タグ

ブックマーク / closetothewall.hatenablog.com (15)

  • 神仏習合って日本の伝統じゃなかったか - Close To The Wall

    ちょっと前から平城遷都1300年祭のマスコットがかわいくない、と話題になっている。まあ確かにかわいくないとはいえ、キャラの選定をした電通、協会ではなく、なぜか一応募者の作者に中傷の矛先が向いていて、作者自ら中傷メールに応答している以下のページが非常に注目を集めている。 http://www.uwamuki.com/j/1300qanda.html はてなブックマーク - 平城遷都1300年祭・マスコットキャラクターについて まるで2chの叩きスレに全レスみたいなタフさ際限なしの姿勢でなかなか凄い。作者籔内佐斗司氏の評価が鰻登りで波及的にキャラにも好意的な人が増えかねない勢いだ。まあ、個人的には、アニメ絵、かわいいキャラでないと認めないみたいな風潮も気持ち悪いのでこれはこれで良いんじゃないか。 で、ブクマも含めて個人的に気になったのが、このキャラについての違和感を表明するときの根拠として、童

  • 上村英明 - 先住民族の「近代史」 - Close To The Wall

    先住民族の「近代史」―植民地主義を超えるために (平凡社選書) 作者: 上村英明出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2001/04/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (6件) を見る前回、笙野頼子の権力と汚れの指摘の部分で参照したについて、もう少し詳しく書いてみる。 http://d.hatena.ne.jp/Mukke/20081109/1226221380 このは、アイヌ関係の記事を探している時にMukkeさんのこの記事を見て知ったもの。簡潔な要約は上掲記事を参照。 さて、書は先住民族が世界と日の近代史に影響を与えた事例をいくつか取り上げるなかで、その関係の歴史が「近代国家の形成と不可分に関わっている」こと、その結果として「国家の質的なあり方を問うものだという視点をはっきりと自覚する」ことを目的とする。先住民族とは何か、ということにつ

    上村英明 - 先住民族の「近代史」 - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2012/03/22
    黒田清隆。原田正純。ジョージ・ワシントン。ベンジャミン・フランクリン。イロクォイ連邦。アンドリュー・ジャクソン。ポストモダン。笙野頼子。ジル・ドゥルーズ。フェリックス・ガタリ。
  • 問われることの重圧 - Close To The Wall

    「でも、30万はウソなんでしょ?」とか「30万人説を否定しただけ」という発言 - Close to the Wall 日側の行動は批判の外に (6/5追記) - Close to the Wall この二つの記事で私は南京事件でなぜ「30万人説」がことさらクローズアップされ、「多すぎる」といった反応が起こるのか、ということについて書きました。そこでは中国を象徴的に攻撃する手段として選ばれているのではないか、という考えを元にして、そういう発言を批判したわけですが、それだけで終わりにしていいということではないようです。 「南京大虐殺30万人説」の否定にこだわる理由 正直、この増田さん(AnonymousDiary増田)に対しては私の二つの記事をもう一度じっくり読んで頂ければ理解して貰えるはずだとも思うのですが、真面目、というかかなり正直に書かれていると思えたのもあって、私も真面目に答えてみ

    問われることの重圧 - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2009/06/11
    連続殺人犯が(裁判所の外で)「お前10人も殺したんだってな」「いや6人だ。この嘘つきめ」という会話は成立しないよね。とゆーハナシ。
  • 「でも、30万はウソなんでしょ?」とか「30万人説を否定しただけ」という発言 - Close To The Wall

    今年は論争ネタに参加するのを控えようと思っていたけれど、ちょっと釣られてみる。 とはいっても南京事件については大抵うんざりする程同じことの繰り返しでしかなくて、一年半前に書いた記事に付け加えることはあまりない。*1 けれども、今回の件を見ていて、確信的な否定論、修正主義者や、どっちもどっちと言いたがる自称中立とは別の、もう一つのボリュームゾーンを形成しているとおぼしき、「でも、30万はウソなんでしょ?」とか「30万人説を否定しただけ」と言いたがる人々が目についた。 たとえばD_Amonさんの記事には、こういう感じに案外と反感を買っている。 関連記事は他にもいろいろあっていちいち具体例は挙げないけれど、様々な記事やブクマなどを見ていて、その手の人の多さはApemanさんも 求む「為にする議論が目的の人につける薬」 - Apes! Not Monkeys! はてな別館 で、「疑いたがる人の多さ

