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ブックマーク / wiredvision.jp (60)

  • 新生児もビートがわかる:「音楽」は人間独自の能力? | WIRED VISION

    前の記事 不況の中の勝ち組:典型はNetFlixDIYで組み立て、安価でクールな電気自動車『BugE』 次の記事 新生児もビートがわかる:「音楽」は人間独自の能力? 2009年1月28日 Brandon Keim Image: Flickr/Luis Argerich 赤ん坊は脚をばたばたさせ、泣き声を上げながら、この世に誕生する。そのときすでに、ビートを感じる能力がある。 赤ん坊は予想外の乱れたリズムを聞くと、大人と同じパターンの脳の活動を見せる。これは人間と音楽の関係の質を知る手がかりになる可能性がある。 「われわれは音楽の起源を解明することに興味がある」と話すのは、アムステルダム大学の『音楽認知グループ』を率いるHenkjan Honing准教授だ。「音楽は言語の副産物にすぎないのだろうか?」 ビートを追う能力はビート誘導と呼ばれる。霊長類の中でも人間に近いチンパンジーやボノボ

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    mn_kr 2009/01/29
    “ビートを追う能力はビート誘導と呼ばれる。霊長類の中でも人間に近いチンパンジーやボノボでさえ、この能力を持たない。これは人間のみが持つ特性で、音楽の認知的な構成要素と考えられている”
  • 日本でママチャリが発達した理由 | WIRED VISION

    でママチャリが発達した理由 2008年12月 5日 社会カルチャーデザイン コメント: トラックバック (0) (これまでの 松浦晋也の「モビリティ・ビジョン」はこちら) 前回、安いママチャリは、事実上「誰もがろくに自転車を整備せず、調整もせず、正しい乗り方もしない」ことを前提に製造、販売されている、と書いた。なぜそんなものが売られているのか、なぜそんな製品に多くの人が疑問にも思わずに乗っているのか。それは、日の道路交通がそのような乗り方を許しているからだ。 道路交通法を読んでみよう。自転車は道路交通法によって「軽車両である」と規定されている(第二条の十一)。軽車両は車両の一種であって。道路のどこを通行するかについては第十七条に規定がある。 第十七条 車両は、歩道又は路側帯(以下この条において「歩道等」という。)と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならない。 ただし

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    mn_kr 2008/12/07
    “「自転車は歩道を走るもの」という意識は、いつしか「自転車はゆっくり走るものだ」という認識を形成していった”
  • 世界一複雑な東京の電車システム、米国人記者の初体験レポート | WIRED VISION

    世界一複雑な東京の電車システム、米国人記者の初体験レポート 2008年11月27日 社会 コメント: トラックバック (0) Dave Demerjian Photos: Dave Demerjian/Wired.com(以下同じ) 14の路線と882の駅を擁する、東京の驚くべき公共交通システムは、世界でも最も大規模で混雑している交通機関の1つだ。 曲がりくねった線が交錯する地下鉄路線図はジャクソン・ポロックの絵画のようで、その車内環境は「混雑」という言葉に新たな次元を与えている。東京に初めて出張で向かった時、このような事柄が私を少なからず緊張させていた。 私はパリ、ロンドン、ミュンヘン、さらにはブエノスアイレスの地下鉄を利用したことのある経験豊富な旅行者だが、それでも、これまで述べてきたような気持ちになった。今までの地下鉄に関しては、それほど問題なく何とか切り抜けてきた。だが、東京の地下

  • 「ビートルズ名曲冒頭の音の謎」を数学者が解明 | WIRED VISION

    「ビートルズ名曲冒頭の音の謎」を数学者が解明 2008年11月 6日 カルチャー コメント: トラックバック (1) Eliot Van Buskirk 英ダルハウジー大学[数学・統計学部]のJason Brown教授が、半年という時間と、高度な数理解析技術を費やしてついに解明した。音楽史上屈指の謎――ビートルズの楽曲『A Hard Day's Night』の冒頭で鳴るあの「ジャーン」という音――のコードを解明したのだ。 問題の「コード」は、以下で聞くことができる。 ギタリストたちはこの数十年間、このコードがどのように演奏されたのかと頭を悩ませてきた。このコードには、ビートルズにいた2人のギタリストと1人のベーシストが1度の録音では出せないような音が含まれているにもかかわらず、専門家が同曲のこのパートでは多重録音は行なわれていないと断定しているからだ。 解析の結果、このコードには、プロデュ

