8月25日に「トリチウム汚染水の処理装置及び処理方法」を特許出願した。放射性物質を処理した汚染水の海洋放出が2023年春に計画されるなかでの問題提起だった。忘れられない光景がある。11年3月17日、東京電力福島第一原子力発電所の3号機に陸上自衛隊のヘリコプター2機が空から放水した。原発は冷却機能が損なわれ、水素爆発も起きていた。隊員たちにとって、放水は決死の行動でもあった。「わたしにもできる
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米国エネルギー省の研究施設「Pacific Northwest National Laboratory」(PNNL)の研究チームが開発した「A freeze-thaw molten salt battery for seasonal storage」は、電力をあまり失うことなく数カ月にわたって蓄えられるバッテリーだ。風力や太陽光といった再生可能エネルギーによる発電をいったん凍結し、数カ月後に放電する使い方ができる。 夏場の日照時間は冬場より長く、平均して多くの太陽光発電が行われる。他にも、太平洋岸北西部では雪が溶けて大きく膨らんだ川が一連の水力発電ダムに最大出力をもたらし、春から初夏にかけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く