    「でも、30万はウソなんでしょ?」とか「30万人説を否定しただけ」という発言 - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2009/06/03
    まあねえ。
  • ナイーブじゃないかな、それは。 - Close To The Wall

    「実感」の政治性 http://www.hirokiazuma.com/archives/000465.html あずまんの記事そのものについてはあんまり突っ込んでなかったけど、いくつか。 まず、いろんな人が言うように、公的真実がどうこう、というあたりのことは、表現の自由との違いがわからないし、ここでなぜポストモダン系リベラルなどとあえて名付けなければならないのかがサッパリ分からない。そして、なぜあずまんは「事実」や例えばこちらのように「正義」と言わず、繰り返し「真実」というのか。「真実」といってしまうと、「事実」と「正義」とが混同されてしまうように思うのだけれど。「真実」になんの含意があるのかがいまいちつかめない。 それに、ときに「自己矛盾を抱える」とか言ってるけど、私的に許しがたくても公的には存在を許容するしかない、なんて、どこが自己矛盾な訳? 表現の自由にまつわるごく基的な話でしょ

    ナイーブじゃないかな、それは。 - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2008/12/23
    Apemanさんの記事にある「下関」をなんて読むか知ってるの?シモノセキじゃないよ
  • テンプレを踏んでいることに気づかないテンプレ通りの人たち - Close To The Wall

    東浩紀の発言から始まった年末南京事件騒ぎだけれども、このパターンほとんど年始のフロムダ氏の南京論争とそっくりで、わたしとしては以下の一年前の記事を再掲するだけで終わらせても良いくらいだ(この騒ぎでにわかにリバイバルしてアクセス数が増えている)。 「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 - Close to the Wall 続・「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 - Close to the Wall 南京事件否定論は基的にトンデモ - Close to the Wall 論争傍観者を自称する人間についての二つの問題 - Close to the Wall ただ、東のいっていることは単純に歴史修正主義容認論とみなしていいのかどうかはやや判断に迷うところなのでさておくが、ゼロアカ門下生藤田直哉id:naoya_fujitaの発言はひどいのを通り越してもはや犯罪的だと

    テンプレを踏んでいることに気づかないテンプレ通りの人たち - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2008/12/09
    「絶対的真実には到達できないなんていう諦念は中学生で終わらせろ。そこからどのようにより確からしい事実へと近づけられるかが問題なのであって、南京事件についての歴史学的研究はその一例だ」
  • あなたは巣で餌を待つ雛か何か? - Close To The Wall

    チベット擁護運動を批判したいわけではないので、こういう形で言及するのはあまり好ましくないと思うけど、長野聖火リレーに参加したinumashさんの意見にとても同意できない部分があったのでブログにコメントしようと思ったけれど長くなったので単独記事にする。 直接関係するのは以下の記事と、そのブクマと、inumashさんの記事。 「反体制運動」は甘くない【在日琉球人さんの日記】 tk はてなブックマーク - 「反体制運動」は甘くない【在日琉球人さんの日記】 tk 2008年04月29日 inumash 社会 そういう「ノウハウ」をつんできたはずの左翼団体は現地にはいませんでしたね。こんなところで後出しするなら、最初からそのノウハウを素人である彼等に提供すればよかったんじゃないでしょうか。 ■『聖火リレーin長野』全体まとめ(かなり長いよ) - 想像力はベッドルームと路上から 最後に、余談だけれど、

    あなたは巣で餌を待つ雛か何か? - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2008/05/01
    この国で政治的主張をするということ
  • 無知を武器にバンザイアタックする人たち - Close To The Wall