  • 米Apple社、「大学」を開校へ:イェール大学学部長が統括責任者 | WIRED VISION

    Apple社、「大学」を開校へ:イェール大学学部長が統括責任者 2008年10月24日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) Chris Snyder Photo: Flickr/avinashgodbole 米Apple社が、Apple University[アップル大学]と呼ばれる新しいプロジェクトを立ち上げ、その統括責任者としてイェール経営大学院の学部長を務めるJoel Podolny氏を採用することがわかった。 Podolny氏は11月1日付で学部長の職を退き、2009年初めに開始される新しいプログラムの統括責任者兼学部長となる。 このプロジェクトの詳細はほとんどわかっていないが、イェール大学のLevin学長が学生宛てに送った手紙によれば、Podolny氏は「Apple社で教育戦略を担う」ことになるという。 Podolny氏は学生に寄せた手紙の中で、Apple社は自

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    mn_kr 2008/10/26
    “ついに企業に付属の大学ができた。研究所に付属する今の大学よりも実践的なことが学べるはず。ほとんどの人は研究者ではなく企業人になるのだから。”(コメント欄)
  • 第6回 情報環境研究のキーワード「繋がりの社会性」 | WIRED VISION

    第6回 情報環境研究のキーワード「繋がりの社会性」 2007年7月 5日 ITメディア コメント: トラックバック (1) (濱野智史の「情報環境研究ノート」第5回より続く) これまで数回に渡って、Twitterとニコニコ動画を事例に挙げながら、「擬似同期型アーキテクチャ」についての考察を行ってきました。残す論点は、インターネットはもともと「非同期性」をウリにするコミュニケーション手段であったにも関わらず、なぜここにきて「同期的」なコミュニケーションを実現するアーキテクチャが出現し、多くのユーザーを獲得しているのか、というものでした。今回はこの論点について、「繋がりの社会性」という情報環境研究のキーワードを参照しながら考えてみたいと思います。 ■6-1:情報環境研究のキーワード「繋がりの社会性」 「繋がりの社会性」とは、社会学者北田暁大氏によって提出された概念で、連載でも大きく依拠してい

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    mn_kr 2008/10/25
    “3)電子民主主義論:「繋がりの社会性」の増幅はインターネット(WWW)の現状では原理的に避けられない以上、ウェブ上での議論を通じた合意形成――たとえばブログ等の「市民生成メディア」(日本では「CGM」といえばC
  • WIRED VISION - “アカルイ”未来を考えるニュースサイト

    全長11mの巨大「モデルロケット」、まもなく打ち上げ 人類を月に運んだ『Saturn V』の10分の1という巨大版「モデルロケット」が、4月25日に打ち上げ予定だ。自動車修理工Steve Eves氏が、膨大なお金と時間を費やしたものだ。 インドの音楽ビデオで空耳字幕--“笑いの鉱脈”を掘り当てた米国青年 米国在住の20代の男性が、ヒンドゥー語などで歌われている音楽ビデオに、「英語ならこう聞こえる」という字幕を付けた一連の動画をYouTubeに投稿。最も人気の作品では1200万回以上も再生され、フォロワーも生み出している。

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    mn_kr 2008/09/24
  • 「地球最強の生物」クマムシ、宇宙でも生存可能 | WIRED VISION

    「地球最強の生物」クマムシ、宇宙でも生存可能 2008年9月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Brandon Keim Photo: Noemi Guil Lopez クマムシにとっては小さな一歩だが、動物界にとっては大きな飛躍だ。この地球上で最もタフな生物が、宇宙旅行から生還したのだ。 ほんの数系統の丈夫なバクテリアを除けば、他のどんな生物も死んでいただろう。しかし、クマムシはこの宇宙旅行を、日ごろ暮らすコケの生えた地面が乾燥したときと同じ調子で乗り切った。 「クマムシには爪も目もある。正真正銘の動物だ。そして、そのような動物が宇宙空間にさらされたのは今回が初めてだ」と、ドイツの航空宇宙医学研究所の微生物学者Petra Rettberg氏は語る。 欧州宇宙機関(ESA)が2007年9月に打ち上げた[宇宙実験]衛星『Foton-M3』には、クマムシを格納

