まとめ 世界では原子力発電所の建設ラッシュが起きている。 中国とロシアは自国での原子力発電所建設に加え、他国への輸出にも積極的。 日本は原子力に対する信頼を取り戻し、技術力を風化させることなく磨きをかけ、より安全で安心なものにしていかなければならない。 世界では原子力発電所の建設ラッシュである。 各国、カーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギーの導入を増やしているが、24時間発電できてCO₂を排出しない原子力発電は、火力発電に頼っている多くの国にとって有力な選択肢なのだ。 しかし、世界で原子力発電所を建設できるメーカーは限られている。フランスのEDF・フラマトム(旧アレバ、三菱重工出資)、中国の上海電気、アメリカのウェスティングハウス(かつて東芝と提携、現在はカナダの投資会社が保有)、三菱重工、GE、日立、ロシアのロスアトム、韓国の韓国水力・原子力会社(KHNP)などだ。 つまり、新