    見出しは見出しです。 以下の記事にコメントしようとしたらえらく長くなってきたので、独立した記事に変更。 「知らないことに関しては調べてから言いましょう」がなぜか「だまってろ」に変換される問題 - ARTIFACT@ハテナ系 とりあえず、二つ目の例について言うと、手元にある情報、根拠からはどれだけのことが言えるのか、ということをまったく考えないで発言するという問題だと思います。無知ならば、断定的に言えることはきわめて些少のはずなのに、勘違い君と相手の主張を相殺できるものをみつけられるまでなら調べる人が典型的ですが、根拠がわずかなのに何事かを強い調子で断定してしまう(しばしばかなり間違っている)。 当然詳しい人からは厳しく批判されたり、バカにされたりするわけです。調べろ、と。そういうことを言われる、ということは、その主張をするには根拠が足りなさ過ぎる、あるいは少し調べればそれが間違っていること

    無知を武器にバンザイアタックする人たち - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2008/04/14
    見出しは見出しです
  • 阿満利麿「日本人はなぜ無宗教なのか」 - Close To The Wall

    人はなぜ無宗教なのか (ちくま新書) 作者: 阿満利麿出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/10/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 174回この商品を含むブログ (43件) を見る前に神仏習合について書いたとき、日人が無宗教だという俗説には疑問がある、と書いた。無宗教とはいうが、そんなのは少なくとも国家神道解体以降のことでしかないし、それでも無宗教というのは妥当か、というような疑問だったのだけれど、ちょうどその事を論じたがあったので読んでみると、自分の疑問をかなり具体的に整理することができ、非常に面白かった。長くなるがまとめてみる。 創唱宗教と自然宗教 まず著者は、日人の自称する「無宗教」というのが、教祖、教義、教団を持つ「創唱宗教」ではないということであって、宗教心自体を否定してはいないことを指摘する。ある調査では、回答者の内の七割が無宗教だと答えているに

    maangie
    maangie 2008/04/10
    「思想性の強いものを表向きそうでないかのように扱って強制を通す」
  • 自動的に泣き寝入りさせられるシステムは残る…… - Close To The Wall

    (3日に追記) http://www.asahi.com/national/update/0229/SEB200802290011.html 驚いたのとともに、これは予想されてしかるべき事態だったのだと反省している。 これについて、umikajiさんが貴重な情報を書いている。 http://d.hatena.ne.jp/umikaji/20080301/1204369556 琉球新報紙面3/1付朝刊より。 被害者が告訴を取り下げた要因の一つに、報道被害を指摘する捜査関係者もいる。一部週刊誌は事件発生の数日後、取材のため被害者宅を訪れた。ある県警幹部は「被害者の家に言ったのはどこの会社だ。被害者は自宅が特定されたことなども含めて不信感を抱いている」とあからさまに怒りを見せた。 その週刊誌で被害者をおとしめるような表現があり、被害者は精神的に追い込まれた。 事件が広く報道され、論題になればなる

    自動的に泣き寝入りさせられるシステムは残る…… - Close To The Wall
  • 批判のためのロジックを堅持し続けられるか? - Close To The Wall

    沖縄現代史 (岩波新書) 作者: 新崎盛暉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/12/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (18件) を見る沖縄問題に口出しした手前、大まかな沖縄(問題)の歴史を知っておかなくては、ととりあえず一冊読んだ。 他にもumikajiさんの紹介 http://d.hatena.ne.jp/umikaji/20080218/1203345145 していた元知事のこれ沖縄、基地なき島への道標 (集英社新書) 作者: 大田昌秀出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/07/17メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (11件) を見るを探してたんだけど、屋では見つからなかった。 このでは主に、沖縄の土返還以降の歴史を語っている。なお、新版として刊行するにあたり、以前は返還以降の記述だったのが、第