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    mn_kr 2008/09/10
    宇宙線だけを浴びたクマムシたちは、地球に戻ると復活し、宇宙線を浴びていないクマムシと同様のペースで繁殖。 太陽光も浴びたクマムシたちが蘇る確率はそれより低かったが、一部が生き残っただけでも驚くべきこと
  • 科学的に証明?「スポーツカーのエンジン音で女性は興奮する」 | WIRED VISION

    科学的に証明?「スポーツカーのエンジン音で女性は興奮する」 2008年9月 5日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Keith Barry Photo: Flickr user VOD Cars 妙な社名の保険会社が委託した研究から、イタリア製スーパーカーが立てる轟音は女性を興奮させるが、燃費の良い低価格の小型自動車の静かなエンジン音に刺激を感じる人は誰もいないことがはっきりと証明されたようだ。 David Moxon氏は、男女40人に、伊Maserati社、伊Lamborghini社、伊Ferrari社の車の音を聴かせ、唾液に含まれるテストステロンの量を測定した。イタリア車がエンジンをふかす音を聴いた後には、被験者全員のテストステロン値(性的興奮を測る基準でもある)が上昇していたが、女性のテストステロン値は異常に高かった。 だが、低燃費、低価格の小型自動車のエンジン音を聴か

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    mn_kr 2008/09/05
    イタリア製スーパーカーが立てる轟音は女性を興奮させる(テストステロン値が急上昇)
  • ヨーロッパ人が野球帽をかぶらない理由 | WIRED VISION

    ヨーロッパ人が野球帽をかぶらない理由 2008年7月28日 社会国際情勢カルチャー コメント: トラックバック (0) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの質」はこちら) 前回まで2回続けてG8サミットを取り上げました。読者の皆さんには、サミットに限らず、国連とか、WTOといったグローバル・アジェンダを設定する場に是非関心をもっていただければと願っております。なんといっても日はまだ今のところ主要なプレイヤーですから。 なんて言いながらなんなんですが、今回は一転、CSRの話よりもはるかに「営業成績」の良いヨーロッパ人ネタであります(笑)。 実は、今週からまた出張。ヨーロッパに向かう機中です。「飛行機に乗って出張するのが大嫌いなのに、仕事は通商交渉」という矛盾を抱え込んでしまった私。「どっかでカミングアウトしないとな…」なんて考えながら原稿書いています。 今回はヨーロッパ人の「かぶりもの」に

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    mn_kr 2008/07/30
    アメリカ的なファッションへの対抗として|ビョーク(bjork)もジーパン+Tシャツのスタイルをアメリカ男性的として拒否。
  • 20分×6回の睡眠で時間を捻出:「超人睡眠法」を体験 | WIRED VISION

    20分×6回の睡眠で時間を捻出:「超人睡眠法」を体験 2008年4月25日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal Rachel McConnell氏は、創造力豊かな人間特有の問題に悩んでいる。さまざまなプロジェクトに使う時間が足りないのだ。 業であるハウツーサイト『Instructables』の仕事以外にも、溶接や工作、参加しているハッカー集団から生まれたプロジェクトなどを抱え、充分な時間を割くことができないでいる。 「私は業以外のプロジェクトを5000万も抱えている。現在は、電子機器のハッキング術を学んでいるところだ」とMcConnell氏は言う。 そこでMcConnell氏は、「人付き合いが嫌いなオタク」を自称する人がいかにもやりたがりそうなことを、実行に移した。寝るのをやめる方法を見つけたのだ。 より正確に言うと、いわゆる多相性睡眠を試み

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    mn_kr 2008/05/11
    “同氏の新しい計画は、19時間起き続けてから9時間寝るという、28時間サイクルの睡眠法で成功すること”
  • ペットボトルのリサイクルは駄目という説に対する反論が目立たない理由 | WIRED VISION

