孫晧の趣味、あるいは渓谷から丞相が生まれるの巻 - てぃーえすのメモ帳陶侃は若い頃に長沙太守の万嗣に高く評価されたという。珍しい万姓たが呉には孫皓の時に右丞相まで昇った萬紣がおり、彼は王蕃に「萬紣の郷里は渓谷で、羊が虎の皮をかぶったような野人だ」と嘲笑された逸話がある。萬嗣は同じ山越出身として陶侃に思う所があったのかもしれない。— 徳操さん (@daradara3594) 10月 1, 2012 連日の「元ネタはツイッター」。 呉録曰、（孫）晧毎於會、因酒酣、輒令侍臣嘲謔公卿、以為笑樂。 萬紣既為左丞相、（王）蕃嘲紣曰「魚潛於淵、出水煦沫。何則？物有本性、不可膻處非分也。紣出自谿谷、羊質虎皮、虚受光赫之寵、跨越三九之位、犬馬猶能識養、將何以報厚施乎！」紣曰「唐虞之朝無謬舉之才、造父之門無駑蹇之質、蕃上誣明選、下訕腊幹、何傷於日月、適多見其不知量耳。」 （『三国志』巻六十五、王蕃伝注引『呉録』） 孫晧は宴会芸として侍従に大臣をコケにするよう命じて笑うという高尚
