桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。 作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/08メディア: 単行本 クリック: 74回この商品を含むブログ (151件) を見る 推協賞受賞、直木賞候補と話題の作家の読書日記。ラノベ出身で、そのラノベ周辺のジャンルを好んで読む読者から支持を受ける作家であるにもかかわらず、本書で取り上げる作品にラノベはまったく登場しない。そして新刊書もほとんど登場しない。あくまで作者が興味を持って読んだ本を中心に取り上げている。 帰宅して、なにを読もうかなぁと積み本を眺めていたら、なにか急に、怖くなる。東京に戻ってきたので新刊がいくらでも手に入るのだが、いや、自分の本も出たときは新刊なのだが、新たに出る注目の本ばかり追いかけると、まるで流行りのJ−POPを消費する若者のような心持ちで読んでしまう気がして、手が止まる。 こういうことを繰り返し
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