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そもそも「不安」と「恐怖」の違いとはなんなのか?精神学では、恐怖は対象が明確なもの、不安は対象が明確でないものを指すそうだ。例えば、高いところが怖い、蜘蛛が怖いなどは恐怖となり、何か起こったらどうしよう?と、漠然としたものを心配することが不安となる。 このように、精神学では違う感情とされてきた不安と恐怖だが、今回、新たなる研究により、両者は生物学的にも異なるということが判明したそうだ。 大阪バイオサイエンス研究所の中西重忠所長(脳科学)率いる研究チームは、不安と恐怖の感情が別々の神経回路で働いていることをマウスの実験で発見したという。これはヒトでも同じ仕組みだという。 不安や恐怖が脳内で信号として伝わる経路としては、大脳内側の海馬や扁桃体から中隔核などを通る経路が知られていたが、不安と恐怖で同じ経路なのか、異なるのか、これまで分かっていなかった。 中西所長らは、中隔核の一部で神経細胞が集ま
手段と目的 お昼休みで時間が15分くらいあったので、ぐわーっと思ったことを書いちゃいます。乱文。 僕があんまり好きじゃない言葉に以下のものがあります。 「手段を目的化しちゃいけない」 なんか一見正しそうなんです。そして、適当に人を説教するときにとても便利な言葉なんですよね。上司とかが知ったかぶりの顔をして「それは手段の目的化じゃないか」みたいに言っちゃう時とか、よくあるじゃないですか。 でも僕は思うんですよね。手段を目的化するのが何がいけないんだって。というか、全部目的があってやるのなんてつまらなくないですか? 「顧客はドリルではなくて穴を欲しがっている」 みたいなセリフもマーケティングでありますよね。かっこいいドリルなんて作っても意味がなくて、本来欲しいものは穴なんだから、顧客が欲しいドリルをつくるんじゃなくて、顧客がどんな穴を求めているかを考えろ、みたいなやつです。 これも僕はつまらね
今年度も今日で終わりですね。今年は、5年前に東大で研究室を立ち上げた時に入学してきた畑中君が、無事博士を取って卒業。 そして、3年半にわたって研究室の中心となって活躍してきた、助教の宮地君がパーマネントの職を得て独立します。 学生だけでなく、研究員にとっても、大学の研究室は通過点。 ポスドク問題と言われるように、今や大学でパーマネントの職に就くのは非常に厳しい。 竹内研での活躍を評価されて、激戦を勝ち抜いたのは、本当にうれしいです。 これからは自分の研究室を立ち上げることになるのですが、健闘を祈ります。 さて、半導体メーカーが苦境に陥り、リストラが相次いでいる中で、よく「学生の就職はどうしているのですか?」と聞かれます。 今まで半導体業界の凋落と学生の就職を結びつけて考えたことが、実はありません。 今や、学生には「この会社、業界に就職しろ」と教員が指導する時代ではないです。 完全に学生の意
はじめに 3月末をもって大学院の博士後期課程を退学することとなった。博論は結局未提出。これで俗にいう「博士課程単位取得満期退学」 [1] になる。 大学院はなかなか楽しかった。周りの人も良い人が多かったし、学術面以外にも色々と勉強になった。結構居心地の良い場所だった。そして、色んな人にお世話になった。この場所でもお礼申し上げたい。 学部4年、修士課程2年、博士後期課程4年 [2] と大学には10年も居続けた。理系 [3] の人は「博士後期課程に3年間ちゃんと在学して研究すれば、博士号なんて簡単に取れるでしょ」と思うかもしれない。私も実際にそのようなことを複数の人から言われた。だが、かなしいかな、日本の人文系の大学院はそういう場所ではない。実際、大学院に10年居続けてようやく博士号をとるという例も少なくない。私のいた専攻もそんなかんじで、標準年限内に博士号をとる人の方がむしろ珍しいという状況
衰微した平安朝の下人の話ならぬ、衰微した平成朝の下人、もといポスドクの話。校門に捨てられたポスドクが、薄汚れた研究室で見たものとは? 本文1 ある日の暮方の事である。一人のポスドクが、大学の校門の下で雨やみを待っていた。 広い門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々塗装の剥げた、大きな鉄柱に、蟋蟀が一匹とまっている。校門が、キャンパスの入口にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする学部生や大学職員が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。 何故かと云うと、この十数年、学術界には、大学院重点化とか学力低下とか国大法人化とか事業仕分けとか云う災がつづいて起った。そこでキャンパス内のさびれ方は一通りではない。旧記によると、博士論文や貴重書籍を打砕いて、そのハードカバーがついたり、箔押の金文字がついたりしたものを、路ばたにつみ重ねて、キムワイプの代わりに売
