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小説と社会に関するkurokuragawaのブックマーク (9)

  • 日経春秋 春秋(2/19) 秋 - finalventの日記

    熟慮の末の決断だったに違いない。辞任したどこかの大臣ではなく、世界中にファンを持つ作家、村上春樹さんの話である。イスラエルのエルサレムで文学賞の授賞式に臨んだ彼はガザ地区への攻撃を周到に、そして手厳しく批判した。 ▼その講演は体制を高く固い壁に、それにぶつかって壊れる個人の精神を卵にたとえている。「私たちを守るはずの体制が私たちを殺したり、私たちに他人を冷酷に効果的に組織的に殺させたりする」。少しばかり難しい言い回しだが趣旨は明快だ。「壁と卵の間で、私はいつも卵の側に立つ」とも作家は宣言した。 悪いコラムではないし、まあ、ちょっとこういうのもなんだけど、その程度に読まれるのはしかたないなと思うけれど、春樹さんがあのスピーチで言いたかったことは、イスラエル対ハマスではないのですよ。もちろん、今回のイスラエルの対応は非難されるべきであることは普通に国連の動向からしても明白。そしてその明白な批判

    日経春秋 春秋(2/19) 秋 - finalventの日記
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/02/20
    問題は、卵は割らなければ食べられないことです          (←意味がありそうでない言葉の一例)
  • 村上春樹: 常に卵の側に

    ハアレツに発表されたエルサレム賞での村上春樹スピーチ(原稿なのか書き起こしかは不明)です。 彼の署名記事です。 原文は http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html 常に卵の側に 村上春樹 今日私はエルサレムに小説家、つまりプロの嘘つき(spinner of lies)としてやってきました。 もちろん、小説家だけが嘘をつく訳ではありません。すでに周知のように政治家も嘘をつきます。外交官や軍人は時と場合によって独自の嘘を口にします。車のセールスマンや肉屋、建築屋さんもそうですね。小説家とその他の人たちとの違いですけど、小説家は嘘をついても不道徳だと咎められることはありません。実際、大きい嘘ほど良いものとされます。巧みな嘘は皆さんや評論家たちに賞賛されるというわけです。 どうしてこんな事がまかり通っているかって? 答えを述べさせていただきます

    村上春樹: 常に卵の側に
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/02/18
    村上春樹はいつもスマートでかっこいいね!(皮肉をこめて)
  • 中川財務相の会見に見る国際外交の闇について - 2009-02-16 - 関内関外日記

    2009-02-16 よくやったじゃねえか、村上春樹、よくやったぜお前! そして打順は巡ってくるんだぜ、俺、世界! ニュース 村上さんは、授賞式への出席について迷ったと述べ、エルサレムに来たのは「メッセージを伝えるためだ」と説明。体制を壁に、個人を卵に例えて、「高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵」を思い浮かべた時、「どんなに壁が正しく、どんなに卵が間違ってい… 2009-02-16 中川財務相の会見に見る国際外交の闇について ニュース 時差ぼけの影響か、疲労によるものか原因は不明だが、イタリア人の政府職員からは「彼はどうしたんだ」という声が聞かれた。 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090216k0000m010062000c.html 「きのう(13日)夜からのG7の会合を、まぁ、実質的に… 2009-02-16 中川昭一のひととなりを垣

    中川財務相の会見に見る国際外交の闇について - 2009-02-16 - 関内関外日記
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/02/17
    「だいたい、村上春樹みてえなのは、そんなに失敗しないんだよな。」そつのなさが嫌いなんだけど、まあ、敬意を抱かざるを得ない
  • 「わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか」 - 琥珀色の戯言

    Asahi.comの記事「村上春樹さん、エルサレム賞スピーチでガザ侵攻を批判 - 文化」 【エルサレム=平田篤央】イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞が15日、作家の村上春樹さん(60)に贈られた。エルサレムで開かれた授賞式の記念講演で、村上さんはイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れ、人間を壊れやすい卵に例えたうえで「私は卵の側に立つ」と述べ、軍事力に訴えるやり方を批判した。 ガザ攻撃では1300人以上が死亡し、大半が一般市民で、子どもや女性も多かった。このため日国内で市民団体などが「イスラエルの政策を擁護することになる」として賞の返上を求めていた。 村上さんは、授賞式への出席について迷ったと述べ、エルサレムに来たのは「メッセージを伝えるためだ」と説明。体制を壁に、個人を卵に例えて、「高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵」を思い浮かべた時、「どんなに壁が正しく、どんなに卵

    「わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか」 - 琥珀色の戯言
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/02/17
    村上ファンはいくらでも喜んでいい(偉そうな言い方でごめんなさい)
  • 村上春樹、「エルサレム賞」授賞式の講演要旨 中国新聞

