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ブックマーク / critic3.exblog.jp (94)

  • 戦略的互恵関係 - 歴史問題を後退させたチベット問題の利害 | 世に倦む日日

    昨日(5/7)の日中首脳会談後に発表された日中共同声明では、両国は「戦略的互恵関係」の新局面を切り開くことになったと宣言され、マスコミも「戦略的互恵関係」の言葉を強調して何度も報道して解説していた。マスコミは「戦略的互恵関係」の意義を積極的に評価するが、これは質を裏返せば、単に「都合のいいように相手を利用する関係」である。今回の日中首脳会談の政治がまさにそうだった。中国側の最大の関心はチベット問題と北京五輪で、欧州とは異なる日のマイルドな対応を世界に見せることであり、この問題で国際的に孤立していないことを世界に示すことが訪日の目的だった。福田首相の口から記者会見で「この五輪は是非とも成功させてほしい。成功しなければいけません」の言葉が出たことは、中国にとっては大きなポイントで、世界の世論に与える影響は小さくない。 日側の関心は福田政権の支持率で、今回の首脳会談で「中国に言うべきことは

    戦略的互恵関係 - 歴史問題を後退させたチベット問題の利害 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/05/08
    「本当なら、中国の国家主席が訪日したこの機会に、小泉純一郎による靖国参拝の暴挙を反省し、靖国参拝が72年の日中共同声明に対する違約行為であった事実を日本側が率直に認めて謝罪するべきだった。」
  • 胡錦濤訪日を妨害する右翼 - 東シナ海ガス田問題と靖国問題 | 世に倦む日日

    この季節、北京では空から柳絮が降って舞う。7年前に訪れたときも毎日降り落ちていた。漢文の授業で習ったとおり、雪が舞っているように見える。当なら情緒豊かな春の風物詩なのだけれど、中国の都市の空気は排ガスで極端に汚く、その上に黄砂の粉塵が夥しく飛散していて、排気ガスと黄砂で白く染まった空気の中を白い大粒の柳絮が舞っていた。空気中に三つの異物が混ざっている感じだった。中国の都市で外の空気の中に身を置いていると一日で喉がおかしくなる。車の排気ガスの濃度が異常に高い。そして黄砂が鼻や耳の孔に入り、髪の毛に付着して不快な気分になる。顔が汚れる。鼻腔と咽喉が不具合で苦しい。日が経つうちに徐々に慣れてくるが、逆に早く日に戻りたい気持ちも高まってくる。きれいな空気ときれいな水のある日が無性に恋しくなる。それでも、7年前はテレビで見る今よりはまだ大気汚染の程度は軽かった。今は当に真っ白だ。 中国は現在

    胡錦濤訪日を妨害する右翼 - 東シナ海ガス田問題と靖国問題 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/05/05
    「小泉純一郎は総理大臣になるまで一度も靖国参拝など行っていない。」またデマを飛ばしてる
  • 四度目の憲法記念日に - 朝日新聞は小尻記者の霊と向き合え | 世に倦む日日

    今日は憲法記念日。新聞を読むと、各紙の世論調査で改憲賛成派が減少して護憲派が増えている事実が紹介されている。昨年7月の参院選挙で憲法改正を掲げる安倍自民党が大敗した後遺症が尾を引いているはずで、改憲を前面に出しすぎると国民に警戒されて票が逃げるという意識が政治家とマスコミの間に働き、安倍内閣当時のような改憲プロパガンダを全開せず、洗脳シャワーの栓を絞ったことが数字に影響している。3年前を思い出すと、ネットの中には護憲を主張するBLOGなど皆無だった。あれから状況はずいぶん変わり、今では護憲派の看板を出しているBLOGが無数にある。護憲を掲げるBLOGは増えたが、それらが果たして国民の世論に影響を与えているかどうかはきわめて疑わしい。実際には、現在の改憲派の後退は一時的なもので、無能で無責任な安倍晋三のマイナスシンボルのダメージのために、勢いを殺がれた改憲派が態勢の立て直しのために雌伏してい

    四度目の憲法記念日に - 朝日新聞は小尻記者の霊と向き合え | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/05/03
    「マスコミに対抗する言論の拠点をネットに築こうと考えた私の認識と判断が間違っていたのだろうか。」嘆く暇があればSTKの再起動or後始末をすればいいのに
  • 世界に日本のオペレーション・エクセレンスの水準示した長野聖火リレー | 世に倦む日日