まずは身の回りを見てみよう。あなたがのぞいているディスプレーは(まだブラウン管を使っているのでなければ)液晶が配列して文字や絵を表示しているし、叩いているキーボードのキートップはプラスチックでできている。コンピューターの筐体もプラスチックの場合も多いだろう。手元にあるのはガラスのジョッキに注がれて泡が盛り上がっているビールだろうか?それともコーヒーやお茶だろうか?コーヒーだったらミルクを入れているかもしれない。いずれにせよ飲み終わったら台所に持って行って、洗剤で良く洗うことであろう。手が荒れないようにするためには、ゴム手袋をした方が良いだろう。 上に書いたのはほんのちょっとした例である。下線を付けた部分が、ここで説明しようとしている「ソフトマター」と言われる物質系の一例なのだ。世の中、家や橋や道路などのしっかりした構造物を作るには、金属やセラミックス等の「ハードマター」を利用した方が良いの
SAMをゲート絶縁膜に用いた有機トランジスタの開発 株式会社同仁化学研究所 栢多 利博 最近、急速に発展してきた有機エレクトロニクスの分野において、有機EL(organic electro-luminescence)、太陽電池などと並んで注目すべきもののひとつに、有機トランジスタがある。 トランジスタとは、“ transfer + resistor (電気を伝える抵抗素子)”という言葉からつけられた名前で、半導体によって作られた固体増幅素子のことである。 トランジスタには、小さな入力信号を忠実に拡大する「増幅器」としての役割と外部からの電圧により電流を流す・流さないといった「スイッチ」の役割がある。 トランジスタは、現在のエレクトロニクス製品の殆どすべてに組み込まれており、電子回路の基礎を成す最も主要なパーツのひとつである。 トランジスタといえば、通常シリコンやアモルファスシリコンといっ
『卒業論文は努力賞でもよい,修士論文はうまくいかなかった内容でもまあよい,しかし,博士論文には努力賞はない.失敗したものや説得力のないものはダメ.』これは,小生が論文審査に設けている大雑把な基準である. ・・・と書き始めてしまったので,編集委員の意に反して真面目な文章になりそうだ.研究観ならまだしも,結婚観とか,子供は何人いるか,果ては女の子のくどき方まで,居酒屋で話すような柔らかい話をさせようとしたけらいがあるが,今回は許されよ.おじさんも年を取ってきた. ちなみに,物理的に許す限り,子供は多ければ多い方がいいんじゃないでしょうか.今の世の中,たくさん生んだが故に育たないという話は聞かない.多難な人類の未来も彼らが切り開くのだから切り開く彼らが存在しなければ未来の人類も存在しない.5歳ともなればもう全く別の人間,彼の人生は彼のものである.子離れの方が大きな課題である. 諸君の
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 21:29:38.15 ID:gLa0VMNO0
1 こんなはずじゃなかった と言わないために 理系のための学科選び 名古屋工業大学 アドミッション・オフィス長 高木 繁 TEC12 • Tokai area Engineering faculty Consortium • 東海地区12大学工学系学部コンソシアム • 国立:岐阜,静岡,豊技,名工大,三重 • 私立:愛工大,大同,中京,中部,豊田工大, 南山,名城 • HP http://www.daigaku-jp.com/eng/ 理工の違いは何だろう • 理学部 – 「真理の探究」 あくまで基礎研究が主体 • 工学部 – 「ものづくり」 「意志を実現」 社会の要請に応える(実学) • 鳴かぬなら鳴かせてみよう:工学部 • 鳴かぬなら鳴くまでまとう:理学部 – 鳴かぬなら殺してしまえ:企業 大学院進学について • 工学部も理学部並みに!! – 東京大学理学部 就職6% 進学88% –
国際がん研究機関(IARC)本部(フランス・リヨン) IARC発がん性リスク一覧(IARCはつがんせいリスクいちらん)、またはIARC発がん性分類とは、物質や作業環境などの様々な要因の発がん性について、国際がん研究機関(IARC)がグループ1、2A、2B、3の4段階に分類したものである[1][2][3]。この分類は、がんを引き起こす可能性に関する「科学的根拠の強さ」を示したものであり、発がん性の強さや暴露量による影響が考慮されていないことから、ヒトにおける実際の発がんの確率や重篤性を示すものではない[1][2][3]。 これまで、IARCは合計で1042の要因を評価し、そのうち126要因について、ヒトにおける発がん性を示す有力な根拠があると判断し、グループ1に分類している[1][2][3]。2A、2B、3となるにつれて、ヒトにおける発がん性の根拠は弱くなる[1][2][3]。グループ3は、
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