    ペットボトルのリサイクルは駄目という説に対する反論が目立たない理由 2008年4月 4日 環境 コメント: トラックバック (0) (これまでの藤倉良の「冷静に考える環境問題」はこちら) ■リサイクルを否定する理由と反論 ペットボトルのリサイクルは環境に悪いから行ってはいけないという『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』がベストセラーになった。著者の中部大学教授武田邦彦さんはテレビにも頻繁に出演して話題になった。 これに対して、反論[注1]の出版やWebでの批判(安井至さん:市民のための環境学ガイド)が現れ、討論会がテレビや雑誌でおこなわれた。これらを眺めていて、リサイクル肯定派の意見が通ったので議論は決着したように思っていた。しかし、世の中ではそうは受け止められていないようだ。3月に傍聴に行った環境科学者の会合では、ボヤキが聞こえてきた。なぜ、そういうことになったのか。 温暖化懐疑論

  • オンラインゲーム調査:女性の7割と男性の5割が、異性に「なりすまし」 | WIRED VISION

    オンラインゲーム調査:女性の7割と男性の5割が、異性に「なりすまし」 2008年3月 6日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Earnest Cavalli 多人数同時参加型オンラインゲーム(MMOG)をプレイする女性のうち68%、男性の54%が、自分とは逆の性別のキャラクターでゲームに参加した経験があるということが、英ノッティンガム・トレント大学社会科学部心理学科の研究者らが最近実施した調査で明らかになった。 論文のタイトルは『サイバースペースにおけるジェンダー転換と社交の探索的研究』(PDFファイル)。 なぜ仮想世界でジェンダーの歪曲を試みたのかをゲーマーたちに尋ねたところ、その答えはさまざまだった。ある女性の動機は、不用意に男性の関心を引きたくないというもので、またある男性は、現実には手の届かない生活のひとこまを体験したいという願望からだった。 研究チームは、「ジェンダ

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    mn_kr 2008/03/08
    統計結果が予想の正反対だった。ちなみに“ある女性の動機は、不用意に男性の関心を引きたくないというもの”らしい
  • ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由 | WIRED VISION

    ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由 2008年2月25日 社会ワークスタイル コメント: トラックバック (6) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの質」はこちら) 前回、マクドナルドの裁判を足がかりにして、管理職の範囲の問題や忙しさなどについて浅知恵を巡らしてみました。それにしてもですね、なんで日人はこんなに疲れているのでしょうね。ワタシの勤め先はかつて通常残業省などと揶揄されたりしたところですが、今もあんまり状況は変わっていないです。 しかし、ブラッセルに赴任して欧州委員会の官僚を相手に仕事するようになった時、いや驚いたのなんのって。彼らの優雅なこと!昼は2時間かけてランチ。6時にはオフィスは無人状態。夏は一ヶ月間バカンス。おまけに給料ははるかに多い。ワタシ心に誓いました。来世も役人やるとしたらヨーロッパ人に生まれて欧州委員会に勤めようって。 ということで、当然のこととして何が彼我の

  • Jobs氏の「魔法のようなプレゼン」を支える秘訣10ヵ条 | WIRED VISION

    Jobs氏の「魔法のようなプレゼン」を支える秘訣10ヵ条 2008年2月 1日 経済・ビジネスワークスタイル コメント: トラックバック (4) Rob Beschizza あれこれと神話が語られる人物についての話にあなたがうんざりしていないなら、『BusinessWeek』誌の記事を読んでみてはいかがだろうか。 『Deliver a Presentation like Steve Jobs』(Steve Jobs氏のようにプレゼンテーションをする)という記事は、「Steve Jobs氏のようになる」ための究極の手引きを示している。 著者のCarmine Gallo氏は、米Apple社の最高経営責任者(CEO)を務めるJobs氏のブレゼンのスタイルを10のポイントにまとめ、その手法を詳しく解説し、成功するための処方箋としている。 最高のストーリーを探し求める脚家志望者は、人々の潜在意識に

  • MIT「熱血物理学教授」の講義ビデオが大人気 | WIRED VISION

    MIT「熱血物理学教授」の講義ビデオが大人気 2008年1月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Aaron Rowe 固定していた振り子を解き放したとき、元の位置より高いところまでは到達しないことを、体を張って証明するWalter H. G. Lewin教授。 マサチューセッツ工科大学(MIT)の大教室で物理学の講義を担当しているWalter H. G. Lewin教授は、非常に情熱的だ。 「今から、みなさんを驚かせるつもりだ」と、理屈に合わないかのように思える電気回路の問題を取り上げた講義の冒頭で、Lewin教授は言う。「私が今からお見せすることは、みなさんには信じられないだろう。だから、1つずつ段階を追って理解するように努めてほしい」 『New York Times』紙は12月19日(米国時間)、Lewin教授を取材したSara Rimer氏の記事を掲

