映画『ザ・コーヴ』をめぐっては、ドキュメンタリーという表現方法への無理解が表出する光景をよく見かけた。太地町を題材とした『ETV特集』について感想を書いた下記エントリでも、同様の事態が起きている。 『ETV特集』鯨の町に生きる - 法華狼の日記 drkuroneko 2011/08/20 06:23 「「ドキュメンタリー映画として」の問題はない」 意図的に事実を歪曲するのがドキュメンタリー映画なら問題ありませんが、事実を歪曲しているものをドキュメンタリーとは呼びませんよ。 「ドキュメンタリー映画として」の問題はないという私の主張は、エントリ本文にリンクしている下記エントリで行っている。冒頭で言明しているように、主として「ジャンル自体への無理解」へ反論する内容だった。 おそらく『ザ・コーヴ』にドキュメンタリー映画としての問題はない - 法華狼の日記 しかし、実際の制作者や映画とは明らかに異な