    野口みずきの言葉がとても印象的だった。「北京オリンピックの成功とそれから平和を願いながら走りました」。素晴らしい。最高のコメントだ。バランスがとれている。賢い子だ。「アスリートは四年に一度の大舞台に合わせている。その五輪が政治に絡んで混乱するのは残念だ」。芯の強い子だ。さすがに金メダリスト。世界のアスリートの女王が語る重い言葉。灼熱のアテネで命ラドクリフを制してオリーブの栄冠を手にした小さな小さな女王。あの感動のドラマを世界は忘れていない。陸上のアスリートの女王が訴えたこのメッセージを欧米のプレスは聞き逃さずに発信して世界に伝えて欲しい。日のマスコミは、昨日(4/26)の長野聖火リレーに対して無意味で無価値だったと貶めの論評に躍起だが、私は全くそうは思わない。参加者も裏方もよく頑張った。立派だった。岡崎朋美が笑顔で走るのを見ながら、十年前の長野五輪の感動が甦って懐かしかった。長野五輪は

    世界に日本のオペレーション・エクセレンスの水準示した長野聖火リレー | 世に倦む日日
  • 古館伊知郎の右翼発言 - 北京五輪潰し扇動する反中プロパガンダ | 世に倦む日日

    昨夜(4/24)の「報道ステーション」で、古館伊知郎が「中国はチベットから手を引いて初めてオリンピックを開催する資格がある」と言い、北京五輪を成功させたければチベットを独立させろと中国に要求した。国内のチベット関連報道では最も反中国的な論調が際立っていた古館伊知郎だが、ここまで極端に過激な右翼的主張を発したのは初めてである。生放送のスタジオで安倍晋三との蜜月の関係を憚らず見せ、3年前の総選挙の際は郵政民営化と小泉改革に反対する論者の発言を乱暴に封殺してきた古館伊知郎の性顕現の瞬間だった。古館伊知郎の政治的立場は安倍晋三そのものである。今度の発言も裏で安倍晋三が糸を引いたに違いない。朝日新聞の子会社であるテレビ朝日が、看板報道番組のメインキャスターに安倍晋三の子分格の古館伊知郎を抜擢したのは、実に意外で異常な出来事だったが、その不愉快と不道理を納得できる解は「電通」の一語でしかない。 それ

    古館伊知郎の右翼発言 - 北京五輪潰し扇動する反中プロパガンダ | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/04/26
    「古館伊知郎の政治的立場は安倍晋三そのものである。今度の発言も裏で安倍晋三が糸を引いたに違いない。」大先生飛ばしすぎ
  • 理性の懐疑と不在 - 弁護団における反省と真実の言葉の錯誤 | 世に倦む日日

    今回の控訴審差し戻し判決は、結論として当然の判決だったが、裁判を担当して判決文を書き上げた裁判官の苦労に対して慰労の言葉をかけたいと思う。全国民が注目する裁判で判決する責務の重圧は尋常なものではなかっただろう。特に私が感心するのは、被告人と弁護団が差し戻し控訴審で陳述を始めた一連の奇想天外で荒唐無稽な主張に対して一つ一つ丁寧に吟味しながら、それを嘘であると判断して明確に退けた点である。例の「魔界転生」の精子注入の件についても、山田風太郎の小説を実際に読み、被告人の主張が小説の記述内容と相違している点を指摘していて、細部まで注意して事実を確認した上で判決を構成した裁判官の努力が窺える。この裁判は、一面では死刑制度の存否をめぐる争いであったけれど、別の一面において理性と非理性の戦いでもあった。弁護団の行為が司法への挑戦や挑発に見えるのは、そこに理性の問題があるからだ。 私が否応なく注目させられ

    理性の懐疑と不在 - 弁護団における反省と真実の言葉の錯誤 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/04/25
    21世紀のジャコバン派
  • 厳罰化の流れは必然だ - 道徳教育で日本の社会が変わるまで | 世に倦む日日

    光市母子殺害事件の報道が始まると、日中の関心がそこに集中して、社会全体の動きがピタッと止まったようになる。全ての人の脳裏から他の問題への関心が薄れ、村洋の一挙手一投足に視線が集中する。そして固唾をのんで村洋の発言を見守り、その周囲の動きに目を凝らす。さらに誰もがこの問題について黙っていられなくなり、自分の意見を上げる場を探そうとする。日人の全員が傍聴者として裁判に参加している。事件の概要を熟知している。このような社会事件は他にない。これは事件と裁判であると同時にドラマであり、物語の展開と結末に日人の誰もが注目せざるを得ない感動巨編なのである。現代の忠臣蔵のドラマが目の前で進行しているのだ。この問題への人々の関心は年を追って高まったが、特に2年前から安田好弘という凄味のある強敵が登場して、安田好弘と21人の弁護士が悪役でキャスティングされたところから、さらに「視聴率」を集める歴史

