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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (7)

  • ばばぁの繰言だけど、「ポケモンは自然に売れたんじゃない」という話 - michikaifu’s diary

    いつもながら、この件は私には、生活レベルでのアメリカと日のことしかわからないので、その範囲に限定して書く。 なんだか盛り上がってきて、面白くなってきた。 利権が無い文化を育てれば日は生き残れる - アンカテ Life is beautiful: 日は世界経済にとってのガラパゴス諸島 そこそこに大きく豊かで単一的な日市場という特徴を利用して、中だけに閉じた、高度に発達したコンテンツや文化や製品が生まれるということ自体はいいし、その成果であるゲームやアニメが海外にも売れてるというのは事実。 ただ、こっちに住んでアニメ適合年代の子供たちと生活を共にしていて、全体のコンテクストから見たその影響度合いとかが、相変わらず日で過大評価されているような気がしてならない。ゲームのことはあまり知らないので、とりあえずアニメのことについて書くが、この話は、1年半ほど前にも「パラダイス鎖国」連載の中で言

    ばばぁの繰言だけど、「ポケモンは自然に売れたんじゃない」という話 - michikaifu’s diary
    lockcole
    lockcole 2007/06/30
    ポケモンがアメリカでヒットしたのは,白馬の王子様がガラパゴス諸島から宝物を見つけてきたからではなくて,現地の人の築いた下地があり,普及に邁進してきた成果であると。
  • 豊かな時代の教育とは:「こいつらにはやっぱかなわねー」と思うこと - michikaifu’s diary

    こんなエントリーを読んで、私はちょっと事情は違うけれど、当にそのとおりだなー、と思った。 談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ 今日も今日とて、息子の学校での「対策会議」に行ってきた。ウチの子の学校は、アメリカの中では「レベルが低い」と言われるカリフォルニア州の、お金持ちでもない小さい学区のフツーの公立校。それでも、いつも対策会議のたびに、そのノウハウや仕組みにいちいち感心してしまう。 ウチの息子は読み書きの学習障害があるが(詳細は「視覚発達障害」カテゴリー参照)、ビジョン・セラピーやここまでの種々の対策のおかげで、読むほうはだいぶよくなってきた。今回は、これまでの進歩の様子を確認して、この先どういった対策が必要かを判断するためのテストをした結果の報告と、その後の方針を話し合うミーティングだった。 スピーチ・セラピーの先生は、一種の「IQテスト」のようなフォ

    豊かな時代の教育とは:「こいつらにはやっぱかなわねー」と思うこと - michikaifu’s diary
    lockcole
    lockcole 2007/06/13
    次のくだりで感動した。「「ボクはバカなんじゃない。これさえ克服すればいいんだ。」と自信も持てるようになり、人が変わったように明るくなり、意義がわかっているから、セラピーにも積極的に取り組んでいる。」
  • Tech Mom from Silicon Valley - 「パプリカ」の今敏監督がいいこと言った件について

    ちょっと前になるが、昨年日で最も評価の高かった劇場用アニメ映画、「パプリカ」の今敏監督と、「時をかける少女」の細田守監督が、たまたま相次いでアメリカに来られた。いつも映画関係の記事素材を提供してくださるハリウッドの映画ライター、はせがわいずみさんが、お二方にインタビューしたものを、私が現在、慶応大学デジタル・メディア・コンテンツ機構の英語ニュースレター記事に仕立て直しているところだ。 はせがわさんのインタビューは、いつも面白い発言を引き出していて、記事を書きたい意欲がわく。今回も英語だけではもったいなくて、日語でも書きたい良いネタがいろいろあるのだが、日語記事ははせがわさんご自身がどこかに書いておられるだろうし、彼女は仕事でやっているので、このような個人のブログに書くわけには当はいかない。でも、彼女の記事はだいたい映画専門誌なので、ギーク世界の皆様の目にはあまり触れないだろう、とい

    Tech Mom from Silicon Valley - 「パプリカ」の今敏監督がいいこと言った件について
    lockcole
    lockcole 2007/06/01
    コミュニケーションプロトコルがデジタルにいこうしたところで本質的に人間同士の対話であることには変わりないしね。これはまったく同感。仮想・現実の二元論はいつか消えて無くなるのかもしれないな。
  • どっちつかずの子供を育てる覚悟 --- 私が日本を捨てられない理由 - michikaifu’s diary

    梅田さんの人気エントリーの尻馬に乗って、ちょっと書いた反応を思いがけず多くの方に読んでいただいた。読み返すと、はてブのコメントにもあったが、話の半分しか書いていない、つまり「どっちつかず」のもう半分のほうを書いていないことに気がついたので、ちょっと補足しておく。 どっちつかずの子供になれ! --- 私が子供をアメリカで育てようと決意しつつある理由 - Tech Mom from Silicon Valley 子供をアメリカで育てる経験は、子供にとってはどうか知らないが、私にとっては、何から何まで、「目から鱗」の連続で、ものすごく貴重な体験だ。しかし、楽しい、面白いことばかりではない。 自分が過去何度も、仕事の場や社交の場で経験した、「東洋人に対する無関心の壁」が、やがてこの子たちの前にも立ちふさがるときが必ずやってくるのだ。前にもこのブログのどこかに書いたが、東洋人はマイノリティといっても