  • 濱野智史の「情報環境研究ノート」 | WIRED VISION

    『恋空』を読む(番外編):宮台真司を読む ― 繋がりの《恒常性》と《偶発性》について 久々の更新です。最後に更新したのが今年の2月なので、実に半年以上もサボってしまったことになります……申し訳ありません。今後もマイペースで「情報環境研究ノート」の更新を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。まず、連載再開にあたって、2点ほどご連絡を。 2008年09月12日 16:00 『恋空』を読む(3):果たしてそれは「脊髄反射」的なのか――「操作ログ的リアリズム」の読解 『恋空』においては、「内面」の《深さ》のようなものは描かれていないけれども、「操作ログ」の《緻密さ》のようなものが刻まれている。ひたすらにケータイというメディアにどう接触し、操作し、判断し、選択したのかに関する「操作ログ」を描くものである、というように。 2008年02月14日 10:00 『恋空』を読む(2):ケータイ

  • 第1回 気分はもう戦争・そのI | WIRED VISION

    第1回 気分はもう戦争・そのI 2007年7月30日 社会 コメント: トラックバック (2) そうだよなぁ、今頃フランス『では』みんな仕事帰りにカフェに寄り、パスティス(というのは地中海沿岸地域にひろくみられる、ニガヨモギで風味をつけた酒のひとつで、トルコではラク、ギリシアではウゾと呼ばれているが、水で割ると白濁し、氷を浮かべて飲むと、これがもう……)で一杯やってんだろうなぁ、いいなぁ、うらやましいなぁ、それにくらべて日ではさぁ……。 はっ、いつの間にか出羽守(でわのかみ)になってた! いかんいかん。 【1】 「出羽守」とはなにか、皆さんはご存知だろうか。いまじゃほとんど死語と化してるような気もするが、なにかというと「おフランス『では』……」とか「おイギリス『では』……」とか「おアメリカ『では』……」とかいって(あっ、イギリスやアメリカには「お」は付けませんね)、そして「それなのに日

  • 肥大化する『Firefox』に懸念の声(1) | WIRED VISION

    肥大化する『Firefox』に懸念の声(1) 2007年5月24日 IT コメント: トラックバック (0) Scott Gilbertson, Michael Calore 2007年05月24日 5年前、オープンソース・ブラウザー界に華々しいデビューを飾ったベータ版の『Firefox』は、若きエルビス・プレスリーのように、スリムでセクシーで危険な存在だった。 それ以来、多くのユーザーを獲得してきたFirefoxは、開発計画の基路線をブラウザーの進化に定め、米Microsoft社の『Internet Explorer』(IE)によるブラウザー市場の事実上の独占状態を切り崩した。しかし、2007年夏に新バージョン『Firefox 3.0』のリリースを控えたこの「IEキラー」は、大成功してぶくぶくと太ったプレスリーのように、不健康な変身を遂げようとしている。筋金入りのファンからしぶしぶ批判

  • 白田秀彰の「網言録」 | WIRED VISION

    最終回 暇申 突然だが、「網言録」が打ち切られることになった。まだまだ諸事諸物について、語っていくつもりだったので、残念ではある。 2007年10月03日 10:48 第廿回 和装 IV 西洋近代を受け入れて成立しているはずの私達の社会制度や日常生活様式が、どうもグダグダと崩壊しつつあるようだと私は考えている。 2007年09月26日 11:00 第十九回 和装 III 「茶室」や「和装」といったアーキテクチャにおいては、儀式ばった動作が主目的なのではなく、全体の動作を合理化した結果の美しさが目的となっているのだ、と私は理解している。 2007年09月19日 11:00 第十八回 和装 II 現代のポストモダンな文化環境において、その戯れの一つであるコスプレをきっかけとしてでも、和装という伝統的な民族服の普及をはかり、和装を足がかりに日伝統の操身法や関連文化が自然に定着する、という回路が