    厳罰化の流れは必然だ - 道徳教育で日本の社会が変わるまで | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/04/23
    「「この優秀な優秀な優秀な男を今すぐに総理大臣にしたい」と書き、その表現をブログ左翼に揶揄されたが、二度とこの私の表現を揶揄したり愚弄したりする人間は出て来ないだろう。」驚くほどバカですね
  • 感慨無量の控訴審差し戻し判決 - 死刑廃止イデオロギ-の敗北 | 世に倦む日日

    長い裁判が今日で事実上終わった。判決が出て、私は感無量の気分でいる。昨夜、布団に入って眠るとき、明日の判決を前に村洋はどうしているだろうかと天井を見ながら思った。ブログは光市母子殺害事件と大きな関わりを持っている。自慢でも自惚れでも何でもなく、事実としてネットの中でのブログと件裁判との強い結びつきは切っても切れないもので、2年前に最初の記事を上げたときからそれは始まった。3年半公開を続けているブログにおいて、最も多くアクセスを受けたのが2年前の4/18の記事である。この記事は当に反響が大きく、特に死刑廃止論者のネット左翼から徹底的な罵倒と糾弾の標的にされ、それは現在でもずっと続いている。裁判が終わったこれから先も続くだろう。印象としては、最高裁が差し戻し判決を出した2年前から、この問題について異常に関心が高まり、特にマスコミよりもネットの中で議論が沸騰して、そのネットでのブームを追い

    感慨無量の控訴審差し戻し判決 - 死刑廃止イデオロギ-の敗北 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/04/22
    大先生がまた新たなステージに上られた
  • 善光寺「辞退」問題の意味 - 星野仙一と江川紹子と寺島実郎 | 世に倦む日日

    善光寺の辞退が苦渋の決断であった事実は理解できるし同情もできるが、しかし、今回の政治的に過ぎる判断を支持はできない。善光寺は長野のシンボルであり、宗教的存在である以上にパブリックな市民的公共的性格の存在であり、長野市と一体になって引き受けた公的任務を政治的問題を理由に放棄して欲しくなかった。何かの記事で読んだが、星野仙一がその問題に少し関連すると思われる発言をしていて、「(正確に覚えてないが)国家の任務だから聖火リレーを引き受ける」のだという発言をしている。国政選挙の際には憚ることなく保守政党への応援を口にする星野仙一が、今度のチベット問題に関して聖火リレーの役割担当に積極的であるはずがない。率直な思想信条としては聖火ランナーを辞退したいと思うのが当然だろう。しかし星野仙一はそれを辞退せず、長野での北京五輪祝賀行事を成功させる立場を務めている。 パブリックな使命を引き受けて責任を全うすると

    善光寺「辞退」問題の意味 - 星野仙一と江川紹子と寺島実郎 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/04/22
    大先生が全盛時のキレを取り戻しつつある
  • 善光寺の軽率と無責任 - 「中国の反日デモ」再現狙う日本右翼 | 世に倦む日日

    善光寺の聖火リレー出発式辞退は問題が多く遺憾である。4/18のテレビの報道番組で会見の模様が放送されていたが、辞退の理由は納得できるものではなかった。当日の長野市民に街頭インタビューした映像でも、善光寺の辞退を意外で残念に思う声が多かった。テレビ局は編集をする。ニュースの報道において街の市民の声を拾って見せるときは、局の報道論調の正当性を補完し証明する手段としてそれを使い、多数一般の声が当報道機関の主張と重なるように演出と操作をする。今回の善光寺の件については、メディア側は善光寺を支持する世論が市民の多数である「事実」を報道しようとしたはずだが、しかし、4/18のニュース映像を見るかぎり、テレビ局側の思惑は外れて、善光寺の選択と判断を積極的に評価する市民の声は少なかった。善光寺で聖火リレーの出発式をやって欲しかったというのが多数の希望であったことは間違いない。 それは、政治と五輪を分けて考

    善光寺の軽率と無責任 - 「中国の反日デモ」再現狙う日本右翼 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/04/21
    テサロニケ大先生はこうでなくちゃ
  • 「靖国」と表現の自由の逆説 - 石井紘基と公共の福祉の規制 | 世に倦む日日

