信州大学と養命酒製造株式会社の共同研究グループが、「クロモジ」の熱水抽出物(クロモジエキス)に持続的なインフルエンザウイルス増殖抑制効果を見出した。 2018年、養命酒製造株式会社と愛媛大学医学部付属病院が看護師を対象に行った臨床試験により、クロモジの熱水抽出物を濃縮したクロモジエキスを摂取すると、インフルエンザ罹患率が低くなることが確認された。しかし、具体的な機序は明らかになっておらず、抑制効果の持続性についても不明であったため、今回、さらなる研究が進められた。 本グループは、犬腎臓尿細管上皮細胞由来の培養細胞とA型インフルエンザウイルスを使って、クロモジエキスの抗インフルエンザ作用を調べた。まず、ウイルスに感染した培養細胞にクロモジエキスを添加すると、ウイルスによって引き起こされる細胞変性が抑制された。次に、細胞をあらかじめクロモジエキスで処理し、エキス除去後にウイルスを感染させた場合
巨匠ピカソや英フィリップ殿下も絶賛したという著名チンパンジーが描いた絵画55点が、英ロンドンのギャラリーで12月に開かれるオークションに出品される。落札予想価格は合計でおよそ20万ポンド(約2600万円)。 出品されるのは、チンパンジーの「コンゴ」が描いた作品のコレクションで、これまで英国の著名動物行動学者で画家のデズモンド・モリス氏(91)が保有していた。1枚当たり1500~6000ポンドで売り出される。 コンゴは1950年代にモリス氏と組んで描いた絵画で一躍有名になった。一連の作品は、ロンドン動物園からの中継で放送された英国のテレビ番組「ズータイム」で紹介されていた。 3年の間に完成させた抽象画的な作品は400点に上り、コンゴが1964年に結核のため死んでから50年以上たった今も引き合いがある。 2005年にはロンドン市内で開かれたボナムスのオークションに3点が出品され、600~800
北京拠点のIT開発企業・字節跳動(バイトダンス)が作成した短編動画アプリ「TikTok(ティックトック)」は、中国共産党政権の検閲を導入している。TikTokの動画管理者は、中国当局が「社会の不安定をもたらす」事件や世界の政治リーダーについての動画を検閲し、意図的に表示回数を抑制したり、表示を禁止したりしている。英紙ガーディアンが9月24日、独自入手した同社の内部資料を報じた。 TikTokのモデレーション(投稿検閲機能)ガイドを詳述した同内部資料によると、検閲方法は2つに分類される。1つは「違反」とみなし、サイトから完全に削除する。2つ目は「多少容認できる」として、削除しないが、TikTok独自のアルゴリズムを使い、表示回数を制限する。 1998年5月に発生したジャカルタ暴動、ポル・ポト政権によるカンボジア虐殺、六四天安門事件などに関して「歴史の歪曲」を対象に禁止している。チベット独立運
Anonymous Coward曰く、 デプロイや設定の自動化ツールを手がけるChef社が、 米移民・関税執行局(ICE)とソフトウェアやサービスの提供契約を結んでいたことから、Chef社のソフトウェアで使われているオープンソースソフトウェアの開発者が、そのソフトウェアの公開を停止したという。その結果、同社の多くの顧客に影響が出たという(ZDNet Japan)。 ICEに対しては、昨今では不法移民などに対し非人道的な扱いを行っているとして批判が相次いでいた。そのため、ICEと契約してソフトウェアやサービスを提供しているChefにも批判の矛先が向いたようだ。 問題のソフトウェアはSeth Vargo氏によって開発された「Chef Sugar」というライブラリで、ChefのソフトウェアはGitHubやRubyGems経由でこのソフトウェアを利用していたようだ。しかし、これらが利用できなくなっ
スイスの高級時計メーカー、リシャール・ミルの「トゥールビヨン・ダイヤモンド・ツイスター」(小売価格75万7000ユーロ=約8900万円)/from RichardMille.com (CNN) フランス・パリに滞在中の日本人実業家が、腕にはめていた約9000万円相当の腕時計を盗まれる被害に遭った。 パリ警察によると、男性は現地時間の7日午後9時ごろ、凱旋門やシャンゼリゼ通りに近い五つ星ホテルからたばこを吸いに出たところで、腕時計を盗まれた。 CNN系列局のBFMTVによると、被害者の男性は、近寄って来た男にたばこが1本欲しいと求められ、手を差し出したところ、腕時計を盗まれたという。盗んだ男は現場から逃走した。 盗まれたのはスイスの高級時計メーカー、リシャール・ミルの「トゥールビヨン・ダイヤモンド・ツイスター」で、小売価格は75万7000ユーロ(約8900万円)。高額品だったことから、捜査は
(CNN) 英国の欧州連合(EU)離脱(Brexit)期限が迫っている。もし予定通り10月31日に離脱した場合、国民は新しい未来に祝杯を挙げて悲しみを紛らわそうとするだろう――。そんな需要を見越して、フランスのメーカーがEU離脱記念ワインの限定販売に乗り出した。 記念ワインはゴールドエモーションというメーカーが売り出した。フランス産のシャルドネ種を使ったスパークリングワインに純金の金箔(きんぱく)を入れ、ボトルには英国旗のユニオンジャックと、「BREXIT We Made History(我々は歴史を塗り替えた)」という文字をあしらっている。 現在の小売価格は138ポンド(約1万9000円)、ロゼの場合は148ポンド(約2万円)。ただしEUとの新しい貿易関係が、アルコール飲料の輸入関税にどう影響するのかははっきりしない。 ネット通販サイトでは「EU離脱を祝いたい人のために」と売り込んでいる
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