情報漏洩対策や運用管理効率化の切り札として,シンクライアントを導入する気運が高まっている。社内のパソコンを一掃し,全面的にシンクライアントに移行する大手企業も出てきた。仮想化技術やブレードPCなどを取り込むことで,シンクライアント製品そのものも急速に進化している。 それだけではない。ここにきて,サービスとしてシンクライアントを提供する事業者も登場するなど,企業にとって利用しやすい環境が急速に整ってきた。パソコンやサーバー同様,企業インフラの有力な選択肢となったシンクライアントの最新動向に迫る。 Powered by 日経コンピュータ,ITpro 第1回 相次ぐシンクライアント大量導入 第2回 見えてきた“現実解” 第3回 シンクライアントの欠点補うサービスが相次ぎ登場 第4回 失敗しないサービス選択,3つのポイント 第5回 ソフトフォンや指紋認証も利用可能に