    映画『靖国』の上映をめぐる問題で、稲田朋美らの政治的な介入と圧力を批判して映画の上映を求める主張と論理の部分で少し気になるところがあった。4/6(日)のTBS「サンデーモーニング」の報道が典型的だったが、街頭インタビューの声を集めて、「公開して見た人にいい映画か悪い映画かを判断させるべき」という反応を番組のメッセージとして発信していた。すなわち「表現の自由」にもとづく権力の介入の批判である。ネットの中でも「表現の自由」の論理で映画公開の妥当性を言い、稲田朋美らによる妨害と威嚇の不当性を批判しているものが多い。関口宏らしい常識的で穏当な問題の扱い方であるし、視聴者一般に対する説得力の点では、確かに「表現の自由」の論理で問題を捌くのが最も適当だろう。が、私が気になるのは、例えば『バトルロワイヤル』とか『プライド』などの問題との関連が思い浮かんだからである。 津川雅彦が東條英機役を演じた『プライ

    「靖国」と表現の自由の逆説 - 石井紘基と公共の福祉の規制 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/04/07
    「憲法の秩序に違反する言論や表現の自由は認めるべきでなく、政府が規制に乗り出すべきである。『プライド』は上映禁止が当然、『ゴーマニズム宣言・戦争論』は出版禁止が当然ではないのか。」いいえ違います
  • イージス艦はなぜ人命救助行動しなかったのか - 船員法13条 | 世に倦む日日

    今回の房総半島沖でのイージス艦の事故について気になることがあり、マスコミでもネットでもあまり触れられていないが、事故を起こしたイージス艦の艦長と乗組員は、なぜすぐに漁船の乗組員の救助活動をしなかったのだろう。新聞記事を読むと、事故が起きたのは19日の午前4時5分頃で、約20分後の午前4時23分にイージス艦「あたご」から海上保安部に連絡が入っている。具体的に海上保安部にどのような情報を入れたのかは不明だが、事故を察知した後で、現場の海上を目視して、漁船「清徳丸」の被害状況は一目瞭然だったはずだし、即座に人命救助に動いて当然だったのではないか。イージス艦が人命救助に動いた形跡は見られない。マスコミは、事故原因やその後の防衛省の報告と対応の遅れを問題にして批判しているが、私にはこの問題が最も大きく引っかかる。 衝突された漁船の船員が海上に投げ出されたことは、イージス艦の当事者でなくても誰が考

    イージス艦はなぜ人命救助行動しなかったのか - 船員法13条 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/02/21
    「生きて証言されれば、イージス艦が航行において左右前方を全く注意していなかった事実が明らかになる。だから二人をわざと海の中に放置して死なせたのだ。」寝言は寝てから言え
  • 「ガソリン国会」の破綻と挫折 - 二人の政治学者の民主党批判 | 世に倦む日日

    政局に目を移すと、どうやら民主党の「ガソリン国会」戦略が完全に破綻し、リセットされつつあるように見える。昨日(2/3)のNHKの7時のニュースでは、小沢一郎が「政治塾」で講演している模様が放送され、小沢一郎が解散の時期を当初の「4月」から「年内」に引き伸ばしたという情勢観測が伝えられた。この観測は、例の「つなぎ法案」が、衆参両院議長による斡旋案への与野党合意によって却下された翌日、1/31の朝日新聞の記事に出され、また、1/30と1/31の両日夜にテレビ朝日の「報道ステーション」に生出演した朝日新聞編集委員の星浩によっても解説が与えられていたものである。星浩は2/3の「サンデープロジェクト」にも出演して、幾つかの「永田町情報」を小出しにしながら、だめを押すようにこの情勢認識を固めていた。私は、1/31の朝日の記事を見ながら、これは小沢一郎人が記者を通じて書かせているのではないかとさえ疑っ

    「ガソリン国会」の破綻と挫折 - 二人の政治学者の民主党批判 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/02/04
    「小沢一郎の意のままに「ガソリン国会」を煽った者たちに猛省を促したい。」同意するほかない
  • 橋下徹はなぜ勝てたのか - 大衆が求める「変革」と「強い個性」 | 世に倦む日日

