ad-lib-comic'lab.は埋もれたマンガの発掘と保存を目指して1990年に活動を始めました。 当面の目標: 1. あすなひろし先生の復刊を応援します。 2. 現状で復刊の困難な短編作家を中心とした短編作品に光を当て、主に80年代の少女まんがの再評価に向けて努力します。 3. 60年代の少女まんが研究を通じてマンガ史の刷新を目指します。 なかなか思うように時間がとれませんが、ぼちぼちと書いていきますのでお楽しみに。 もう20年近く前に米沢嘉博氏が編集した「マンガ批評宣言」(1987)は最近加藤幹郎氏の所載論文が秋田孝広「コマからフィルムへ」でとりあげられるなど、当時のマンガ批評の集成としては非常に良質のものを集めていた。にもかかわらず私が最も興味を持ったのは、岩田次夫氏による巻末のマンガ雑誌評であった。伊藤剛氏「テヅカ・イズ・デッド」では「ぼくら語り」世代を批判したが、米沢氏や村上
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