    どっちつかずの子供を育てる覚悟 --- 私が日本を捨てられない理由 - michikaifu’s diary
    lockcole
    lockcole 2007/03/27
    こういう視点で日本を眺めてみるのもまた良いものかも。単純にアメリカナイズするべきではない理由が明確。日本の優れたところもちゃんと見なきゃってことだしね。
  • どっちつかずの子供になれ! --- 私が子供をアメリカで育てようと決意しつつある理由 - michikaifu’s diary

    以前、人生の先輩でありお世話になっている方から、「子供をそろそろ日に連れて帰らないと、どっちつかずの子供になってしまう。それはやめたほうがいい。」と親身にご忠告をいただいたことがある。それで、ずいぶん迷った。その方のおっしゃっている意味はよくわかる。私自身、アメリカでどうしても外国人としての見えない壁をいつも意識していることもあり、この子達は、どうなっていくんだろう・・と不安にもなった。 しかし、その後、親の都合もさることながら、子供の様子を見ていて、やはりアメリカで育てるのがいい、と最近は納得しつつある。その大きな理由は、このブログにも何度か書いたように、上の子に軽い学習障害があり、そのための受け入れ体制やリハビリの手法が、アメリカの学校のほうが日よりもずっと整っている、ということがある。でも、たとえそういった特殊事情がなかったとしても、「学習障害の子対策」に表れているような、社会全

    どっちつかずの子供になれ! --- 私が子供をアメリカで育てようと決意しつつある理由 - michikaifu’s diary
    lockcole
    lockcole 2007/03/19
    子どもができたらアメリカの学校で育ててあげたくなるような話。実際,それで万事OKというわけではないだろうけど,日本では滅多に得られない(でも正しい)世界がそこにある。
  • アメリカ人の育て方 - michikaifu’s diary

    ウチの息子は、アメリカの現地校と日語補習校の両方並行して行っているので、両国の子供の教育の進み具合がつぶさにわかって、なかなか面白い。アメリカといっても、州によって教育要綱が違うので、下記はカリフォルニア州の話。 一般に算数は日のほうが進んでいると言われる。確かに、少し日の学校のほうが進んでいるかもしれないが、ウチの息子は早生まれで、日の学校のほうが半年ぐらい進んでいる勘定になるので、それほどものすごい差があるようには思えない。最近、カリフォルニアでは「算数の新教育方針」というのが出て、概念を一つずつしっかりと覚えて進んでいくのではなく、やや難しい概念でも小さいうちにざぁっと紹介し、完全に消化しないでもよくて、次の年、またその次の年にもうちょっと進んだやり方でまた同じ概念に戻ってきて、スパイラル式にだんだんと消化するというプログラムをやっている。そのため、割り算もちょこっとしかやっ

    アメリカ人の育て方 - michikaifu’s diary
    lockcole
    lockcole 2007/01/05
    「Show and Tell」の風習はたまげた。アメリカでは,2歳からプレゼンの訓練を受けてるのね。勝てないわけだ・・・。やはり教育こそが国民性をは育むのだなぁと実感。日本はゆとり国民だから勝負にならんねこりゃ。
  • 「国家の品格」是々非々(その2) --- 格差社会編 - michikaifu’s diary

    前回もそうだったが、今回も「国家の品格」のの感想そのものというより、このベストセラーに便乗して、単に自分の考えを述べようと思う。 の中で、最近はやりの「格差社会」についても触れられている。年功序列、終身雇用のやさしい世の中に戻るべきだ、という主張だと私には読めた。まぁそりゃー、できるならそうしたい、と思っている人は特に中高年層には多いだろうし、だからこれも耳に優しい論だけれど、そんなこと今更不可能だ。これは、別に小泉首相だけのせいじゃない。 行政の福祉というのは、下記エントリーにあるように、いつの時代も不完全。それが当たり前だ。日でそれを今まで補ってきたのは、大企業なら終身雇用で窓際族とか社内失業者とかも抱え込むやり方、中小企業なら「系列」とか「談合」とかで大企業や税金から利益を補填してもらうやり方、過疎地ならば「補助金」で無駄な工事をもらってくるやり方、などなど、「会社社会主義」

    「国家の品格」是々非々(その2) --- 格差社会編 - michikaifu’s diary
    lockcole
    lockcole 2007/01/05
    寄付という行為,あるいは善意の解釈については日米で根本的な思想の違いがあるから,アメリカ式をそのままは受け入れられないだろうね。どっちかっていうと,匿名でそういうシステムを組んだ方がうまくいきそうな。
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