    橋下徹が大阪府知事選に当選したことを契機に、BLOGの世界で奇妙な言説がまかり通り始めている。大阪で橋徹を支持した有権者はB層で、敗北した野党候補は「上から目線」であって、彼らはB層に届く「わかりやすい」メッセージを発信してなくて、今後の選挙で大衆から票を獲得するためには、B層にもわかりやすい「下から目線」の平易で親しみやすい議論をしなければならない、という主張である。その主張には付随したBLOG論があり、ネットがテレビより政治的な説得力がないのは、政治を論ずるBLOGが「上から目線」のものばかりで、「下から目線」でわかりやすくB層大衆に政治を論じたBLOGがなく、そういうBLOGが今の時代には必要で、自分のBLOGこそがその役割を引き受けるのだという自己主張がくっついている。要するに、単に橋下徹を出汁にした空疎な自己正当化だが、であれば訊ねてみたいことがある。 ブログは「上から目線」の

    橋下徹はなぜ勝てたのか - 大衆が求める「変革」と「強い個性」 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/01/30
    孤高の大先生、カリスマを待望する
  • 小沢一郎の本会議採決ボイコット問題 - 暫定税率国会の不毛 | 世に倦む日日

    小沢一郎の新テロ特措法採決ボイコットは、国会と国民を愚弄する行為で、議会制民主主義に対する挑戦である。この行為は、昨年9月の臨時国会冒頭、野党の代表質問の直前に政権を投げ出して辞任した安倍晋三の暴挙と同じかそれ以上に重大な民主主義に対する背信行為だろう。ネットの一部で、特に護憲左翼の側から、小沢一郎擁護のヒステリックな声が上がっているのは理解に苦しむ。国会の採決で投票するのが国会議員の職務だ。主権者である国民に代わって、議案の採決に賛否の意思を投票で示すのが国民代表たる国会議員の職責である。国会は国権の最高機関である。このことは憲法41条で規定されている。小沢一郎の今回の投票ボイコットは、国権の最高機関である国会に対する公然たる侮辱行為ではないのか。安倍晋三の愚劣な行為と同じではないのか。日頃、「護憲、護憲」と騒いでいるブログ左翼は、憲法は9条だけだと誤解しているのではないか。 小沢一郎の

    小沢一郎の本会議採決ボイコット問題 - 暫定税率国会の不毛 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/01/21
    民主党が異常すぎて大先生のお筆先が正論になってる
  • 911断想 | 世に倦む日日

    生ぬるく湿った重い空気が体にへばりついてくるけれど、その空気を運んでいるのは、まぎれもなく秋の風だということがわかる。9月11日、この日を迎えると、去年の今日はどんな天気だったとか、二年前はどうだったとかを振り返る気分になる。来年もきっとそうだろう。来年の9月11日になれば、一年前に自分はどんな記事を書いたのか、必ず読み直しに来るだろうし、二年前には何を書いているのか、もう一度確認しに来るだろう。普通は一年を振り返るのは年末年始の精神的行事なのだが、<帝国>の牢獄の中に生き、新自由主義の鉛の頚木に繋がれ、そこからの解放のみを人生の宿願にしている私は、大晦日と元旦を区切りにする自然な一年の時間とは別の、政治的経済的な怨嗟と渇求の一年の時間がある。9月11日に一年を振り返り、この一年に何があった、どう変わったと、自分自身を顧みるのだ。 六年前の夜、午後十時、その頃はもう久米宏の『ニュースステー

    911断想 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/01/18
    「辺見庸に倣って告白すれば、私自身も少なくない「快哉派」の一人であり」大先生はお茶の間テロリスト
  • 報道のTBSは死なず - 「サンデーモーニング」の資本主義批判 | 世に倦む日日

    年末特集で長時間枠の放送をやっていたので、TBSの「サンデーモーニング」を見たが、素晴らしい企画と構成になっていて、驚きながら最後まで見た。これこそまさに報道のTBS。こういう番組を見ることができると、ほんの一瞬ではあるにせよ、日人らしい年の瀬を過ごせたことを実感する。そして、先に結論を言えば、必ずこれから世の中は変わる、新自由主義を否定して、人間の社会権を認める福祉国家の方向に転換を遂げて行くことを確信した。私は、HPを書いていたときがちょうど十年前で、その頃は全く無名の存在で、今のように誹謗中傷専門のネット左翼から常時監視される対象ではなかったが、新自由主義を批判しながら、それがこれからどんどん日で広まり、社会のシステムを変えて行くだろうと思っていた。暗澹たる将来を漠然と予感していた。振り返れば十年はあっと言う間だった。渡部昇一が書店でハイエクを宣伝し、加藤寛と嶋田晴雄と竹村健一が

