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レビューに関するmassunnkのブックマーク (2)

  • 笠井潔『探偵小説と記号的人物(キャラ/キャラクター)』(東京創元社)レビュー - やぶにらみの鳩時計@はてな

    探偵小説と記号的人物(ヨミ キャラ/キャラクター) (キイ・ライブラリー) 作者: 笠井潔出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/07/27メディア: 単行 クリック: 6回この商品を含むブログ (30件) を見る 著者が論の最終章で、ラノベの美少女「キャラ」に対して、「彼女たちは萌え要素の束以外のなにものでもないのに、どうしてか哀切なものを喚起させる。(中略)それは、萌えキャラの徹底化の果てに出現する謎めいたなにかという以外ない」と述懐するのに対して、「それって、対象aのことですよね」と思わず言ってしまって、後の祭り。…………いや、でも、前作『探偵小説と二〇世紀精神』が、ベンヤミンを召喚したのに対して、作のテーマは実質的にラカンの思想圏で思索が展開されているのではないか。「象徴」の概念について、著者は精神分析的意味合いとは一線を画して使用していると思うけれども、「キャラク

    笠井潔『探偵小説と記号的人物(キャラ/キャラクター)』(東京創元社)レビュー - やぶにらみの鳩時計@はてな
  • ■ - 本屋のほんき

    DEATH NOTE (12) (ジャンプ・コミックス) 作者: 小畑健,大場つぐみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/07/04メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 95回この商品を含むブログ (510件) を見る評判の悪い最終巻ですが、どのようにすれば読者の期待にこたえることが出来たのか、なぜ評判が悪いのかを構造的に考えてみるとなかなか興味深い研究材料になると思います。やはりあのような偽善的な正義しか語らせることができなかったニアのキャラクター造形の魅力の弱さと、それに伴って割り振られたリュークの役割が読者の期待を悪い意味で裏切ったということが一番最大の失敗だったのではないかと思います。最終トリックがあまりにも無茶すぎた上に小細工に伏線すら存在していなかったというのも減点対象にはなるでしょうが、これは話の展開上ライトの行動に制限を付け加えすぎた後半の展開に、引き

    ■ - 本屋のほんき
    massunnk
    massunnk 2006/07/06
    「どのようにすれば読者の期待にこたえることが出来たのか、なぜ評判が悪いのかを構造的に考えてみるとなかなか興味深い研究材料になると思います」
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