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ブックマーク / morningrain.hatenablog.com (3)

  • 斎藤環『家族の痕跡』読了 - 西東京日記 IN はてな

    斎藤環『家族の痕跡』を読了。一昨年はを出しまくり状態でしたが、去年は『「負けた教」の信者たち』くらいしか出さなかった斎藤環。さすがにネタ切れなのかと思ったら、今回のはすごい面白い! タイトルからわかる通り「家族」について語ったなんだけど、精神分析を枠組みとして用いるものとして当然ながら家族に決定的な地位を与えつつも、社会学的なセンスでもってその「幻想」に対して揺さぶりをかけるこのは、まさに斎藤環ならではの仕事であって、腐る程積み上げられてきた「家族論」に新たな視点を提供するものだと思う。 このは、もともと「ちくま」に連載されたものをまとめたもので、いくつかの視点を切り替えながら「家族」について論じている。 第1章・第2章は、著者の得意分野である「ひきこもり」の問題などを取り上げつつ、家族のある種の病理的な側面に対して精神医学の分野からアプローチしたもので、ベイトソンのダブルバイン

    斎藤環『家族の痕跡』読了 - 西東京日記 IN はてな
    massunnk
    massunnk 2012/09/16
    @lesyeuxx @TouYa888 多くのひきこもりの母親たちにも見受けられるそうで人を束縛する非常に厄介なダブルバインドだと指摘されていました。こちらのリンクに本の引用 などもありましたので参考までに。
  • 斎藤環『「社会的うつ病」の治し方』 - 西東京日記 IN はてな

    タイトルには「社会的うつ病」という言葉を使っていますが、いわゆる「新型うつ病」とその治療方法に関する。もともと斎藤環の専門は「ひきこもり」でうつ病を特に重点的に診てきたわけではありません。ところが、その「ひきこもり」の治療法が「新型うつ病」にも応用できるのではないか?と考え、書かれたのがこのと言えるでしょう。 従来のうつ病というと40代、50代の中年男性に多く、ずっと真面目だった会社人間が昇進や転勤などのきっかけで発症するというのが典型的なパターンだとされていました。 そして、それに対する治療方法も確立していて、まずは何よりも休養、そして抗うつ薬の投薬。他の精神疾患に対して治りやすい病気だとされていました。 ところが、最近若い人に増えているうつ病は、治りにくく、また、一方的に落ち込むのではなく仕事以外の場面では案外ケロッとしているなど、今までのうつ病にはない特徴があります。この新しいう

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    massunnk
    massunnk 2012/04/12
  •  『思想地図』発刊記念シンポジウム「公共性とエリート主義」 - 西東京日記 IN はてな

    今日は紀伊國屋のサザンシアターで行われた『思想地図』発刊記念シンポジウムに行ってきました。 パネリストは東浩紀に北田暁大、宮台真司、鈴木謙介、そして姜尚中という豪華メンツ。 『思想地図』のVol1は30代の書き手が中心だったんだけど、今回は宮台真司と姜尚中という大物を交えてのシンポジウム。 いきなり、休憩も質疑応答もなくして2時間半ぶっ通しで行きますっていうアナウンスがあって北田暁大の基調報告からスタート。 以下、メモから印象に残った部分を拾って再構成してみます。 北田暁大 「公共性への動機付けとしてのナショナリズム」という概念をとり上げ、宮台真司のエリート主義的なナショナリズムと、萱野稔人や中島岳志の国民の政治参加のための「方法としてのナショナリズム」を対比。しかし、両者は思想的なものでもので動機付けを行う「内在主義」だと規定。一方、システムによって公共性を生み出そうとする東浩紀を「外在

     『思想地図』発刊記念シンポジウム「公共性とエリート主義」 - 西東京日記 IN はてな
    massunnk
    massunnk 2008/06/17
    面白い。チャーリーの迂濶な発言に宮台マジギレ。いやぁそりゃキレるって…
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