    報道のTBSは死なず - 「サンデーモーニング」の資本主義批判 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/12/31
    テレビ大好きな大先生
  • 世に倦む日日 : 一年をふりかえって - 事業の停頓、政治の曙光、ネットの価値

    また一年が通りすぎて行こうとしている。流れてゆく時間の速度を少し緩くして、この一年間の自分自身を確かめ、何があったか整理してみたいと思うけれど、時間の方はよそよそしく、お前なんか相手にしてられるかという表情で、さらに早足でその場を立ち去って行く。時間から疎外されている自分を感じる。特に大きな病気をすることもなく、出版社から新刊のまで出してもらったのに、私は欲が深すぎるのだろうか。年の境界線を超える手前で憂と不満の気分でいるのは、きっと一年前に立てた事業目標を達成できなかったからで、一年前に予想した自分自身の業績よりもずっと悪い決算になったからに違いない。これだけ悪いと、来年の計画を立てるのが億劫になる。一年はあっと言う間に過ぎる。自分の思いとは裏腹に、来年の今頃は、もっと懐と呻吟がひどくなり、時間を恨めしく睨みながら焦燥で塞ぎこんでいるに違いない。 だが、北京で福田首相と温家宝首相が

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/12/30
    STOP THE KOIZUMIの運営がボロボロで参加ブロガーに逃げられたあげく「BLOGは昔の掲示板と同じように群れ合いと誹謗中傷をゲームするムラ社会の擬似環境であり、そこでの言説や議論には何の社会的価値もなく」ですか
  • 民主党の消費税増税方針 - 政権担当能力露出症は誰のため | 世に倦む日日

    昨日の記事に関して読者の方からメールが届き、番組を録画していたら媒体を貸与してもらえないかという依頼があった。生憎、私は一昨夜の放送を偶々見たので録画をしていない。佐古忠彦と筑紫哲也が出なくなってからは、あの番組に魅力を感じなくなり、時間も遅いので視聴しなくなった。「生活破壊」の特集が聖夜にあることも知らなかった。実を言えば、昨夜(12/25)も特集の第2段があるのかしらなどと思って、期待して新聞のテレビ欄を探したのだった。そこで、聖夜の放送が年最後の「NEWS23」だったという事実を初めて知った。「報道ステーション」も冬休みに入り、民放テレビの報道コンテンツが空っぽになった。見るものが何もない。という事情で、ブログの読者の中で番組を録画されている方がおられたら、こちらの方までコンタクトをお願いしたい。静岡で「生活保護行政の悪政に異議を唱える活動をしています」という自己紹介がメールに添え

    民主党の消費税増税方針 - 政権担当能力露出症は誰のため | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/12/27
    「あっと驚く週刊アサヒ芸能の衝撃スクープ記事、「野田聖子は郷ひろみの深夜愛人」証言!あわててコンビ二で立ち読みしたが、どうやら事実に間違いない。」アサ芸を立ち読みして事実確認する大先生
  • がんばれ、毎日新聞の市川明代 - 生活保護削減に対する抵抗 | 世に倦む日日

    生活保護受給者、悲鳴と不安」という刺激的なニュースの見出しが、YAHOOトップページの右側トピックス欄に出ていた。紅茶とベイクトケーキで寛いだ時間を送っていた日曜日の午前、異彩を放って鋭く訴えかける記事に注目せざるを得なかった。PCを立ち上げるとブラウザが開き、ホームに設定しているYAHOOのトップが開く。目的とするページに移動する前、検索をかける前、一度はトピックスに並ぶ7個の見出し文字列に目を落とす。日中の誰もがそうしている。ネットを生活の一部としている人間は、例外なく同じ行動をしているはずだ。この情報は現在の日で最も価値の高い報道情報である。どの新聞の一面記事よりも、どのTVのニュースよりも多くの読者がこの情報を見ているから。毎日新聞の記事を見ると、見出しは「生活保護引き下げ:受給者、悲鳴と不安」とある。記事が今日(12/9)の毎日新聞の何面に掲載されていたかは分からないが、相

    がんばれ、毎日新聞の市川明代 - 生活保護削減に対する抵抗 | 世に倦む日日
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/12/09
    「記者の市川明代と東海林智は、こうした格差と貧困に纏わる社会問題について多くの記事を書いている。ネットで検索すると無数の記事が見つかる。毎日新聞にも心ある記者がいるのだ。」