“ラストワンマイル“照準 丸紅とFOMM(横浜市神奈川区、鶴巻日出夫社長)は、ガソリン軽自動車をバッテリー交換式電気自動車(EV)に改造する事業を4月から始める。ラストワンマイル(目的地までの最後の区間)でのEV化需要を掘り起こす。費用はバッテリーボックスなども含めて180万円(消費税抜き)で、航続可能距離が100キロメートル以上のEVに改造する。EVの導入コストを圧縮するとともに、中古車両を再利用して廃棄車両を減らす。初年度に1000台以上の受注を目指す。 事業はスズキの軽商用車「エブリィ」を改造し、丸紅とFOMMは全国の自動車整備工場と提携して進める。今後、他の車種についても対応を検討する。認定した整備工場に改造キットとバッテリーボックスを販売。整備・点検の拠点にもする。改造に加え、FOMMが開発したバッテリー交換式EVも販売していく。 物流会社を中心にラストワンマイル配送に携わる企業
![スズキ「エブリィ」改造、丸紅などが始める「ガソリン車→EV」事業の中身 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/164e95bb7f49bcf5d5b83b3f54015f434a66e452/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.newswitch.jp%2Fimages%2Fde44b021-e6e2-44a4-bdc2-0801279b2549.jpg)