「The Tomb of Solomon」 by NOMEacute;, Franccedil;ois de カトリック教会というのは、カトリックという教義、階層性、信徒と非信徒のコミュニケーションそれら全てを内包した宗教システムである。 我々はこれから、この我々の精神的、信仰的基盤である「カトリックである」という存在論的規定を、我々なりにディコンストラクトする。 その上で重要なのは、徹底的にニクラス・ルーマンである。 ルーマンの『マスメディアのリアリティ』を読んでいるうちに、私の中である考えが形成され始めた。 それは、宗教システムそれ自体が、つまりイスラム教や仏教やヒンドゥー教といったキリスト教以外のほかの宗教システム全てが、実は「メディア・システム」のコードであるという着想である。 ルーマンは『社会システム理論』の中で、自身のシステム理論が生体内部のネットワークを前提にしていることを