    【エルサレム16日共同】作家の村上春樹さんが15日行った「エルサレム賞」授賞式の記念講演の要旨は次の通り。 一、イスラエルの(パレスチナ自治区)ガザ攻撃では多くの非武装市民を含む1000人以上が命を落とした。受賞に来ることで、圧倒的な軍事力を使う政策を支持する印象を与えかねないと思ったが、欠席して何も言わないより話すことを選んだ。 一、わたしが小説を書くとき常に心に留めているのは、高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵のことだ。どちらが正しいか歴史が決めるにしても、わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか。 一、高い壁とは戦車だったりロケット弾、白リン弾だったりする。卵は非武装の民間人で、押しつぶされ、撃たれる。 一、さらに深い意味がある。わたしたち一人一人は卵であり、壊れやすい殻に入った独自の精神を持ち、壁に直面している。壁の名前は、制度である。制度はわたし

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/02/16
    「制度がわたしたちをつくったのでなく、わたしたちが制度をつくったのだ。」作家は人間から発想する
  • 「イスラエルの文学賞辞退を」 村上春樹氏にNGO要求 - MSN産経ニュース

    イスラエルの文学賞、エルサレム賞の受賞が決まった作家の村上春樹氏に対し、大阪市に拠点を置く非政府組織(NGO)「パレスチナの平和を考える会」がウェブサイトに掲載した公開書簡で「受賞はイスラエルの対パレスチナ政策を擁護することになる」として受賞辞退を求め、賛同者を集めている。 同賞は「社会における個人の自由の理念を表現した著作の筆者」に与えられる。 書簡は、イスラエルがパレスチナ自治区ガザで行った「虐殺や封鎖政策などはパレスチナ人の自由を抹殺する行為」だと指摘。村上氏の受賞により「イスラエルがあたかも自由を尊重している国であるかのようなイメージが流布される」と懸念を示している。 書簡への賛同を示す署名は欧米諸国を中心に800件に達した。主催者のウェブサイトによると、村上氏は15日にエルサレムで開かれる授賞式に出席する意向を示した。 同会の役重善洋事務局長は「受賞はイスラエルの人道犯罪に加担す

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/02/11
    「たった800件か」と思ってるかも(村上春樹が)
  • 読まなきゃよかった - サキュバスの晩餐

    AntiSepticさんによる、隊長書評を読み、相変わらずの消毒節ながら 無駄のないすっきりした書きっぷりに さすがだなあと感心していた。そこでやめておけばよかった。「"村上春樹"的なるもの」について - Ohnoblog 2を 読まないわけにいかなかったのだ。いち村上春樹中毒者(村上春樹厨読者と読み替えていただいても良い)としては。しかも そのエントリについたブコメまでご丁寧に読んでしまい さらにがっかりしてしまった。ブログを書いている人なら 覚えがあると思うのだけれど せっかく自分としては丁寧に書いたつもりでも 「どうやればそういう解釈が成り立つってゆーことっ!?」と 全身冷や汗ものの他者のご意見がつくことがあったりしませんか?「それ違うから、誤解だから」と 説明すればするほど わかりあえない事実を確認するだけで疲れ果ててしまったりしたことはありませんか。それと似た気持ちなのです、

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/01/31
    文化を政治的に語るのは経済的に語る(すべてはゼニ)のと同じくらい野暮/避けて通れないところも同じ
  • えええいぇるされむくろにくる

    Haruki Murakami が 「エルサレム賞」なるものをもらうことになったとかいう話。 イスラエルは人殺しのの悪い国なので、そんなところの賞は、辞退しろ。 黙ってもらうのはけしからん。 検索してでてきた根性のある日曜左翼女史の話をひきあいに出して、 見習え。 とか。ほんとに、やれやれ。 情報の少いところで、ほにゃららはへにゃららであれねばならぬ、というような思いいれで、どんぱちやっているわけだ。 まあ、「エルサレム賞」の「エルサレム」にみんな反応してるわけだが、これって何? どんな賞か調べてみた。 Jerusalem Book Festival にくっついている賞ということ、ふむふむ。Festivalのサイトに説明がある。 .... ここからノーベル賞5人も出てるんだね。ということは、ノーベル賞にかなりリーチポジションへのステップでもあるわけだ。そりゃほしいよ。 どんな人が審査員か調

    えええいぇるされむくろにくる
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/01/30
    難儀なことです
  • ソーシャルメディアとしてのケータイ小説:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

    ケータイ小説作家の未来さんに会った 『命の輝き』(ライブドアパブリッシング)というケータイ小説がある。少し古い話になるが、11月初めに著者の未来(みく)さんと会った。取材ではなく、ちょっとした会の席だった。の装丁を手がけたのが私の身内で、それで「お礼に」と書籍編集者が会の場を設けてくれたのである。だから正式にインタビューしたわけではない。 実際に会うまで、私は未来さんを「たぶんギャルっぽい感じなんだろうな」と漠然と考えていた。ケータイ小説はベストセラーになったものについては網羅的には読んではいたものの、どのような人がこれらの小説を書いているのか、まったく想像もできなかったからだ。当然、小説内によく登場してくるような「援助交際」「レイプ」「リストカット」といったキーワードで捉えられるようなイメージになってしまう。私の想像は、いま思えばまさに馬鹿馬鹿しいステレオタイプではあった。 しかし

    ソーシャルメディアとしてのケータイ小説:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/12/22
    「陳腐でステレオタイプなものこそが、若い読者にとっては「リアル」であるからだ。」ジャスコ・コンビニ・ファミレス・パチンコ文化の帰結として
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