千葉県市原市の動物園「市原ぞうの国」から11月に逃げ出したミナミコアリクイのオス(2歳)が、県警勝浦署に一時保護された際、屋外に置かれていたため凍死していたことが28日、同署や動物園への取材で分かった。 同署は「動物は原則的に屋外で保管している。今後は関係機関と相談し適切な扱いを検討したい」としている。 勝浦署によると「ハクビシンのような動物がいる」との通報を受け、24日に署員が捕獲。25日朝、凍死しているのが確認された。 銚子地方気象台によると、同署がある勝浦市の25日朝の最低気温は0度だった。