ちょうど40年前、1973年(昭和48年)はいくつかの点で戦後経済の転換期にあたる。そのひとつが高齢者の医療無料化など国をあげての社会保障の大幅拡充だ。首相、田中角栄はこれを福祉元年と銘打った。国民の多くがその心地よい響きに酔うなかで、こんにちの社会保障危機の素地が形づくられていった。◇コンピューターつきブルドーザーの異名をとり、がむしゃらに列島改造を推し進めた田中を医療と年金の大盤振る舞いに
![(54)福祉元年(1973年) 医療・年金大盤振る舞い - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cd3c764e61327506c6559ecb6166729d35567b05/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSKDZO5548287026052013TY8000-6.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Da3645741d167eb5240d3ced870276621)
ちょうど40年前、1973年(昭和48年)はいくつかの点で戦後経済の転換期にあたる。そのひとつが高齢者の医療無料化など国をあげての社会保障の大幅拡充だ。首相、田中角栄はこれを福祉元年と銘打った。国民の多くがその心地よい響きに酔うなかで、こんにちの社会保障危機の素地が形づくられていった。◇コンピューターつきブルドーザーの異名をとり、がむしゃらに列島改造を推し進めた田中を医療と年金の大盤振る舞いに
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