  • 何の罪も無いはずなのに 何らかの罰を受けてる - Close To The Wall

    「何の罪も無いはずなのに 何らかの罰を受けてる 自分で蒔いた種でもないのに 咲き乱れた花摘まされる」 ある記事を読んでいたら、この歌詞が浮かんだ。歌は、仲井戸“Chabo”麗市の「遠い叫び」のサビのフレーズだ。この曲は元々チャボが所属していたRCサクセションのアルバムの曲だったのを、アニメ「serial experiments lain」のエンディングテーマとしてソロで再録したもの(のはず)。イントロから切り込むギターはバッキングからソロまでとにかく格好いいし、浮遊感のあるキーボード、やさぐれた詞、どれも印象的で抜群のインパクト。私的邦楽史上、ベスト5くらいには好きな曲で、これをエンディングにながすセンスには驚愕した。*1 で、チャボのアルバムとしてはこの曲が収録されているのはこのベスト。 CHABO’S BEST HARD&Heart(HARD編) アーティスト: 仲井戸麗市,CHABO

    何の罪も無いはずなのに 何らかの罰を受けてる - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2008/02/24
    自己責任ネオリベ教
  • 論争傍観者を自称する人間についての二つの問題 - Close To The Wall

    まあ、収束気味だけど私なりのまとめをひとつ。というか、記事をまとめている間に似たようなことをすでに書かれている感があり。 賢明であると自認することと、賢明であろうと努めることとの大きな溝 謝罪までして撤退する様子のfromdusktildawn氏についてさらに突っ込むのはどうかと思うが、彼を一つの典型と扱うとして以下は読んで欲しい。 私が問題にしたいのはまさにこのタイトルに見られるような態度だ。 はてなグループ 素人が素人に分かりやすくいったい何を説明できるというのだろうか。搦め手で事件の実在を確信した理由は書いてあっても、それ以外の理由で確信できるかどうかは書いていないし、検証してもいない様子。素人の素人判断を素人に教えていったいどうしたいのか。私にはまったく要領を得ない議論にしか思えないのだけれど、これで納得したという人がいるというのだから不思議だ。 否定論者が完全否定論を唱えるのは、

    論争傍観者を自称する人間についての二つの問題 - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2008/01/08
    「偏向しているのならその偏向を自分で調整すればいい」これが難しい。インストールされた偏向を補正するのは困難なものだ。
  • 南京事件否定論は基本的にトンデモ - Close To The Wall

    はてなグループ fromdusktildawn氏のスタンスについての記事を用意していたところだったので、突然の撤退宣言に鼻水吹きそうになった。 さて、以下の文章はちょっと重要な意味があると思う。 ですから、そんな、とうていあり得ないファンタジーを主張するような、 とびきり頭の悪い否定論者が、否定論者の大多数を占めるなどというのは、 とてもありそうになく、もっとまともな否定論者もいて当たり前だ、 と思いました。 まともな人は、南京否定論なんて代物が成立するとは思っていないがゆえに、南京否定論に理があるのだろうと思ってしまう。これ実は私も結構長いこと感じていたことだ。でも、少し調べたりを読んだりすれば、否定論というのがどういうものかはすぐわかる。 南京事件否定論というのはその時点でまともな代物ではない。 不法殺害がほとんどなかったというのは日側の史料からしてもあり得ず、当時の軍上層部も事件

    maangie
    maangie 2008/01/06
    コメント欄。
  • 「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 - Close To The Wall

    いくつかの記事で、歴史修正主義についての議論が行われているのを見て、ちょっと考えをまとめてみることにした。タイトルはこの記事から。 なにが歴史修正主義の問題なのかが未だに知られてない件 - 喚いて叫ばざれば ちなみに、私は南京事件や慰安婦問題についての事実関係についての議論には応えられないし、応えない。私は専門家ではないし、個々の史料や多数の書籍にアクセスできるわけでもない。私は、歴史学の通説に信を置き、反歴史修正主義の方々の議論の方が客観的かつ妥当な学問的方法に基づいて事実を判断していると信ずる。なお、その時々の歴史学の成果を一般に普及する役割をもつ、各社の「日歴史」の太平洋戦争を扱った巻(中公版とか小学館のとか講談社のとか、または岩波新書の「近現代史」や半藤一利「昭和史」とか)を目につく限り拾い読みしてみても、南京事件否定論を支持する書籍はひとつもなかったことを付言しておく。素人が

    「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 - Close To The Wall
    maangie
    maangie 2008/01/04
    「日本では、人権という概念は、なにやらうさんくさいものとしてしか受け止められていない」
  • 1