東京大学の小西将徳学部生と稲葉雅幸教授は、脱ぎ散らかしても自動で戻るスリッパ「ロスリッパ」を開発した。2次元コード「QRコード」で位置を認識し、2輪のタイヤで走って玄関の定位置に戻る。QRコードを足に貼れば足を差し出すとロスリッパが寄ってくる。日用品に自動機能が備わった生活を体験できる。 サーボモーターなど市販品のみで構成し6350円で作製した。インソールの表と裏にQRコードを貼り、玄関のカメラで識別する。定位置にもQRコードを貼ってロスリッパを誘導する。 ロスリッパは履き口にアームを備え、脱ぎ捨てられて裏返しになっても自動でひっくり返る。重量は500グラム。乾電池を4本積んでいるため重くなった。 オープンソースのロボットオペレーティングシステム(ROS)でコントロールしているためシステムを拡張しやすい。位置認識用のカメラを増やせば自動走行するエリアを広げられる。 ロスリッパのような自動走
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