甲野善紀先生と光岡英稔先生による 國井 善彌(くにい ぜんや)師範 の剣術研究会に参加した。 題材は鹿島神流の基本太刀の形5本。 申し込んでから鹿島神流の形動画を見て手順だけでも予習しておいてよかった。自主練習時間、休憩時間を含めて8時間の講習時間で形の稽古をやったが手順で躓くことなく稽古に集中出来た。 甲野先生、光岡先生のお二人から指導を受ける機会は滅多になく、それだけでも貴重な経験だった。 前半というか中盤までひらすら形稽古をした後、光岡先生が形について考える場を設定されて、光岡先生から形そのものの説明があった。その中で小手返しを取り上げて見た目に同じ形でやっていても質の違うやり方があり、その中には「わからない。」やり方が存在していて、それが武術の技なのだという説明をされていた。ひっくり返される私の感想もわからないやり方で受けると「わからない。」としか言えなくなる。なぜ転がってしまうの