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2008年8月31日のブックマーク (3件)

  • 高木浩光@自宅の日記 - ストリートビューに写った自動車ナンバープレートは機械判読され得るレベル

    汎用のOCRでは無理があったか、残念ながら十分な認識結果は得られなかったが、図8の例では1桁読み間違えただけで他の桁は認識できた。ナンバープレート写真専用の認識プログラムを作成すれば、十分な認識精度が得られるように思える。今回はナンバー部分の抽出を手作業で行ったが、それを自動化するプログラムが作成されたら、Googleマップで公衆送信されている大量の写真から自動抽出されてしまうおそれがある。 今回の事例では、ナンバープレートのうち、認識できそうなのは4桁数字の部分で、分類番号は認識が難しそうな解像度だった。平仮名部分は人間には判読困難なケースが多いが、機械なら識別可能かもしれないレベルと感じた。地域名も同様かそれよりやや識別困難なレベルであるが、これは、写真の撮られた場所から概ね推定できてしまうだろう。 犯罪捜査等では、4桁数字のナンバーと車種と色から概ね特定できると聞く。ストリートビュー

  • 物事を矮小化する詭弁に注意しよう - ただのにっき(2008-08-29)

    ■ 物事を矮小化する詭弁に注意しよう Googleストリートビュー問題、最初に書いた記事にはほとんど批判らしい批判がなくて拍子抜けしたんだけど*1、一昨日の記事にはなんかあった: Street View のアレ 2 と思ったんだが……。 現時点で GSV が日常生活のセキュリティ・リスクを大きくすることはない。空き巣や(車やバイクなどの)窃盗を行う人たちは人目と時間を気にする。侵入する家が通りから見えにくいとか,家人の生活パターンとか,近所の様子とか,そういったものから総合的に判断する。 GSV 程度の画像でそれを判断するのは無理というものである。現状では,これまで言われている空き巣等のセキュリティ・リスクへの対策以上のものは必要ない。 ちょwwwww、なにこの根拠のない自信wwwwwwwww 思いっきり草を生やしてしまったぜ。おれにどんな恨みがあるのか知らないが、人をヤクザ呼ばわりするく

  • 高木浩光@自宅の日記 - グーグル社がゲートのある敷地内に進入して撮影した事例 その2

    これは「誤って入った」というものではなかろう。撮影されている通路は一筆書きのできない経路であり、積極的な意思を持って全部の道を辿ったようにしか見えない。 このようなゲートがあるところに入って撮影するという神経がよくわからない。撮影作業員はいったいどんな指示を受けていたのだろうか。迷路に入り込んだマイクロマウスのように、ひたすら路側づたいに走れとでも言われたのだろうか。 ただし、病院と特別養護老人ホームの承諾を得て撮影した可能性がないとは限らず、病院への確認はしていない。 高槻市公園墓地の事例 上の事例の周辺地域をぼんやりと見ていたら、他にも墓地に進入している事例を見つけた。 立て札に何と書かれているかは残念ながら読み取れず、確認はまだしていない。 30日追記:高槻市公園墓地管理事務所に電話で聞いた。ここの道路は「敷地内道路」であり、たとえば自動車が事故を起こしても駐車場内と同様に警察は対応