消し 助教の盗用で - 教育

    東京大学は5日、トルコ人で大学院工学系研究科のアニリール・セルカン助教(36)に授与していた博士号について、他人の論文やウェブサイトからの盗用があったとして取り消したと発表した。旧帝大時代も含めた133年間で博士号取り消しは初めて。公称する経歴にも疑惑があり、特別委員会が調査を進めており、結果が判明次第、関係者を含めた処分を判断する。  東大広報センターによると、アニリール助教は2003年に「宇宙空間で長期居住を可能にする軌道上施設に関する研究」と題した英文の論文で工学博士の学位を受けた。現在、助教が所属する研究室の教授ら5人が審査をした。  論文の疑惑について外部からの指摘を受けて、今年1月に特別調査委員会を設けて調べたところ、376ページのうち、約4割にあたる149ページで文章や図表の盗用が確認された。「自らの創作物のように偽装した悪質な盗用」が11カ所、その疑いがある部分が10カ所見

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/03/06
    「旧帝大時代も含めた133年間で博士号取り消しは初めて。」セルカン元博士の画期的な偉業
  • asahi.com(朝日新聞社):クーデターを計画、トルコ軍幹部ら40人以上拘束 - 国際

    【テヘラン=吉武祐】トルコ警察は22日、親イスラム与党の公正発展党(AKP)政権打倒のクーデター計画に関与したとして、海軍と空軍の元トップを含む現役・退役の軍幹部ら40人以上を拘束した。国内主要メディアが報じた。宗教色の強い現政権と、トルコの国是である世俗主義の擁護者を自任する軍の間では対立が激化しており、今回の大量拘束で軍が強硬手段に出る可能性も指摘されている。  捜査の対象とされたのは「スレッジハンマー(大打撃)」と呼ばれるクーデター計画。トルコ軍機が隣国ギリシャ軍を挑発、撃墜させて一触即発の状態を作るなどして、軍が超法規的な形で実権を握ることを企てたといい、時期はAKP政権発足直後の2003年とされる。  リベラル派で反軍的なキャンペーン報道を続ける日刊紙「タラフ」が、計画文書をすっぱ抜き、明るみに出た。軍はクーデター計画の存在を否定したが、エルドアン首相率いるAKP政権は大量拘束に

  • いくさぶねのふないたをはききよめろってば! | トゥルキスタン夜話

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    いくさぶねのふないたをはききよめろってば! | トゥルキスタン夜話
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/11/10
    「トルコ人は敢えて、かっこ悪さとトロくささに眼をつぶり、「いくさぶねのふないたをはききよめよ!」という方向に自国語を改変したのである。(そして勝った!)」
  • なんでも評点:毎年数十人の若い娘たちが身内に指令されて自害しているチグリス川上流・人口25万の都市

    トルコもイスラム国の1つだが、他のイスラム国ほど戒律が厳しいというイメージはない。女性がお腹(belly)を見せながら踊ることからその名が付いたベリーダンスの場としても知られる。イスラム教で禁じられているはずの酒も、トルコでは普通に飲める。トルコ政府自体も、中近東の一部ではなく欧州の一部でありたいと考えているようで、EU加盟を目指している。 バトマン県と周辺の地域は、首都圏に比べて所得水準が低い。トルコ政府が敷いている世俗主義的なイスラム政策と相容れない保守的なイスラム教徒が大多数を占めている。 この地域の中心地であるバトマン市は、自殺率が不自然に高い。人口25万に対し、過去6年間で自殺した人もしくは未遂に終わった人の数が165人にも達している。しかも、そのうち102人が女性だという事実がこの不自然さをいっそう際立たせている。 最近になってさらに自殺率が増えている。今年に入ってからも、3

  • 47NEWS(よんななニュース)

    「令和の怪物」佐々木朗希に高知が沸いた!春野球場で西武―ロッテがプレシーズンマッチ 9265人詰めかける

    47NEWS(よんななニュース)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/09/02
    めでたい
  • アタテュルクを知らざる者、日本人にあらず? - 歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 

    「チャイハナ」=中央ユーラシアの町や村の情報交換の場でもある茶店。それらの地域を含む旧ソ連圏各地の掲示板を翻訳。 前々回の記事のコメント欄で“真実の目”氏から御指摘があったのですが、ちょうど一ヶ月くらい前、トルコの複数のニュースサイトで、こんな↓記事が流れていたようです。 --------------------------------------------- 「日大使曰く:アタテュルクを知らない者は、日人とはみなされない」  2009年5月9日 原文:Japon Büyükelçi: Atatürk`ü Bilmeyen, Japon Olarak Kabul Edilemez http://www.lpghaber.com/Japon-Buyukelci--Ataturk`u-Bilmeyen--Japon-Olarak-Kabul-Edilemez--haberi-207474

