本を読めば、分かったつもりでいるビジネス知識を整理したり、最新理論に触れて新たな気づきを得たりすることもできます。 ただ、たくさん本を読めば会社の経営ができるかといえば、もちろんそうではない。本に書いてあることは、本を読んだ人は皆知っているわけです。それでは競争優位はつくれません。だから僕たちプロの経営者は、学者が構築した理論の一歩先を行く戦略を描き、実践する必要がある。 自己実現の欲求を満たす 実際に僕がつくった施策の1つに、「ネスカフェ アンバサダー」があります。ネスレのコーヒーマシンを職場用に導入し、周囲の同僚にネスカフェのおいしさを広めて、新たなファンを増やしてくれる方(=アンバサダー)を募集。ネスレから“給与”を支払うわけでもないのに、まるで代理店のように動いていただく施策です。 ある時、友人でもあるフィリップ(・コトラー)にこのネスカフェ アンバサダーについて話をしたら、驚いた
新型コロナウイルスの感染が広がって、カフェや缶コーヒーの売り上げは苦戦しているが、自宅で楽しむ人は増えているという。ペーパードリップで淹れたり、サイフォンを使って楽しんだり、手軽にインスタントで味わったり。コーヒーを淹れる方法はほかにもあるが、記者がちょっと気になっているサービスがある。デロンギ・ジャパン(東京都千代田)のサブスク「ミーオ!デロンギ」だ。 「なにそれ? 聞いたことがないなあ」という人も多いかもしれないが、それもそのはず。同社はこのサービスを始めるにあたって大々的な広告を打たず、“ひっそり”とスタートしたのだ。しかし、コーヒー通を中心に注文が殺到。2020年11月25日にサービスを開始したものの、想定の5倍以上の注文があって、一週間足らずで受付を停止することに。 「これはいかん」ということで在庫を増やし、今年の2月15日に再スタート。「準備は万端、これで大丈夫」と思っていたも
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