    アタテュルクを知らざる者、日本人にあらず? - 歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/06/09
    いくら冗談でもリップサービスしすぎ
  • “アタテュルク銅像事件”はトルコに反日感情をもたらしたのか?(7) - 歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 

    「チャイハナ」=中央ユーラシアの町や村の情報交換の場でもある茶店。それらの地域を含む旧ソ連圏各地の掲示板を翻訳。 →(6)からの続き 前回の記事で、こんな↓ことを書きました。 もし今後、あちらのメディアにより詳細な情報がもたらされ、この騒ぎが“銅像が売りとばされた時点から”詳細に報道されたとしたらどうなるでしょうか? (中略) 一応は現在のトルコ共和国の象徴であるものが、明らかにトルコそのものへの関心の低さから粗末に扱われていることを知れば、最右派のイスラーム主義者でも不快に感じるのではないかと思われます。 というのも、2007年10月にこの銅像事件の第一報を伝えたトルコの新聞「サバフ」紙や「ラディカル」紙が、たかだかこの程度の事件のため独自に記者を出し、取材を行ったとは思えなかったからです。記事のソースは、主に在日トルコ大使館や日でこれを報じた産経、あるいは例の市議みたいにこの事件を“

    “アタテュルク銅像事件”はトルコに反日感情をもたらしたのか?(7) - 歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/06/03
    アタテュルクは世俗国家トルコ(脱イスラム志向)のイコン
  • “アタテュルク銅像事件”はトルコに反日感情をもたらしたのか?(2) - 歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 

    「チャイハナ」=中央ユーラシアの町や村の情報交換の場でもある茶店。それらの地域を含む旧ソ連圏各地の掲示板を翻訳。 →(1)からの続き この都合の良い勘違いというか、もとい“美談”的な傾向は、上のラディカル紙の記事を引用した他の新聞の記事で、さらに加速することになります。その5日後、2007年10月14日にアップされた、日刊紙“ワタン”の記事は以下の通り。 ------------------------------------------------------- 「アタテュルクへの敬意と日の例」 ワタン紙 2007年10月14日 ムスタファ=ムトル記者 原文:Atatürk’e saygı ve Japonya örneği! http://w9.gazetevatan.com/haberdetay.asp?detay=0&tarih=12.05.2009&Newsid=141764&

    “アタテュルク銅像事件”はトルコに反日感情をもたらしたのか?(2) - 歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/05/21
    「日本ですらこれだけ尊敬されてるアタテュルクなんだから、お前らもトルコ人ならもっと尊敬しろ!そして、もっと世俗的になれ!”と説教したいわけですよ。」世俗主義のカリスマ
  • 映画「バットマン」無断で市名を利用 トルコのバトマン市提訴へ(産経新聞) - Yahoo!ニュース

    米人気映画シリーズ「バットマン」で市名を無断で利用されたとして、トルコ南東部にあるバトマン市のカルカン市長は5日、映画製作者を相手取り訴訟を起こす意向を明らかにした。 トルコからの報道によると、カルカン市長は「世界でバトマンはひとつしかない。米映画『バットマン』の製作者はわれわれに通告なく、われわれの地域の名を利用した」と訴え、必要ならば、提訴のため、渡米するとも話したという。(中東支局) 【関連記事】 ・ ハリポタ新作!? インド映画「ハリ・プッター」提訴される ・ バットマン逮捕 母親らに暴力をふるう ・ 「バットマン」不起訴処分に 証拠不十分で ・ クリスチャン・ベール“事件”語らず会釈 ・ 初日興行収入71億円!バットマン最新作が新記録

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/11/06
    高度なターキッシュジョーク …だよね?
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | アジアクロスロード「アジアを読む」 | アジアを読む「『トルコ狂乱』 大ヒットの背景」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年08月06日 (水)アジアを読む「『トルコ狂乱』 大ヒットの背景」 【冒頭映像】 1923年の建国以来、 宗教と国家を完全に分離する「世俗主義」を大原則としてきたトルコ。 その「世俗主義」が、いま、大きな曲がり角に来ています。   今年2月、イスラム色の強い与党「公正発展党」が、 大学での女性のスカーフ着用を認める憲法改正に踏み切りました。   これに対し、検察当局は、「世俗主義」に反するとして、 公正発展党の解党を求める訴えを憲法裁判所に起こし、 国を二分する大議論となったのです。   こうした中、トルコでは、1冊のが、100万部を超える 異例のベストセラーとなっています。 共和国建国の歴史を描いた長編歴史小説『トルコ狂乱』です。   このがヒットした背景と、「世俗主義」の今後について考えます。   「『トルコ狂乱』 大

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/08/07
    「この本は、トルコ人にとって、司馬遼太郎の『坂の上の雲』のようなものだと思います。」
  • フリーティケットシアター全サービスが終了

    フリーティケットシアター全サービス終了 誠に勝手ながら、「フリーティケットシアター」のサービス提供を 2016年3月31日をもちまして終了させていただきました。 これまで長らくご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。 http://www.freett.com/

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/05/03
    どれもうまそうだ
  • トルコ料理屋に行ってきた - Fukuma's Daily Record

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/03/18
    ナスとトマトとマトンが嫌いな人にはつらい
  • http://www.asahi.com/culture/update/0104/OSK200801040046.html

  • 「エルトゥールル号の遭難」に関するトルコ人の認識度について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のニュースがありまして、 →asahi.com:オスマントルコ皇帝の勲章見つかる 軍艦遭難事故救出 - 文化・芸能 オスマントルコ皇帝の勲章見つかる 軍艦遭難事故救出 2008年01月05日01時58分 118年前に和歌山県串町沖で遭難・沈没し、600人近い犠牲者を出したトルコの軍艦「エルトゥールル号」(エ号)遭難事故。その生存者を日が母国に送り届けた功績をたたえ、当時のオスマン・トルコ皇帝から海軍士官に贈られた勲章やメダルが、東京都内の士官の親族宅に保管されていることがわかった。親族は今月から同町で始まるエ号の調査に合わせて、これらを町に寄付する意向だ。 保管されていることがわかったのは、当時のオスマン・トルコ皇帝アブデュル・ハミト2世が岸榮太郎・海軍大尉(のちに大佐、1925年没)に贈った「勲四等メヂヂヤ勲章」と「イムチェール銀章」。岸氏のおいで東京都武蔵野市に住む眞田茂夫さん

    「エルトゥールル号の遭難」に関するトルコ人の認識度について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • さるさる日記 - 泥酔論説委員の日経の読み方

    17日朝刊2面【総合・政治】社説2  米下院外交委員会が第一次世界大戦期にオスマン・トルコで起きたアルメニア人大量殺害を非難する決議を可決した。トルコは決議に猛反発し、駐米大使を一時召還した。トルコはこれまで米国の要請を受け、クルド人反政府勢力が拠点を置くイラク北部への格的な越境攻撃を自制してきたが、決議への反発もあって格攻撃も辞さない姿勢を強めている。イラク情勢にも悪影響を及ぼす憂慮すべき事態であり、原油相場の最高値更新の一因にもなっている。 どの国でも「民主党」と言えば、外交音痴の代名詞なんでしょう。 「民主主義的な理念を世界に押し広めことこそ、アメリカの使命でなければならない、と考える。第一次大戦時の大統領ウッドロー・ウィルソンは、その旗手であった。アメリカ国内で法の支配や三権分立が成立するとすれば、国際社会でもそうならないはずがあろうか」、村田晃嗣氏の『アメリカ外交』によ

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    kurokuragawa 2007/10/20
    「どの国でも「民主党」と言えば、外交音痴の代名詞なんでしょう。」手厳しいw
  • トルコ総選挙、雑感: 極東ブログ

    トルコ問題については日に識者も多いがマスメディアを通してはわかりづらい。私はそうした識者のうちには入らないが、湾岸戦争からイラク戦争にかけての国際情勢でトルコはとても重要な位置にあり、今後も重要な問題を含んでいると考えるので、とりあえず今回の総選挙について言及しておく(逸する可能性が高いように思えるのでなおさら)。なお、当ブログでの関連エントリは「極東ブログ: トルコのEU加盟問題近況メモ」(参照)であるが、この間の情勢についての言及が欠けてしまった。 総選挙の結果だが、日時間8時42分スタンプの共同”イスラム系与党が過半数 トルコ総選挙”(参照)より。 政教分離を国是とするトルコの国会(1院制、定数550)総選挙は22日即日開票され、トルコの民間テレビNTVの集計によると、開票率約97%の段階でイスラム色の強い与党、公正発展党(AKP)が過半数の約340議席を獲得、単独での政権維持が

  • トルコ政治の混迷

    トルコの政治は混迷を深めているようだ。この記事を執筆している段階では、従来議会が指名していた大統領を国民の直接投票とする法案をトルコ議会が可決したと報じられている。(参照1)しかしながら大統領は拒否権を持っており、まだ紆余曲折がありそうな状況だ。 与党の公正発展党(以下AKPと記述)は国民の広範な支持を得ており、国民の直接選挙とすることでその立場を強化したい意図があるのは間違いない。にもかかわらず、一方でトルコ国民は軍部の政治介入を容認ないしは支持してきた歴史がある。これはタイなどでの国民意識と比較すると面白いかもしれない。タイの場合は王室もあり、国民が政治的に一体感を感じる対象はかならずしも議会が主導的に持っているわけではない。ではトルコの場合はどうだろうか? 専門家というわけではないので考え違いがあると指摘していただけると有難いのだが、トルコ国民の軍部に対する支持は、進歩性や公正性の象

    トルコ政治の混迷